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「裸に勾玉」MONO

ABCホール G列17番 作・演出 土田英生 MONO新作。前回公演は見のがしてしまいましたが、毎回しっかり地方公演日程を組んでくださるおかげでわりと継続して拝見させて頂けています。今回の舞台は弥生時代で、どうやら周囲からは変わり者と敬遠されている不思…

「ETERNAL CHIKAMATU-近松門左衛門「心中天網島」より-」

シアタードラマシティ 12列30番 作 谷賢一 演出 デヴィッド・ルヴォー タイトル通り、近松の「心中天網島」を下敷きに、現代に生きるもうひとりの「小春」の姿を描く物語。面白かったです。こういうのはタイミングを呼ぶというのか、つい先日最終回を迎えたN…

「TOUCHABLES」ホルマリン兄弟

メイシアター か列25番 作・演出 後藤ひろひと 公演直前にツイッターで後藤大王と久保田さんのインタビューが流れてきて「あっこんなのやるのか!」と知った次第。メイシアターとかちょう久しぶりすぎて懐かし死するところでした…学生時代以来じゃないか…メ…

「夫婦」ハイバイ

東京芸術劇場シアターイースト D列8番 作・演出 岩井秀人 初日に拝見。とても混乱する面白い芝居でした。「て」や「ヒッキー」のシリーズでも描かれた、岩井秀人さんの「家庭の事情」が描かれた作品で、今回は「父の死」が大きな題材のひとつになっている。"…

「ラインの向こう」劇団チョコレートケーキwithバンダ・ラ・コンチャン

すばるホール H列22番 脚本 古川健 演出 日澤雄介 劇団チョコレートケーキと近藤芳正さん率いるユニット「バンダ・ラ・コンチャン」がタッグを組んだ公演。ラインとは国境のことであり、もし日本が南北に分断された国家だったら、という架空の設定が物語の出…

「才原警部の終わらない明日」

シアタードラマシティ 16列33番 作・演出 福田雄一 堤さんを筆頭に小池栄子さん、勝地くん、鈴木浩介さんなどなど、好き&豪華な役者陣を揃えたSISのプロデュース公演。もちろん笑ったし、まあ楽しかったのだけど、しかし私はこういうものを見たかったんだろ…

「ツインズ」

パルコ劇場 I列7番 作・演出 長塚圭史 パルコに長塚圭史が帰ってきた!という煽り、キャストに古田新太や吉田鋼太郎を迎えて、というとやはりかつての「ラストショウ」や「SISTERS」を彷彿とさせますし、制作側としてはもちろんそこは意図したところだった…

「死刑執行中脱獄進行中」

シアタードラマシティ 23列19番 構成・演出・振付 長谷川寧 すいません、これについては感想を書く資格がございません。そんなに疲れてたとも思ってなかったんですけど、うーん、半分ぐらい、落ちてしまいました…。つまらなかったというわけではまったくない…

「熱海殺人事件」

紀伊國屋ホール D列5番 作 つかこうへい 演出 いのうえひでのり 2015年下半期の私にとっての目玉。風間さんの木村伝兵衛、平田さんの熊田留吉、そしていのうえさんの演出。劇場はもちろん、紀伊國屋ホール。長いこと芝居を観ていると、とうぜん自分が「間に…

「残酷歌劇 ライチ☆光クラブ」

AiiA 2.5 Theater Tokyo 5列17番 脚本 丸尾丸一郎 演出 河原雅彦 感想を書く前に原作者の名前をちゃんと確認しなきゃ…と思ってwiki見たらこれ、そもそもの原作の原作は東京グランギニョルの舞台なんですね!知らなかった。もちろんグランギニョルの舞台は見…

「バグダッド動物園のベンガルタイガー」

新国立劇場小劇場 B2列1番 作 ラジヴ・ジョセフ 演出 中津留章仁 イラク戦争まっただ中のバグダッドで、酔ったアメリカ兵がエサをやろうとしてトラに手を噛まれ、あわてて撃ち殺した…という実話から着想を得て描かれた物語だそうです。トラを撃った兵士はそ…

「七年ぶりの恋人」ウーマンリブ

シアタードラマシティ 2列25番 作・演出 宮藤官九郎 「七人の恋人」「七人は僕の恋人」に続く第三弾。そして、私はこの前の2作品を観ているのだが、おそろしいほどに覚えていない!これは加齢ですか。加齢ですね。しかし、宮藤さんほどのひとになると、もは…

「HEADS UP!」

兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール Q列17番 脚本 倉持裕 原案・作詞・演出 ラサール石井 正直、まったく観劇の予定に入ってませんでした。そもそも「ミュージカル」というだけで第1リストから落ちちゃう私ですのでそこはしょうがないんですけど、KAAT…

「大逆走」

森ノ宮ピロティホール U列24番 作・演出 赤堀雅秋 作中で登場人物が「意味を求めるな」といったような意味の台詞を何度か口にし、赤堀さん自身も今回は戯曲の完成度というところとは別で作りたいものがあったようですが、しかし「意味を求めるな」という…

「語る室」イキウメ

ABCホール I列17番 作・演出 前川知大 「常識でははかりしれないこと」に出遭ってしまった時、人間はどうするのか。毎回SF(すこし 不思議)な作品を手がけるイキウメ、今回は神隠しでもあり、一方通行のタイムトラベルでもあり。先だって上演されていた「カ…

「NINAGAWAマクベス」

シアターコクーン XC列10番 作 W・シェイクスピア 演出 蜷川幸雄 1980年初演、18年ぶりの再演。わたしは初見です。まず最初に、再演して下さってありがとうございますと心から言いたい。蜷川さんの手によるこの舞台を実際に拝見することができてよかった。…

「タンゴ・冬の終わりに」

パルコ劇場 A列13番 作 清水邦夫 演出 行定勲 堤さんの清村盛で見たのがもう9年前ですか…。個人的には今までの蜷川演出作品の中でもベストと言えるぐらい好きな作品ですし、今回のパルコでの上演は楽しみでもあり、演出家が変わってどのような作品になるのか…

「心中天の網島」木ノ下歌舞伎

アトリエ劇研 全席自由 作 近松門左衛門 監修・補綴 木ノ下裕一 演出 糸井幸之介 近松の「心中天網島」を木ノ下歌舞伎が音楽劇で描き出すということで、京都公演の初日に行ってきました。個人的に、すごおおおくのめり込んで観た場面と、さーっと引き潮のよ…

「ロミオとジュリエット」子供のためのシェイクスピア

びわ湖ホール中ホール K列14番 作 W・シェイクスピア 脚本・演出 山崎清介 このカンパニーの確か第1回公演がロミジュリでしたよね。私は拝見していませんが、でもそのときは演出も加納幸和さんだったし、おそらくまったくちがった作品だったんではないか…

「ウーマン・イン・ブラック」

パルコ劇場 X列15番 原作 スーザン・ヒル 脚色 スティーブン・マラトレット 演出 ロビン・ハ−フォ−ド 斎藤晴彦さんと上川隆也さんの組み合わせで上演したのを一度拝見しています。その時もね、ほんとこわかった、こわかったんだよなあ。今回、なんと斎藤晴…

「マクベス」

森ノ宮ピロティホール J列28番 演出 アンドリュー・ゴールドバーグ 蔵之介さんがひとり芝居で「マクベス」をやる、という第一報が出た時はツイッターのタイムラインが「パワーマイム…」とざわ…ざわ…したものですが(実際シャトナーさんは保村大和さんと「ひ…

「墓場、女子高生」ベッド&メイキングス

東京芸術劇場シアターイースト C列8番 作・演出 福原充則 福原さんの脚本はここんとこ個人的にほぼはずれなし、という感触で、もちろん今回も面白かった(そして、いろんなキャストで再演を重ねていきたくなる脚本だよなあとも思った)。が、面白かった,と…

「アドルフに告ぐ」

春秋座 8列10番 原作 手塚治虫 演出 栗山民也 脚本 木内宏昌 京都の春秋座、初めて行きました!京都造形芸術大学の中にある劇場。あんないい劇場が校内にある大学とかうらやましいじょ。wikiを見ると原作のストーリーラインはそのまま押さえているようですね…

「メアリー・ステュアート」

パルコ劇場 D列13番 作 ダーチャ・マライーニ 演出 マックス・ウェブスター 中谷美紀&神野三鈴さんの組み合わせということで、これは見てみたいなと。しかし神野さん最近ほんと引っ張りだこだ。出る舞台出る舞台、すべてにおいて爪痕を残してらっしゃるか…

「わが星」ままごと

三鷹市芸術文化センター星のホール 全席自由 作・演出 柴幸男 再再演。再演を2011年の5月に千種小劇場で見たことは、あの年に起こったさまざまな出来事もひっくるめて忘れがたい体験のひとつです。全席自由で、だけど最後列を選んで座ったのは、あのときとで…

「戯作者銘々伝」こまつ座

紀伊國屋サザンシアター 10列1番 作・演出 東憲司 キャストと題材に惹かれて足を運びました。この、蔦屋重三郎をはじめとする戯作者、浮世絵師たちの話って、なんか昔から心惹かれるんですよね。物語は三途の川、一幕ではこの世を去った蔦重や山東京伝らが「…

「聖地X」イキウメ

ABCホール F列2番 作・演出 前川知大 「プランクトンの踊り場」の改訂改題再演とのことですが、そちらは未見です。聖地X、いいタイトルですね。きわめて特定された場所を示す「聖地」という言葉と、Xという未知数との組み合わせ。まさしくそういう舞台で…

「ART」

南座 8列9番 作 ヤスミナ・レザ 演出 パトリス・ケルブラ 真っ白のキャンバスに、良く見ないとわからない、斜めの線が描かれている。そんな絵。この絵をとある男が買った。500万円で。500万の絵の価値をめぐって、友人三人それぞれの価値観があぶりだされて…

「ウィンズロウ・ボーイ」

新国立劇場小劇場 C6列1番 作 テレンス・ラティガン 演出 鈴木裕美 じてキンで「ラティガン祭り」をやったときは、裕美さんはこの「ウィンズロウ・ボーイ」は演出してないんですね。あの「ラティガン祭り」は、裕美さんが演出した「ブラウニング・バージ…

「ベター・ハーフ」

本多劇場 E列2番 作・演出 鴻上尚史 鴻上さんが本多で新作、ときいてエッ本多!とまずそこに食いついてしまったという。鴻上さんが本多でやるの久しぶりなんじゃないでしょうか?第三舞台時代に、本多でなかなか快心のあたりが出ず「本多は連戦連敗ですね…