thirdstage

「お父さんの恋」 パルコ+サードステージ

シアタードラマシティ 20列36番 脚本 中谷まゆみ 演出 板垣恭一 中谷&板垣タッグ第4弾。showcaseの看板は取れてはいるけれど、個人的にはshowcaseシリーズを見に来たテンションではあり。 このお二人のコンビを高く評価しているからこそ期待値も当然跳…

「リンダ・リンダ」 KOKAMI@network vol.6

シアタードラマシティ 3列36番 作・演出 鴻上尚史 ブルーハーツを題材に、和製「マンマ・ミーア」を目指した作品。なのかな。マンマミーア見ていないのでどれぐらいタイプが似てるのかよくわかりません。ボーカルだけを引き抜かれたバンドのメンバー達の…

「ハルシオン・デイズ」

MIDシアター A列8番 作・演出 鴻上尚史 小学校3年の時か4年の時か忘れたが、ともかく突然「死のう」と決めたことがある。理由ははっきり覚えていない。多分前の日に見たノストラダムスの大予言の番組が怖くて、「27でどうせ死ぬのなら(計算した)…

「天使は瞳を閉じて」 ミュージカル版

ル・テアトル銀座 9列2番 作・演出 鴻上尚史 大阪でもう一回見るのでとりあえず現時点での感想になります。なかなかうまくまとまらないんですがえーいまとまらないまま書き出しちゃえ!「天使」の演目には非常に思い入れがあるのはもうしつこいので縷々語…

「ビューティフル・サンデイ」 Showcase

近鉄小劇場 H列6番 作 中谷まゆみ/演出 板垣恭一 このお話は果たしてハッピーエンドなのでしょうか?私にはそうは思えない。これはハッピーエンドじゃない。これは終わりじゃなくて、始まりを描いているように感じるからだ。だからこれは、ただ一瞬の、幸…

「ピルグリム」

新国立劇場中劇場 12列42番 作・演出 鴻上尚史 なんとも、感想を書くのが難しいなあというのが正直なところかも。第三舞台で見た14年前の影がちらつくとか、そういうことを抜きにしてもなんだか「違うよなあ、これ」という印象が最後まで抜けないもの…

「今度は愛妻家」  showcase

近鉄小劇場 D列3番 作 中谷まゆみ 演出 板垣恭一 正直なところ、もういい加減いいんじゃない?と思っていたのです。成志さんのことを語るときに「うさんくさい」という言葉で全てを片づけてしまうことが。もちろん私はあの人にしか出せない独特の「胡散臭…

「幽霊はここにいる」 KOKAMI@network

近鉄劇場 E列23番 作 阿部公房 演出 鴻上尚史 なんか・・・普通に、真っ当に面白かったです。うん。それは私が散々酷評を目にしていたからか?だけど、別になんというか・・・普通の芝居だなぁと。で、普通に笑えて面白かったなと。ごめんあたし鴻上フリ…

「ファントム・ペイン」  第三舞台

ル・テアトル銀座 4列20番 作・演出 鴻上尚史 私は考える。「正しく戦った者だけが傷つく」という言葉のほんとうの意味を。私は考える。なぜあの時後藤田は元の世界に帰らなかったのか。私は考える。「この世界の戦いを応援する。それが俺の仕事だ。」と…

「ペーパーマリッジ」  Show Case

近鉄小劇場 F列1番 作 中谷まゆみ 演出 板垣恭一 少人数の実力派の役者、手慣れた演出に手堅い脚本。確かな技術力を基に作られた芝居、だけど、とても心のある芝居になっていたと思います。前回ビューティフル・サンデイのときの主人公、三枝ちひろの数年…

「VAMP SHOW」パルコ・サードステージプロデュース

シアタードラマシティ 3列38番 作 三谷幸喜 演出 池田成志 いやーー楽しかったですよ。ほんと。楽しませていただきました!って感じでした。役者さんそれぞれのファンにはもう、たまらん芝居だろうなって感じ。献血車を襲撃してあるく内向的な吸血鬼5人…

「恋愛戯曲」  KOKAMI@network

近鉄劇場 O列36番 作・演出 鴻上尚史 鴻上さんによれば「ウェルメイド」な話だそうで・・・ご本人も「違うと言われるかもしれませんが」と断ってらっしゃるあたりが自覚あるんだなぁ〜と思いましたが、私もやっぱりこれはウェルメイドか?と思いました(…

「パ・ド・ドゥ」  Showcase

近鉄小劇場 F列9番 脚本 飯島早苗 演出 板垣恭一 終演後アンケートに書いた言葉。 「京さん素敵すぎました。これはもう、恋です。」(爆)舞台は接見室。登場人物は被告人と弁護士。そして彼女は別れた妻。そうして二人は逃げ場のない接見室でお互いと向き…

「プロパガンダ・デイドリーム」  KOKAMI@network

シアタードラマシティ 10列19番 作・演出 鴻上尚史 絵美は最後の手紙の中で「私は人間を信じたかったんだと思います」と書いた。「そして世間に潜んでいるスパイの反応を見たかったのだ」と。彼女は最初、「世間に潜んでいるスパイ」は山室だけだと思っ…

「ビューティフル・サンデイ」  Show Case

俳優座劇場 A列5番 作 中谷まゆみ 演出 板垣恭一 ちゃんと舞台の居方を知っているいい役者がいい芝居をして,落ち着いた演出にいい脚本にいい音楽。これでいい芝居にならないわけないんだよな。ほんと。だからもう書くこともあんまりなかったりするんだよ…

「ララバイまたは百年の子守唄」

紀伊國屋サザンシアター 8列24番 作・演出 鴻上尚史 先にお断りしておきます。 辛口です。劇団の主演男優が女優と逃げた、という一本の電話から始まる舞台。5日後に控えた舞台の本番をどうするのかをめぐる現実の劇団のストーリーと、本番で演じられる公…

「ものがたり降る夜」  鴻上ネットワーク

俳優座劇場 4列17番 作・演出 鴻上尚史 第三舞台ではなく鴻上ネットワークでしたね。帰国後第1作目は。ワークショップによって集められた若い役者さん中心の舞台になるというので、がっかりしてしまった面も少なからずあったのですが、だからって見に行…

「パ・ド・ドゥ」  Show Case

中野ザ・ポケット J列10番 作 飯島早苗 演出 板垣恭一 京さんがずっとあたためていたアイデアを飯島さんが書いた二人芝居。この間のヤツと違ってかーなりいい出来でした。よかった〜。ストーリーは殺人罪で捕まった元妻とそれを弁護する元夫の留置場での…

「催眠術入門」   Show Case

中野ザ・ポケット B列9番 作 伊藤正宏 演出 木村健三 ここまでカスな芝居もそうそうあるもんじゃないです。まあすべてが最低。一つもいいところのない芝居っていうのも珍しいよ、逆に。 これをノートから写しているときに気が付きましたが・・・高橋拓自く…

「朝日のような夕日をつれて'97」   第三舞台

近鉄小劇場 F列16番 作・演出 鴻上尚史 1997/03/21 C列18番 来たよ来たよ来ましたよ!6年ぶりの再演、第三舞台のマイルストーン、朝日。そしてなんと嬉しいことに筧利夫復活!!あーんもう筧さんの「第三舞台」って '91〜 '92の「天使〜」以来よ!ほ…

「リレイヤーⅢ」  第三舞台

近鉄劇場 I列25番 作・演出 鴻上尚史 ある意味「伝説」の舞台の再演になりました。過去の公演でいずれも賛否両論まっぷたつ、初演については「失敗作」と言いきる人まで出たという・・・鴻上社主はリレイヤーはいつかやらなきゃいかんと思っていたらしく…

「パレード旅団」  第三舞台

近鉄小劇場 J列2番 作・演出 鴻上尚史 「スナフキン」で私的に前代未聞に大コケにコケてその信用度を地に落とした第三舞台約1年ぶりの本演。もうこれでコケたらどうすんねん!とあたしが心配してもしょうがないのに心配しちゃったよ。これは「もうひとつ…

「スナフキンの手紙」  第三舞台

近鉄劇場 D列14番 作・演出 鴻上尚史 久しぶり、本当に久しぶりの第三舞台本演。(「天使〜」以来だよ)ほんでまたさらに輪をかけて久しぶりの鴻上社主の新作。なんとビーヒアナウ以来だ。映画に走った鴻上さんに嫌気がさしたとは言ってもなんと言っても…

「トランス」 サードステージプロデュース

青山円形劇場 ア列38番 作・演出 鴻上尚史 約2年ぶりの鴻上作品、と言っても第三舞台本公演ではないんですが。東京だけだったんでわざわざ見に行きましたがな、東京まで。 これはなんかラストが消化不良で・・・なんかまた精神病院関係の話で「癒し」がテ…

「天使は瞳を閉じて〜インターナショナルバージョン」第三舞台

近鉄小劇場 H列13番 作・演出 鴻上尚史 前回の「ハッシャ・バイ」がダブルキャストA組の楽日だったので、カーテンコールで鴻上さんが「次の作品はこれです!」と言って「天使〜」のダンスをやってくれたのですが、さすがにその時は泣けましたね。なんと…

「ハッシャ・バイ」  第三舞台

近鉄小劇場 D列27番 作・演出 鴻上尚史 いきなり冒頭の「ラスト・ダンスは私に」のあまりの音の大きさに舌を噛みそうになってしまった。あれは病持ちにはきついんじゃないでしょうか・・・(笑)この芝居は高校の時、先輩らがやったのを見て大感動した奴…

「朝日のような夕日をつれて’91」  第三舞台

紀伊國屋ホール 1階H列12番 作・演出 鴻上尚史 第三舞台のマイルストーン、「朝日」。ファンにとっては夢の舞台です。これは東京公演しかなかったのだけど、どうしてもどうしても、どうしても見たくて、無理矢理東京まで行ったのだった。東京自体が初体…

「ビー・ヒア・ナウ」  第三舞台

近鉄劇場 G列27番 作・演出 鴻上尚史 ラストのスライドが好きーーー!なんか泣けて泣けてしょうがなかった。あとは小須田さんの長ゼリフかな。前半はなんかキレがなくて好きじゃなかったけど後半の大高・小須田の回想シーンあたりから名ゼリフでまくりで…

「ピルグリム」 第三舞台

近鉄アート館 B4列2番 作・演出 鴻上尚史 チケット取りで並ぶのに台風に遭遇して散々な目に遭いました。芝居の方はこれはとにかく勝っちゃんと大高さんが凄く良くて、勝っちゃんは直太郎(オカマ)はまりまくりやし、大高さんのマントはおいおい卑怯だろ…

「宇宙で眠るための方法について・序章」 第三舞台

近鉄小劇場 A列12番 作・演出 鴻上尚史 どんつき前で見たんだよねーこの芝居。筧さんのケダモノ王がとにかく目立って目立ってというお芝居でした。みんなが食事のシーンでろうそくの明かりだけつけて話すシーンは、結構怖くて、長野さんがいったI hate y…