遭遇率

「狭き門より入れ」を見たとき、あの喫煙コーナーのところにヤンキー座りのコワイお兄さんがいる!と思ったら古田さんでした。位置的に多分自分の斜め前あたりに座るだろうなーと思っていたらやっぱりだったんですが、やっぱりじゃなかったのはその後ろに座ったのが粟根さんだったことだった(笑)斉藤幸子見てないんだけど、お髭の役だったんですかね?まだお髭ありました。髪の毛短いなーとか思いつつ、ちゃんとキャップを取る粟根さんと、取らない古田(コラー!)。
実は「牡丹灯籠」のときにも古田さんが私の前の席だったんすよ。雪駄脱いでたんで足の裏がまともに見えて、きゃーなんてきれいな土踏まず!とか、キモヲタ全開の視線で舐め回すように見てたんですけど(ほんとすいません、ほんとすいません)、さらに!その横に座ったのが高田聖子さんだったのじゃ!先に着席している古田さんに声をかける聖子さんと、聖子さんだと気がついて「おおっ」と声を出す古田さんと、あーすいませんだって目の前だから!見ようと思わなくても目に入ってくるから!って瞬きする間も惜しんでたくせに何を言うって感じですが、ともかくこれであとじゅんさんが揃えばコンプじゃね?みたいな感じです(なんのだよ)。

しかし、私が過去劇場で遭遇した演劇人、おそらくダントツのトップです古田新太。そして多分次点はいのうえひでのりさんだ。ひでのりさんは最近あまりお会いしないけど、古田さんは本当によく遭遇する。ってことはですよ、それだけ古田さんはよく劇場に足を運んでいらっしゃるということなのだ。ってご本人はさ、絶対「飲みにいくのが楽しいから」とか言いそうだけど、んなことないよねー。こーのー、白鳥主義め!って感じだけど、役者の中でもまったく劇場に足を運ばないというひともいる中、古田兄さんの20年間一貫して変わらぬその姿勢には尊敬の念を抱かざるを得ない。