充実のラインナップと言わざるを得ない

いつも思うけどもう↑こんなことに何の意味があるのかという...買い手の意欲を削ぐだけぜ

気を取り直して。

演ぶ以外の演劇雑誌をひさしぶりに買ったんですが、なんで買ったかというとまさにこれなんて俺得、というラインナップだったからです(鼻息)。
もともと三谷さんがろくでなし啄木の話してるよーと聞いて読みに行ったんですけど、未來くんとさとしさんは対談してるわ(タンゴ)、蔵さまと漣さんは対談してるわ(抜け穴)、亀治郎さんと筧さんと山本裕典くんの鼎談はあるわ(じゃじゃ馬)、大人計画女子チームと男子チームのトークはあるわ(母)、こりゃ買わずにいられません。

中でも、芝居の宣材で使うのかこの雑誌のためなのかよくわからないんですけど、佐々木蔵之介大杉漣のおふたりがそれぞれ全身白、全身黒(もちろんシャツ姿)できめて、さらになぜだか「胎内」をイメージとかいって

全身にローションぶっかけられてる

という破廉恥極まりない(俺の頭がな!)撮影風景が繰り広げられてるんですけどほんとこれ誰得かっつったら白シャツ女子得だろってぐらいマジやばいっすえろいっす。たまにゃいろんな雑誌を買ってみるもんさね。
ちら見せ。

ところで本命の「ろくでなし啄木」については、「竜也くんから組!の飲み会で一緒に舞台をやろうと誘われた」「後から聞いたところによると、竜也くんは山本耕史くんや堺雅人くんから『飲み会の席でオファーするなんて卑怯だ、みんな我慢してるのにぃ!』と責められた」「勘太郎くんを相手役に選んだのも竜也くん」「深夜の2時ぐらいに電話をかけてきて『今勘太郎くんと飲んでるんですけど僕彼と一緒に舞台がやりたいんですよ、三谷さんあの約束わすれてないでしょうね』と散々言われた」だ、そうですw

その三谷さんが勘太郎くんについて「彼が役を演じると愛嬌の良さとは別にどこか底意地の悪そうなところがにじみ出る」と仰ってて、思わず声を出して笑いました。わ、わかる気がしますよ。どこかにダークなところがね、ありますよね、いひひ。

このろくでなし啄木に限らず、来年の三谷祭りの新作4本はどれもコメディの要素は抑えて、ひと味違う作風を見せたい、とのことなのでそういう意味でも期待大です。