「忠臣蔵ブートレッグ」 スペースゼロプロデュース

赤穂四十七士の討ち入り前の吉良邸が舞台で、討ち入りに備える吉良側を主人公に据えたホラーものでした。吉良側の登場人物のうち数人は実在の人物らしくて、なかでも古田さんがやった清水一学をみなが「いちがくーー!」と呼び捨てにするんだけどその響きが妙に格好良かったなぁ。この芝居、キャストは古田・京・松重・西牟田・高田・植本等々えっらい豪華だったんだけれども、どうもいまひとつ。ラスト化け物たちが復活するのも予想できたし。惜しいです。

ここにも書いてますけどキャストは本当に豪華なんですよねえ(東京では高田さんの代役で長野さんが確か出たハズ)。でもなんかピンとこなかった印象しかない。最前列のど真ん中で見てますけどね。気合いだけは入っていたんだなあ。
そういえばこれが新感線meetsアクションクラブだったんじゃないだろうか。そう思うと記念すべき公演ですね。