映画見てきたー

パコと魔法の絵本!!!

映画化しますよ、ってニュース聞いたときはあっそうですか、ハイハイみたいな、もう全然見る気なかったんすよねー。あれを?映画化するので?みたいななっち節も飛び出すよぐらいな。初演見たけど、再演はスルーしたし、好きな話だけど、めっちゃ思い入れが!ってわけではなかったし。でも「よかったですよ!」というオススメを頂いてやーそうか、それなら見てみようかな〜と思って行ってみたのす。ほんと映画見ないひとなので、映画館に行くことすら久しぶり!みたいな。

あのー、芝居好き、芝居ひいきの心理としてはさ、いちばんヤなのが「えーこんな話で名作とか言われてんのプ」みたいな、そういうのになっちゃうのはほんと勘弁してくれよみたいなのってあるじゃないですか。阿修羅とかさ、あと阿修羅とか。つか阿修羅の暗い記憶が影落としすぎだ。

でもあの、パコと魔法の絵本に関してはそういう心配はノープロブレムでした。

たったひとりの女の子のためにいい年した大人が必死こいてその子に物語という名のファンタジーを与える、その根幹がきちっととらえられていて、そこが本当に、とてもよかったと思ったところです。

舞台を観ずに映画だけをごらんになる方がどう見るか、っていうのはわかりませんけども、舞台を観て、それを好きだった!という方には足を運ぶ価値のある作品になっているのではないかと思いました。

わたしが一番、一番好きな台詞もそのまま残っていて、うれしかったです。

ゲロゲーロ。