鴻上尚史と第三舞台〜復活から解散までの100日間
1/27(金)よる10:001980年代、小劇場劇団ブームの中心的存在として、筧利夫、勝村政信らを輩出するなど一時代を築いた鴻上尚史主催の劇団・第三舞台。WOWOWともなじみは深く、開局後初のステージ中継は、1990年の第三舞台「ビー・ヒア・ナウ」だった。その後、第三舞台は2001年に劇団としての活動をいったん“封印”。鴻上は若手俳優による「虚構の劇団」を立ち上げるなどし、役者たちもそれぞれの活動を続けてきた。そして10年経った2011年、“封印”を解除した彼らは、新作での全国ツアーを行い、その後改めて“解散”をするという。鴻上は53歳。彼をこの挑戦に駆り立てたものとは何か。
<番組解説>
10年ぶりの復活公演にして最終公演「深呼吸する惑星」に取り組む劇団・第三舞台に密着する。作、演出を担当する主宰の鴻上尚史は、「“故郷”に別れを告げ、クリエイターとして次の地平に向かうため」と解散を決意した。10年ぶりの復活を前に、かつての劇団員たちに「あなたは今でも第三舞台のメンバーですか?」という手紙を送った鴻上。大高洋夫、筧利夫らの、思い思いの答えをうけ、最終公演の準備をはじめる。
80年代には近未来のハルマゲドンをテーマにするなど、“同時代より先”を描くことで“同時代”を気づかせるのが第三舞台の作品。2010年代の今、時代をどう描いていくのか、そして、若い世代に何を伝えようとするのか。脚本の執筆の様子、稽古や本番中の舞台裏にまで密着し、彼らの思いをあぶり出していく。
紀伊国屋の初日を観た時に、wowowのクルーの方が開場前の列とか撮影してらして、当日券売り場のブースのところに小さく「ノンフィクションW」で放送する、という告知を見たので帰宅してから検索してみたらもう日程がでていたと。
ここにも書いてますがWOWOWの最初の舞台中継は「ビー・ヒア・ナウ アウトテイクス」だったわけですが、当時第三舞台に身も心も捧げきっていた私(と姉)はこの番組を観たいがために両親に大おねだり&泣きつき作戦を決行、なんと開局と同時にWOWOWに加入して貰って、そしてこの放送を無事観ることに(そして保存することに)成功したわけです。懐かしいね。当時まだ高校生だよあたしゃ。
で!WOWOWさんやはりあなたは何かやってくれると思ってました!と告知を見て喜び勇んだわけですけども、ちょっと待て。1月27日…?
その日は「寿歌」を観るために遠征ちうですーーーーー!!
マジか!ちょっと!冗談じゃない!えっ?ええ、もちろんうちWOWOW入ってますよ、入ってるどころか姉も実家も入ってるので保険もばっちりですよ、ええ、でもリアルタイムで見られないとかそんなことが許されるとおもっているのかアアア!!否!!甘くみてもらっちゃ困るよ、こちとらわざわざロードオブザリングの第三部を見にハワイにまで行った女だよ(だって日本の公開2ヶ月も遅いから)(待てなかったんだも)、この!第三舞台の!ノンフィクションを!リアルタイムで見ずしてなんとする!
もちけつ、いやおちけつ、いや落ち着け私。どうする、これどうする。当たり前だが翌日も芝居の予定が入ってるので一回家に帰るとかもちろんナシだ(正気かお前)、だとすれば東京に居ながらにして見る方法はなんだ、真っ当に考えてまず「どうにかホテルで見ることは出来ないか」と考えるのが筋だろう、いや筋だ、というわけで検索しましたぴこぴこと。「ホテル WOWOW 視聴」。ぴかーーん。
知ってましたか。
WOWOWの公式に。
「ホテルでの視聴」というページがあることを!
ページを見て頂ければおわかりのとおり東京都内には3カ所の「WOWOW視聴可能なホテル」がラインナップされているのである。なんという。つまりこんなページが出来ると言うことは私と同じような思考回路の人間が世の中にはたくさんいるということだ!世界はひとつ人類は皆兄弟だ!嘘だ!
そこでロケーション的にも価格的にも妥当と思われるラインの東京ドームホテルに問い合わせしてみたところ、
1.見ることは出来ますが有料です(つまりペイチャンネル)。
2.WOWOW3チャンネルのうち、プライムチャンネルしか視聴できない。
という回答だったのです。ノンフィクションWはプライムチャンネル!でかした!というわけで
リアルタイム視聴オッケーです!
いやーしかし、人間の情熱というのはおそろしい。ほんとパッションこそがヲタライフのすべてを決めるといっても過言ではない。そして私は今この唐突に燃えさかってきたパッションを完全に持て余しているのである!病気か!そうかも!