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「俺節」

オリックス劇場 3階8列39番 作・演出 福原充則 原作未読。関ジャニの安田章大くんが主演ということで、まーこれはチケット取れない案件ですよねーと流していたんですが、東京公演の幕が開いたら相次ぐ絶賛評に、そ、そんなに〜!?と気になってしまうシアタ…

「無休電車」劇団鹿殺し

シアターブリーゼ P列23番 作 丸尾丸一郎 演出 菜月チョビ 2013年初演。「電車は血で走る」の5年後を描いています。前作の最後でもう一度夢を、と立ち上がったけど、結局のところ生活に追われ、そして創立メンバーが不慮の事故で亡くなってしまう…「電車…

「電車は血で走る」劇団鹿殺し

シアターブリーゼ Q列15番 作 丸尾丸一郎 演出 菜月チョビ 鹿殺し初見!もちろん名前はずいぶん前から承知しておりましたが、なかなか最初の一歩を踏み出すきっかけがなくここまで引っ張ってしまいました。今回、劇団の代表作を2本一挙同時上演!というこ…

「黒塚家の娘」

シアタートラム F列2番 作 北村想 演出 寺十吾 SISカンパニーの主催公演で「日本文学シアター」と銘打たれたシリーズの4作目。今回はタイトルの通り、「黒塚」が題材になっています。「黒塚」は歌舞伎で見たことがあるのと、あと木ノ下歌舞伎で上演したも…

「天の敵」

東京芸術劇場シアターイースト C列13番 作・演出 前川知大 面白かったです!!!このあと東京公演少し残して大阪公演があるのかな。機会がある方には是非にとおすすめしたい。見る予定の方は見てから感想を読んで下さるとうれしい。人間の体は日々食べるも…

「クヒオ大佐の妻」

東京芸術劇場シアターウエスト E列10番 作・演出 吉田大八 映画監督吉田大八さんの作・演出。吉田さんは「クヒオ大佐」という映画をすでに撮っていらっしゃいますが、今回は「クヒオ大佐の妻」。吉田大八さんといえば私にとってはまず映画「桐島、部活やめ…

「ディファイルド」

サンケイホールブリーゼ 2階2D列22番 作 リー・カルチェイム 演出 鈴木勝秀 この戯曲は2004年の、大沢たかおさんと長塚京三さんのコンビ、スズカツさんの演出で上演されたものを観ています。今回は戸塚祥太さんと勝村さんの顔合わせ。かっちゃんの芝居…

「ザ・空気」二兎社

滋賀県立芸術劇場中ホール 2LA列1番 作・演出 永井愛 久しぶりの二兎社。いつも高レベルの芝居を見せてくれるという安心感があるのになぜかタイミングが合わない…というのは言い訳ですね! タイトルの「ザ・空気」の空気はまさに「空気を読む」の空気。「空…

「あたらしいエクスプロージョン」

浅草九劇 C列13番 作・演出 福原充則 新しくできた浅草にある劇場「浅草九劇」こけら落としでベッド&メイキングスの新作!3月のきつきつのスケジュールの中がんばって行ってきました。新しい劇場なので、トイレが少ないとかロビーが狭いとかいう前情報にど…

「なむはむだはむ」

東京芸術劇場シアターウエスト F列13番 つくってでる人 岩井秀人・森山未來・前野健太 野田さんの「子どもの書いた台本を演劇にすることはできないだろうか?」という発案をハイバイの岩井さんが受けて具現化。一緒にプロジェクトを立ち上げたのは森山未來…

「お勢登場」

シアター・ドラマシティ 21列39番 作・演出 倉持裕 江戸川乱歩の短編を再構成した舞台。「お勢登場」「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「二廃人」「押絵と旅する男」「木馬は廻る」「赤い部屋」「一人二役」の8本の短編から構成されています。普段、芝居を観る…

「陥没」

森ノ宮ピロティホール L列16番 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 「東京月光魔曲」「黴菌」に続く、ケラさんの描く「昭和三部作」。「黴菌」を見逃していますので、三部を通したトータルの空気はわからないんですけど、「陥没」というタイトルと、「東…

「皆、シンデレラがやりたい。」

本多劇場 M列16番 作・演出 根本宗子 「シンデレラになりたい」ではない。シンデレラ「が」「やりたい」。このタイトルが、まずうまい。めちゃくちゃ面白かったです!物語は世間から「いい年をした」と言われてしまう年齢の女性3人が、アイドルの追っかけを…

「隅田川・娘道成寺」木ノ下歌舞伎

アトリエ劇研 全席自由 演出 きたまり/白神ももこ・杉原邦生・木ノ下裕一 木ノ下歌舞伎がきたまりさん、白神ももこさんと組んだ舞踊劇。それぞれ40分程度の幕です。あらすじは知っていても実際の舞台を見たことがない隅田川と、娘道成寺ではやっぱり入って…

「ギア」

京都ART COMPLEX1928 2階6列15番 演出 オン・キャクヨウ 今の家に引っ越してきたころに京都のART COMPLEXでロングラン公演やっているノンバーバルなパフォーマンスがあるんだよってのはどこかで見ていて(シアターガイドの記事だったかな〜)、折角近くに住…

「ワレワレのモロモロ・東京編」ハイバイ

アトリエヘリコプター 全席自由 構成・演出 岩井秀人 「それぞれに起こった『こいつはヒデーぜ!』という話をつないだオムニバス作品。オムニバス大好き!みんなもっとやればよいのに。とはいえ、いい短編を書くのはいい長編を書くより難しそう(私見)なの…

「エノケソ一代記」

世田谷パブリックシアター 作・演出 三谷幸喜 「日本の喜劇王」エノケンこと榎本健一。そのエノケンの全盛期には彼の名をかたる…いや、彼の名に乗っかる「ニセモノ」がたくさんいたという。そのニセモノの中のひとりに「エノケソ」を名乗り全国で興行を打つ…

「大パルコ人3 ステキロックオペラ サンバイザー兄弟」

森ノ宮ピロティホール J列7番 作・演出 宮藤官九郎 パルコ×宮藤さんのロックオペラシリーズも第3弾。今回は音楽に怒髪天の上原子さん、主演に同じく怒髪天の増子さんを迎えるという、変化球!?それともロックオペラ的にはこっちが王道!?な新作。宮藤さ…

「はたらくおとこ」阿佐ヶ谷スパイダース

IMPホール B列15番 作・演出 長塚圭史 初演の感想こちら。阿佐スパ名義に限らず、長塚さんの手がけた中で一番好きな作品です。どれぐらい好きって、ちょうど10年前に選んだ「この10年のこの10本」で選んでいるくらい。男性陣は初演キャストが全員顔をそろえ…

「かもめ」

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール 1L列20番 作 アントン・チェーホフ 演出 熊林弘高 アルカージナに佐藤オリエさん、ニーナに満島ひかりさん、山路和弘さんに田中圭さんに中島朋子さんに坂口健太郎さんに…とまあ、豪華な顔ぶれ。そういえば、ケラさ…

「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」

兵庫県立芸術センター中ホール 1階Q列4番 作・演出 前川知大 奇ッ怪シリーズも第三弾。今回の題材は遠野物語。日本によく似たどこかの世界、近未来におこるかもしれない(おこらないかもしれない)出来事のなかで語られる「物語」の意味。冒頭の山内さん(…

「勧進帳」木ノ下歌舞伎

京都芸術劇場春秋座特設客席 全席自由 演出 杉原邦生 監修 木ノ下裕一 基本的には歌舞伎の「勧進帳」をなぞるところはもちろん、音楽の使い方やシンプルなセットが私が最初に木ノ下歌舞伎を観た「黒塚」のスタイルに近く、もとの舞台を知っているからこその…

「クレシダ」

サンケイホールブリーゼ E列27番 作 ニコラス・ライト 演出 森新太郎 タイトルからしてシェイクスピア、トロイラスとクレシダのスピンオフ(ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ的な)かなーと勝手に思い、なんとなく、ま、今回は見送りで…と思っ…

「来てけつかるべき新世界」ヨーロッパ企画

ABCホール K列15番 作・演出 上田誠 凄く久しぶりのヨーロッパ企画!いやー新世界でした。A NEW WORLDではなく、あくまで「SHIN-SEKAI」。ディープな大阪においてもなおディープな、トップオブディープ大阪な新世界。そんなSHIN-SEKAIに迫り来るNEW WORLDを…

「治天ノ君」劇団チョコレートケーキ

伊丹AI HALL 全席自由 脚本 古川健 演出 日澤雄介 第21回読売演劇大賞において、作品賞、優秀賞、男優賞、女優賞すべてで優秀賞に名前を残しており、作品が選考委員特別賞を受賞した「治天ノ君」。私はこの時初めてこの劇団名を知りました。ここまでの圧倒的…

「キンキーブーツ」

オリックス劇場 1階14列64番 脚本 ハーヴェイ・ファイアスティン 演出 ジェリー・ミッチェル 来日版と国内版が相前後してかかるよー国内版は三浦春馬くんが出るよーって最初のアナウンスがあって、あのできる子春馬くんなら相当ハマるだろうなーと思いつつ、…

「BENT」

京都劇場 S列17番 作 マーティン・シャーマン 演出 森新太郎 今までいろんなキャスト、いろんな演出家で上演されていると思うんですけど、この作品を拝見するの、実は初めて。映画にもなってましたが、そちらも未見。ベルリンで享楽的な生活を送っていたマ…

「8月の家族たち」

森ノ宮ピロティホール V列24番 作 トレイシー・レッツ 上演台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 「三姉妹ものに目がない」ケラさんが「他人の戯曲で演出してみたいもの」として白羽の矢を立てたのがこの作品。映画は日本でも公開されていましたが、…

「太陽」イキウメ

ABCホール A列6番 作・演出 前川知大 2年前に蜷川さんの演出で「太陽2068」として上演されていましたね。イキウメの公演は初見!いやー、もちろんこの作品に限らず、演出家が変われば作品の手触りが違ってくるのは当たり前ですが、前川さんと蜷川さんは演出…

「夢の劇」

兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール K列3番 構成・演出 白井晃 台本 長塚圭史 大学時代の友人と昨年暮れに会った時に、実は田中圭さんにめちゃくちゃずっぱまっていて、旦那に内緒でDVDやら雑誌やらを集めまくっているのだ…みたいな話になり、そんな好…

「裸に勾玉」MONO

ABCホール G列17番 作・演出 土田英生 MONO新作。前回公演は見のがしてしまいましたが、毎回しっかり地方公演日程を組んでくださるおかげでわりと継続して拝見させて頂けています。今回の舞台は弥生時代で、どうやら周囲からは変わり者と敬遠されている不思…

「ETERNAL CHIKAMATU-近松門左衛門「心中天網島」より-」

シアタードラマシティ 12列30番 作 谷賢一 演出 デヴィッド・ルヴォー タイトル通り、近松の「心中天網島」を下敷きに、現代に生きるもうひとりの「小春」の姿を描く物語。面白かったです。こういうのはタイミングを呼ぶというのか、つい先日最終回を迎えたN…

「TOUCHABLES」ホルマリン兄弟

メイシアター か列25番 作・演出 後藤ひろひと 公演直前にツイッターで後藤大王と久保田さんのインタビューが流れてきて「あっこんなのやるのか!」と知った次第。メイシアターとかちょう久しぶりすぎて懐かし死するところでした…学生時代以来じゃないか…メ…

「夫婦」ハイバイ

東京芸術劇場シアターイースト D列8番 作・演出 岩井秀人 初日に拝見。とても混乱する面白い芝居でした。「て」や「ヒッキー」のシリーズでも描かれた、岩井秀人さんの「家庭の事情」が描かれた作品で、今回は「父の死」が大きな題材のひとつになっている。"…

「ラインの向こう」劇団チョコレートケーキwithバンダ・ラ・コンチャン

すばるホール H列22番 脚本 古川健 演出 日澤雄介 劇団チョコレートケーキと近藤芳正さん率いるユニット「バンダ・ラ・コンチャン」がタッグを組んだ公演。ラインとは国境のことであり、もし日本が南北に分断された国家だったら、という架空の設定が物語の出…

「才原警部の終わらない明日」

シアタードラマシティ 16列33番 作・演出 福田雄一 堤さんを筆頭に小池栄子さん、勝地くん、鈴木浩介さんなどなど、好き&豪華な役者陣を揃えたSISのプロデュース公演。もちろん笑ったし、まあ楽しかったのだけど、しかし私はこういうものを見たかったんだろ…

「ツインズ」

パルコ劇場 I列7番 作・演出 長塚圭史 パルコに長塚圭史が帰ってきた!という煽り、キャストに古田新太や吉田鋼太郎を迎えて、というとやはりかつての「ラストショウ」や「SISTERS」を彷彿とさせますし、制作側としてはもちろんそこは意図したところだった…

「死刑執行中脱獄進行中」

シアタードラマシティ 23列19番 構成・演出・振付 長谷川寧 すいません、これについては感想を書く資格がございません。そんなに疲れてたとも思ってなかったんですけど、うーん、半分ぐらい、落ちてしまいました…。つまらなかったというわけではまったくない…

「熱海殺人事件」

紀伊國屋ホール D列5番 作 つかこうへい 演出 いのうえひでのり 2015年下半期の私にとっての目玉。風間さんの木村伝兵衛、平田さんの熊田留吉、そしていのうえさんの演出。劇場はもちろん、紀伊國屋ホール。長いこと芝居を観ていると、とうぜん自分が「間に…

「残酷歌劇 ライチ☆光クラブ」

AiiA 2.5 Theater Tokyo 5列17番 脚本 丸尾丸一郎 演出 河原雅彦 感想を書く前に原作者の名前をちゃんと確認しなきゃ…と思ってwiki見たらこれ、そもそもの原作の原作は東京グランギニョルの舞台なんですね!知らなかった。もちろんグランギニョルの舞台は見…

「バグダッド動物園のベンガルタイガー」

新国立劇場小劇場 B2列1番 作 ラジヴ・ジョセフ 演出 中津留章仁 イラク戦争まっただ中のバグダッドで、酔ったアメリカ兵がエサをやろうとしてトラに手を噛まれ、あわてて撃ち殺した…という実話から着想を得て描かれた物語だそうです。トラを撃った兵士はそ…

「七年ぶりの恋人」ウーマンリブ

シアタードラマシティ 2列25番 作・演出 宮藤官九郎 「七人の恋人」「七人は僕の恋人」に続く第三弾。そして、私はこの前の2作品を観ているのだが、おそろしいほどに覚えていない!これは加齢ですか。加齢ですね。しかし、宮藤さんほどのひとになると、もは…

「HEADS UP!」

兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール Q列17番 脚本 倉持裕 原案・作詞・演出 ラサール石井 正直、まったく観劇の予定に入ってませんでした。そもそも「ミュージカル」というだけで第1リストから落ちちゃう私ですのでそこはしょうがないんですけど、KAAT…

「大逆走」

森ノ宮ピロティホール U列24番 作・演出 赤堀雅秋 作中で登場人物が「意味を求めるな」といったような意味の台詞を何度か口にし、赤堀さん自身も今回は戯曲の完成度というところとは別で作りたいものがあったようですが、しかし「意味を求めるな」という…

「語る室」イキウメ

ABCホール I列17番 作・演出 前川知大 「常識でははかりしれないこと」に出遭ってしまった時、人間はどうするのか。毎回SF(すこし 不思議)な作品を手がけるイキウメ、今回は神隠しでもあり、一方通行のタイムトラベルでもあり。先だって上演されていた「カ…

「NINAGAWAマクベス」

シアターコクーン XC列10番 作 W・シェイクスピア 演出 蜷川幸雄 1980年初演、18年ぶりの再演。わたしは初見です。まず最初に、再演して下さってありがとうございますと心から言いたい。蜷川さんの手によるこの舞台を実際に拝見することができてよかった。…

「タンゴ・冬の終わりに」

パルコ劇場 A列13番 作 清水邦夫 演出 行定勲 堤さんの清村盛で見たのがもう9年前ですか…。個人的には今までの蜷川演出作品の中でもベストと言えるぐらい好きな作品ですし、今回のパルコでの上演は楽しみでもあり、演出家が変わってどのような作品になるのか…

「心中天の網島」木ノ下歌舞伎

アトリエ劇研 全席自由 作 近松門左衛門 監修・補綴 木ノ下裕一 演出 糸井幸之介 近松の「心中天網島」を木ノ下歌舞伎が音楽劇で描き出すということで、京都公演の初日に行ってきました。個人的に、すごおおおくのめり込んで観た場面と、さーっと引き潮のよ…

「ロミオとジュリエット」子供のためのシェイクスピア

びわ湖ホール中ホール K列14番 作 W・シェイクスピア 脚本・演出 山崎清介 このカンパニーの確か第1回公演がロミジュリでしたよね。私は拝見していませんが、でもそのときは演出も加納幸和さんだったし、おそらくまったくちがった作品だったんではないか…

「ウーマン・イン・ブラック」

パルコ劇場 X列15番 原作 スーザン・ヒル 脚色 スティーブン・マラトレット 演出 ロビン・ハ−フォ−ド 斎藤晴彦さんと上川隆也さんの組み合わせで上演したのを一度拝見しています。その時もね、ほんとこわかった、こわかったんだよなあ。今回、なんと斎藤晴…