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「THE BEE 日本版」NODAMAP番外公演

シアタートラム 作・演出 野田秀樹 見終わったあと、ああ・・・これロンドン版も観なくちゃいけないのか・・・と思わずげっそりするほどトゥーヘヴィーな作品でした。ダメだったんじゃなくて、むしろ作品として良すぎて、「悪夢」があまりにも「良くでき」過ぎて、…

「ロープ」NODAMAP

シアターコクーン P列9番 作・演出 野田秀樹 *完全ねたばれです。未見の方は是非回避を。台詞バレも含みます。

NODAMAP待望の新作

いつもうちのサイトのBBSに最速情報を書き込んで下さるMDさまに情報を頂きました!コクーンでチラシが出ていたそうです。ありがとうございますーーー! 野田地図第12回公演「ロープ」 2006年12月5日〜2007年1月31日 Bunkamuraシアターコクーン キャスト/宮…

「白夜の女騎士」

シアターコクーン 2階C列1番 作 野田秀樹 演出 蜷川幸雄 遊眠社時代の上演は、VTRで見たもののみ。 「パンドラの鐘」は実は蜷川さんが演出した方が好きだったんですね。野田さんが演出すると、どこかに「絵空事」な感じがあってそれが独特の美しさに繋が…

「贋作・罪と罰」千秋楽

行ってきました。ステージサイドXD列で観劇。やっぱりこれは両サイド観て正解かなーという感じでした。同じ芝居だけど、視点が真裏になるってすごく新鮮な体験。 楽日、しかも3ヶ月弱に渡った舞台となると千秋楽ってグダグダになりがちですけども、そんな…

「贋作・罪と罰」NODAMAP

シアターBRAVA! 1階K列6番 作・演出 野田秀樹 初日開いてもう2ヶ月ですよ!長かった。長すぎてもう自分がまだ観てないのに観た気になるほどだった。舞台正面側下手4列目より観劇。演出が格段に洗練されているなと感じました。光と影の使い方がすごく心…

NODAMAP「贋作・罪と罰」再演決定

NODAMAP公式サイトにアナウンス出ました! 東京では1年ぶり、大阪では「オイル」以来、約3年ぶりとなるNODA・MAP本公演が決定。 1995年にNODA・MAP第2回公演として発表された「贋作・罪と罰」が、初演から10年のときを経て上演されます! *東京公…

「走れメルス」  NODAMAP

シアターコクーン XA列10番 作・演出 野田秀樹 久々に、なにをどう掴んでも掴みきれない野田ワールドを堪能、という感じでした。まったく見たことのない昔の作品でしたので、個人的には新作を見る気持ちでわくわく。「わかる」ということはまったく期待…

「赤鬼」NODAMAP

シアターコクーン O列11番 作・演出 野田秀樹 芝居を見に行くと大抵「アンケート」なんてものがあって、それに住所を書いたり名前を書いたりしておくと次の公演の案内が来たりしてお得だし、いい芝居だったらひとこと何か伝えたくなるし、だから終演後の…

「透明人間の蒸気」

新国立劇場中劇場 作・演出 野田秀樹 劇団で初演された91年から13年ぶりの再演。透明人間となってしまった詐欺師の男と、砂の響きをたよりに生きる目の見えない女との出会いの中に、物騒な番台と20世紀を詰め込んだお話。うーんうーん。なんなんだろう…

「オイル」 NODA・MAP

近鉄劇場 P列4番 作・演出 野田秀樹 芝居を観るまで一切の感想・ネタばれ・その他諸々を必死で回避していたので、ネットに渦巻いている(であろう)評価も中傷も絶賛も揶揄も見たわけではないが、おそらく非常に感想の分かれる作品なのではないかなあと思…

「売り言葉」

スパイラルホール 55番 作・演出 野田秀樹 配られた小さなパンフレットの中で野田さんが書いていらしゃるように,「狂人」というものを舞台の上にのせるのは一種の賭だと思うわけです。やはりどうしたって「演じている」感というのは消えないものだとも思…

「野田版 研辰の討たれ」

歌舞伎座 2階への3番 脚色・演出 野田秀樹 納涼歌舞伎ってことなら勢獅子も入るんでしょうが、今回はあくまで研辰メインってことで(笑)なんかもう、すごく書きたいことが沢山ある。あるんだけど、でもとにかく面白かった!とても、とても、とても!!!…

「贋作・桜の森の満開の下」

新国立中劇場 4列39番 作・演出 野田秀樹 ちょうど先日発売になったばかりの、ユリイカの総特集野田秀樹号に野田さんの演出ノートが載っていて、今回の「桜」のノートにこう書かれている部分がある。 「耳男と夜長姫の桜吹雪の中の”舞い”とでも呼んでよい…

「2001人芝居」  NODA MAP

スパイラルホール 221番 作・演出・出演 野田秀樹 もしかしたら、この世界には野田秀樹という作家と演出家と役者がいれば充分で、それだけでもう事足りているのではないかと思わせるような舞台。「何をやってもダメだったけれど、何をやっても楽しかった…

「農業少女」  NODA MAP番外公演

近鉄アート館 G3列9番 作・演出 野田秀樹 「これは、農業が東京を、偏に愛した物語である。」今年度、ぶっちぎりのベスト1。これ。これなのよ。こういうものが観たくて芝居を観続けているのよ。どうしようもなく、切なく、切ない物語。百子を愛したヤマ…

「カノン」  NODA MAP

近鉄劇場 J列36番 作・演出 野田秀樹 基本的に前評判やネタばれの知識を入れないで芝居を観ることを旨としているのですが、まあ、こんだけ初日から間があったらそういうわけにもいかず。しかもネット上での評判がそれほど良くなかったのですな・・・。そ…

「パンドラの鐘」  NODA MAP

世田谷パブリックシアター 2階A列29番 作・演出 野田秀樹 こういうものに優劣はなく勝敗なんてつけようがないと言うのは重々承知の上ですがそれでもやはり言わせていただきましょう。野田さんだってこれは勝負だって言ってるし。 このパンドラ勝負、蜷川…

「パンドラの鐘」

シアターコクーン F列14番 作 野田秀樹 演出 蜷川幸雄 何から書いていいのやら、わからん。とにかく凄いとしか言いようがない。凄いものを見たとしかいいようがない。そんな感じだ。この「鐘」の秘密を、ついうっかり雑誌のインタビューで知ってしまった…

「半神」  NODA MAP

シアターコクーン 1階B列9番 原作・脚本 萩尾望都 脚本・演出 野田秀樹 何遍も何遍もビデオを見た、愛しの作品。NODA MAPで再演すると聞いたときホントにショックだった・・・。先生役を勝村さんがやるって聞いただけで泣けてきたほど。(もちろん…

「Right eye」NODAMAP番外公演

シアタートラム B列8番 作・演出 野田秀樹 野田MAP番外編、私にとっては本編、の公演。今回も少人数な3人芝居で野田さん、吹越さんに牧瀬里穂。牧瀬には飛龍伝のつらーい思い出があったのだが、今回は思った以上の好演でした。野田マジック?まあ周り…

「ローリング・ストーン」  NODA MAP

シアターコクーン 中2階 ML列16番 作・演出 野田秀樹 どうなんでしょうこれって(笑)ってのっけから言ってどうするって感じですが。野田さんらしいといえば野田さんらしいんですけど・・・・・あの・・・・ごめんちょっと訳ワカランかった。登場人物を…

「キル」   NODA MAP

近鉄劇場 J列32番 作・演出 野田秀樹 NODA MAP旗揚げの再演ですが、生は初めて。何でも、堤さんの体が動くうちに、また野田さんが子供役できるうちに、ということで今回の再演になったそうです。前回、シルクで凄い力を見せてくれた羽野晶紀ちゃんの代わ…

「赤鬼」 NODAMAP番外

パルコスペースパート3 C3列10番 作・演出 野田秀樹 待ってました。待ってましたよこれを!いやー本当に素晴らしかった!とても野田さん絡みとは思えない小さな小さなコヤで、でもそのせいか舞台と客席に凄くいい緊張感があった。本当に芝居にのめり込…

「TABOO」 NODAMAP

シアターコクーン 2階C列1番 作・演出 野田秀樹 圧倒的な集客数を誇るNODAMAP。にもかかわらず!これ関西公演なかったのよ。ひ−どーいー。でもまあ一応いきましたけどね!しかしまあ、毎回毎回どんどんキャストが豪華になってきてて、唐沢さんに篠井姫、…

「贋作・罪と罰」  NODA・MAP

近鉄劇場 O列4番 作・演出 野田秀樹 野田MAPの旗揚げ公演「キル」を海外旅行中で観れなかったので(ビデオのみ)、実質初お目見え。芝居とはまったく関係ないけど、ちょうど第三舞台の大阪公演と重なって、下の近小で第三舞台、上で遊眠社ならぬ野田M…

「虎〜野田秀樹の国姓爺合戦〜」

日生劇場 1階XB列32番 作・演出 野田秀樹 日生劇場で毎年やっているプロデュース公演。働きだしてお金もできたので、キャスト(大竹しのぶ、古田新太、白石加代子)に魅力もあったし久々に東京まで繰り出してみました。けど・・・・う、うーん、なんか…

「ゼンダ城の虜」  夢の遊眠社

近鉄劇場 J列13番,F列27番 作・演出 野田秀樹 小劇場界の旗手、押しも押されもせぬ第三世代のリーダー、17年間、常に刺激的な舞台を創りあげてきた、劇団・夢の遊眠社の解散公演。解散公演の作品は、野田秀樹さんのお気に入りである本作が選ばれま…

「贋作・櫻の森の満開の下」 夢の遊眠社

中座 1階ヌ列3番 作・演出 野田秀樹 中座の前にかかった「夢の遊眠社」の看板を見て、何故だか泣けてしまった。前回の南座公演と同じく、また芝居にはまった小屋だったので安心した覚えがあります。初演が素晴らしかったのは大抵再演がっかりするんですが…

「透明人間の蒸気」  夢の遊眠社

新神戸オリエンタル劇場 1階L列06番 作・演出 野田秀樹 段田安則さん・円城寺あやさんの看板役者コンビが復活し、また野田さんの久々のオリジナル新作ということもあって期待大!だったんですが、はっきし言ってずっこけました。確かによくできた脚本だ…