- アートピアホール 2階2列31番
- 作・演出 小林賢太郎
この間のKKPとこの前のポツネンを見てないので小林賢太郎ソロワークスを拝見するのは久しぶりのような感じがしたんですけど実際そうでもないのかな。TAKE OFFが再演だったからそう思うだけかも。
ポツネンを見るのは3回目ですけれど、私の観た第1回と2回に比べると格段にシュールなテイストが感じられて意外でした。しかし小林さん自身は演者としてはそういった「ねじ伏せる」タイプの役者ではないので、なんとなく食い足りない感じが残ったなあという気も。
「ひとり」ならではのセンス・オブ・ワンダーを楽しむ、という点ではもちろん十分なんですけど、ファンというのは贅沢かつ強欲なものなので、もっと何かないか、他にないか、みたいな視線で見てしまうところがあったのは個人的に反省点。
最後のもっていき方もよかったですが、私にしては珍しく最初のコントがかなり好きでした。アナグラムのあなぐらはわかっていても笑ってしまう、前後との繋ぎとかも流石だなあと。あのイラスト欲しいわ(笑)