今週の清盛

なんだかこのblogのエントリが清盛清盛五月蠅くて申し訳ない。ここはなんのblogじゃ。お前はどこのワカメじゃ。

第31回「伊豆の流人」。第三部スタート!というわけでオープニングも変わりました。公卿姿のきよたんが舞うようになりました。伊豆の流人というタイトルからもわかるようにオープニングからアバンタイトルまでが頼朝のナレーションによる頼朝劇場でした。あと若干藤九郎劇場でもありました。

言うまでもなく源氏を倒し上り詰めた平家には、ここからだんだんとだんだんと影がかかってくるわけですけれども、だからって第三部が源氏劇場みたいになったらかなしいのす、と思ってしまう。なぜならそう、私はすっかりきよたんに肩入れしているからじゃ!

しかしそこはさすがというかなんというか、平家の中からは長男重盛の青さが、そして外圧ではまさに屈指のキャラの立ちぶりであるごっしーこと後白河上皇が暴れるだけ暴れてくれており、おかげさまで久々にブチぎれた清盛を見ることができました。ひさびさに腹筋さんが出てきて、しかもごっしーの先触れだったヨ!あんなに比叡山の悪僧が似合うひともそういまい。

実のところ私がこのドラマの清盛像にぐっと肩入れしたきっかけのひとつが、まさに腹筋さんの演じた比叡山の悪僧たちと対決した「祇園乱闘事件」でした。あそこで神輿を射貫いてみせた清盛。このドラマでの清盛は一貫して、そういった慣習、「呪」を打ち破る人間として描かれていて、そこがとても好きなんですよね。そういうところがまた顔を見せたのが個人的にはぐっときました。

しかしごっしーの暴れん坊たんぶりはどうなのか…子供か!と今まで何度もごっしーにはツッこんできましたけど、今回もツッこませて頂きたい。子供か!なんだあの「ぼくの蓮華王院見に来なくちゃやだいやだい!」って駄々っ子ぶりは!いやーこれからもごっしーには期待していますよ、ええ!