いずこも同じ

公開から1ヶ月半、すでにIMAXでの上映は終了して(アメリカも同じタイミングで終了だったけどなして?)ますが、まだスクリーンにかかってる映画館もそれなりにあるという感じでしょうか。世界興収は週末の段階で9.3億ドル、2月に公開される中国も合わせて最終的に10億ドルかどうか、というようなところみたいです。まあよかった、ともあれよかった!まあ「スマウグの荒らし場」でジャパンプレミアはもうないかもしれないけども!(ロシアのファンとかなんでうちにきてくんないのーとか言われても言い返せない興収の差…)

わたしはといえばIMAX公開最終週に「やっぱりきれいな画面で見納めたい」ととことこ出かけていって参りました。てっきりガラガラかと思ったら同じ考えの人がけっこういたのか割と入ってました。そしてもう5回目となるとさすがに字幕追わなくても大丈夫なので主にドワーフの皆様方が喋ってないときなにやってんのかみたいなウォッチに執心してきました。なにやってんですかアンタ。

ドワーフ13人…髭ひげヒゲ…絶対見分けつかない!とか思ってたけどもはや私に死角なしです。やっぱり興味を持って見れば5人でも9人でも13人で48人でもやれるときゃやれるんだな。俺たちゃ未来の地球っ子だ。

2Dで観た後IMAXで見るとうわあああ、隅々までよく見えるうううう感がハンパないですね。HFRのおかげなのかどうか、あの人物がぺら~んと見えるようなのもないし、3D不安だから!という方にはぜひ第2部ではIMAXでご覧になることをオススメしたい次第。

ところでこれ、買いました。

The Hobbit: An Unexpected Journey Chronicles: Art & Design

The Hobbit: An Unexpected Journey Chronicles: Art & Design


今回はvisual companionとかも翻訳出そうにないしなー、どうせ原語なんだったらもう本家WETAが出してるこれを買うしかあるまい!ムフー!このあとcreatures and charactersも出るみたいよ!もちろん買うヨ!

しかし今思えばLotRの時各種出版物だとかお菓子のおまけだとかすんげえ多岐に渡って宣伝していたけど、あれは角川書店がついてたからだったんだなー…さすがメディアミックスのはしり角川…(てけとうすぎる発言)

それはそれとしてさすがに充実のクロニクルです。マジ買って損なし。トーリンの地図とビルボの契約書がついてくるあたりほんとヲタク心をわかりすぎてらっしゃるわあ…と感嘆するしかない。ちびちび読んでますけど、美術チームのさりげないこだわりとかもあって飽きません。あとドワーフたちのヘアスタイル(ならびに髭スタイル)の試行錯誤っぷりがすごい。ヘアメイクマジがんばったちょうがんばった。

そんなクロニクルで中つ国に浸ったりしつつ、最近のもうひとつのお楽しみはTumblrでいろんな画像をぽちぽちお気に入りにしてにへにへと楽しむことです…やっぱ世界は広いな大きいなというか、各国のプレミアのときの写真とか動画とかrblgの波にのってこんなアジアの東の果てにもやってくる。インターネッツすばらしい。

で、その回ってくるpostにもやっぱり投稿者とかrblgした人がコメントつけてたりして、ほとんど英語なんですけど、そのコメントがなんつーか、いずこも同じ穴の狢というか、私決して英語ができるわけではないのでこの言葉は理解してないかもしれないけどお前のテンションは完全に理解している!みたいなのがあって楽しいです。私がここ最近でいちばんキョエーーーとなったのはリチャード・アーミティッジのこの写真なんですけど
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これジャパンプレミアの時なんですけど、んもーー!こういう背の高いひとがちょっと身をかがめて顔近づけるとか女子は好きにきまってんじゃん!じゃんじゃん!とか思ってたら、そこに書いてるコメントも「ちょっとこんなんマジ女子総倒れだからR指定してーー!」みたいなことが書いてあって、わかるぜお前のその気持ち、いや完全にニュアンス解読だけど確実に海のこちらとあちらでわかりあってるぜ俺ら、みたいな気持ちになりましてん。

そうこうしている間に海の向こうでは早くもDVDリリースの日付なども噂されており、えー!早い、早いよとひとりごちるも、でもLotRのときは日本はまだ公開すらされてなかったんだもんな…よく耐えたよ私…とか感慨にふけりましたね。いや、耐えられずにハワイまで行ったんじゃねーのかYO!というツッコミはこの際ナシで!