「獣道一直線!!!」

ロームシアター京都メインホール 1階4列36番 脚本 宮藤官九郎 演出 河原雅彦 ねずみの三銃士、企画第4弾。なんとなくこういう企画ものって「3」で打ち止めみたいな気に勝手になっていたので「続くんかい!」とツッコミつつも楽しみにしておりました。今回は…

「真夏の夜の夢」

兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール 1階N列28番 原作 ウィリアム・シェイクスピア 潤色 野田秀樹 演出 シルヴィウ・プルカレーテ 言わずと知れたシェイクスピア原作の有名なこの作品を、野田秀樹さんが潤色・演出して上演したのが1992年。28年前…遠い目に…

「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」

字幕版が日本公開されたのが昨年でしたか、その時はタイミングが合わず涙をのんだのですが、なんと吹替え版となって超拡大再公開!!ありがとうございます!!もとはwebアニメとして公開されていて、この映画はその前日譚にあたるらしいのですが、そのあたり…

「『見えない/見える』ことについての考察」

森山未來くんのソロ公演。ジョセフ・サラマーゴの「白の闇」のリーディングに未來くんのパフォーマンスが重なり、さらにモーリス・ブランショの「白日の狂気」がメタテキストとして絡まってくるという構造。1回に入れる客の人数をかなり絞っていたと思いま…

「十月大歌舞伎 第二部」

歌舞伎座 1階10列29番 「双蝶々曲輪日記 角力場」。八月、九月に引き続き四部制、座席販売も一席おきを維持。勘九郎さんが白鸚さんと共演される第二部を拝見しました。コンスタントにかかる演目だし、勘九郎さんは中村座で同役をおやりになったことがあるけ…

「シカゴ7裁判」

アーロン・ソーキン監督・脚本!もともとはソーキンは脚本で参加しスピルバーグが監督する予定だった作品が、もろもろの理由で頓挫しスピルバーグは監督を降板。10年以上の歳月を経てNetflixオリジナルとしてソーキンが監督も兼任してようやく実現。1968年の…

「十二人の怒れる男」

シアターコクーン 1階Q列3番 作 レジナルド・ローズ 演出 リンゼイ・ポズナー レジナルド・ローズの脚本、シドニー・ルメット監督の手による同名の映画があまりにも有名なこの作品。法廷もの、密室劇の白眉中の白眉といっても過言ではない。私の父がこの作品…

「いきしたい」五反田団

こまばアゴラ劇場 全席自由 作・演出 前田司郎 五反田団の新作。コロナ禍のことではなく、個人的なことを書きたい、という作・演出の前田司郎さんの弁。ツイッターでフォロワーさんが激賛されていたのを見て、あわてて追加発売になったチケットを買いました…

「マティアス&マキシム」

グザヴィエ・ドラン監督・脚本・主演。ドランの地元であるカナダのケベックを舞台にした作品。幼馴染のマティアスとマキシムは、友人宅のパーティーで、家主の妹の自主映画に強引に出演させられ、そこでキスシーンを演じることになる。映画を見ているとき、…

「TENET テネット」

クリストファー・ノーラン監督新作!というだけで「待ってました!」感が映画館に満ち溢れる、それだけで相当すごいことですよね。新型コロナウイルス感染症の影響をもろに受けてしまい、公開が延期になったりしながらも全米ならびに世界各地で劇場公開に踏…

「幸せへのまわり道」

アメリカで放送されていた子供向け長寿番組「Mister Rogers' Neighborhood」の司会者フレッド・ロジャースと、彼を実際に取材したジャーナリストを描いた映画。原作はまさにその記者の書いた記事という、「実話を基にした物語」。監督はマリエル・ヘラー。原…

2020年8月の劇場(備忘録)

お友達とツイッターでやりとりしてたときに、「感染症対策としてこんなこともしてる、って話を具体的に出してもらう方が安心する、ガイドラインに沿ってます、ってだけじゃガイドラインの解釈がそれぞれすぎてあてにならない」ということを言われてはっとし…

「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

高校は勉学と自己研鑽の場であって、それに邁進するのみである、それを蔑んで笑う者たちはいつか自分の足元にひれ伏すのだ…と信じていた女子高生が、卒業前夜にその価値観をひっくり返されたらいったいどうするのか?邦題のとおり、「卒業前夜のパーティデビ…

「三谷幸喜のショーガール(Social Distancing Version)」

サンケイホールブリーゼ 2階I列7番 脚本・作詞・構成・演出 三谷幸喜 土曜日の朝、例によってベッドの中でうだうだしていたら、ツイッターのTLにブリーゼで今日「大地」2公演のあと「ショーガール」を公演する、とあって、あ~今日からなのか…って調べたら…

悪霊に挑戦や

ここんとこずーっと「井上の歌」が頭を回ってて、井上を劇場に置き換えて替え歌を考えてしまったので深夜であることをいいことにそっと放流します。 ねんのため、井上の歌っていうのはこれです(10:00あたりから)。 演劇 「悪霊 '01~下女の恋」(終盤:米…

「八月花形歌舞伎」

第四部「与話情浮名横櫛」 歌舞伎座 1階5列36番 幸四郎さんの与三郎、児太郎さんのお富で。幸四郎さんの与三郎、初めて拝見しましたが、はまらないわけないよねと思ってたし、また児太郎さんのお富がメッチャいい!!いやーこれは血だよねって言わせてほしい…

「赤鬼」

東京芸術劇場シアターイースト 全席自由 作・演出 野田秀樹 当日券で拝見しました。14時開演の場合、10時から12時半までのあいだに整理番号配布、12時50分に当選番号発表(webで見られる)、13時から販売。キャンセル待ち番号の人は開演10分前に集合してキャ…

「大地」

PARCO劇場 D列12番 作・演出 三谷幸喜 パルコ劇場リニューアルオープニングシリーズのうちの一作で、三谷幸喜さんの新作。これでもか!と音がしそうなほど豪華なキャストを揃え、チケットももちろん即完売…のところ、新型コロナウイルスの影響を受けいったん…

「ドクター・ドリトル」

タイトルロールをロバート・ダウニー・Jrがつとめ、動物たちの「声の出演」に文字通り「綺羅星のごとく」スターが集まった「ドリトル先生」の実写映画。監督はスティーヴン・ギャガン。もともとが児童書なので、あえてそういうテイストを狙っているのかなと…

「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」

原題はLittle Womanと原作そのまま。しかし、これを最初に「若草物語」と翻訳したひとはすごいね。もはや、これ以外のタイトルは日本では考えられない。だから映画の邦題にも「若草物語」を引っ張るのは当然だし、しかしこの映画自体は「若草物語」そのまま…

はなれても はなれても

5月末から6月にかけて配信・放送されたWOWOW製作のリモートドラマ「2020年 五月の恋」、みなさまもうご覧になりましたか。WOWOWに加入していなくても、youtubeで期間限定無料配信中なので、誰でも、どこでも見ることができます。1話15分×4話なので、通勤時間…

そこにギョーカイはあるのかい

正直何から書いていいのかわからんというか、毎日毎日何かがある(誰かがなんか言う)のでそれに右往左往していて、右往左往した挙句疲れ果てもういいや寝よ…となる毎日。でも何も書かずにためこんだままだと身体に悪いような気がしてくるのでいちおう、一人…

12人の優しい日本人を読む会を見る会

GW突入と同時、4月29日にSNSで告知されたこのニュース。緊急告知です!劇団の戦友近藤芳正、こんちゃんの呼びかけで、東京サンシャインボーイズの代表作『12人の優しい日本人』を5月6日にネットで読みます!是非繋がって!!https://t.co/JZRkzWnxHF— 相島…

あなたの人生の同僚

フィフティ・ピープル (となりの国のものがたり1)作者:チョン・セラン発売日: 2018/09/28メディア: 単行本(ソフトカバー)テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行さんがおすすめされていて、気になっていたのでこの連休に読む候補として買っておいた本。 ひ…

「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」

DCエクステンデッドユニバース作品、監督はキャシー・ヤン。時系列としては「スーサイド・スクワッド」のあと、ハーレイ・クインがジョーカーと別れてからの物語を描いています。ハーレイ・クインはもちろん、マーゴット・ロビーが続投。完全なるガールズ・…

「チャーリーズ・エンジェル」

何を隠そうテレビシリーズも(再放送だったかもしれないけど)好きで見ていた世代です…チャーリーズ・エンジェルと特攻野郎Aチームとナイトライダーが私の海外ドラマ原点かもしんない。ザ・時代。チャーリーズ・エンジェルは以前キャメロン・ディアス、ドリ…

どうかあなたも生き抜いて

野田さんが言ってくれた、という気持ちと、 野田さんに言わせてしまった、という両方の気持ちがある。「今般の社会情勢に鑑み」、演劇やライヴやスポーツイベントや、その他さまざまなものが中止・延期の事態になっている。わたしもすでに手持ちのチケットが…

「FORTUNE」

森ノ宮ピロティホール V列29番 作 サイモン・スティーヴンス 演出 ショーン・ホームズ 脚本は「ハーパー・リーガン」「夜中に犬に起こった奇妙な事件」のサイモン・スティーヴンス、演出はショーン・ホームズ。なんとサイモン・スティーヴンスの新作を本国英…

「二月大歌舞伎 昼の部」

歌舞伎座 1階3列28番 二月の昼の部は十三世片岡仁左衛門追善興行として、当代仁左衛門さまが菅丞相をおつとめになる菅原伝授手習鑑の半通し。なんと!わたくし、加茂堤から筆法伝授、道明寺まで、すべて初見でござる!観たことなかったんかい!なかったんだ…

「1917 命をかけた伝令」

サム・メンデス監督作品。今年のアカデミー賞で撮影賞ほかを受賞。撮影はあのロジャー・ディーキンスだよ!14回目のノミネートでようやくオスカー受賞叶ったのも記憶に新しいところだけど、今までごめんやでといわんばかりの連続受賞マジでおめでとうござい…