「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」見てきたよ雑記(ネタバレなし)

ウルトロンさんはいりまーす

イエーイ!アベンジャーズ:エイジオブウルトロンを見に台湾まで行ってきちゃいました!どうした!俺!いつの間にそんなハマった!というか、一度「王の帰還」のときに「映画見るため海外遠征」やっちゃってるから、そのあとのホビットも今回もハードルが低い、それがいちばんの要因だと思います。よくない傾向だ!(おサイフ的に)

何しろ日本での公開予定は7月4日という(待ってる者にとっては)気の遠くなるような先の話なので、この公開日が決まった時から「海外、か…」とは思っていました。それで台湾を選んだのは、同時期に大規模なMARVEL展をやっていることともうひとつ、ミラマー(美麗華)シアターのちょうデカイIMAXスクリーンで見てみたかったから!という理由。

ホビットの第二部の時に同じように台湾遠征した方のblog(余談ですが、今回このページを見て台湾行きを検討したファンも多かったのでは?ついったの短文ももちろん魅力あるけれど、こうして後追いで情報を探すのにはある程度まとまったテキストがやっぱりいいよな〜と改めて思ったり)を見ていて、なんとなく次遠征するなら台湾かな〜と(次の遠征とか考えるのやめてくれます?)。あとホビットのときはグアムに行ったんですけど、それよりは台湾のほうがお一人様ハードルが低いのもよかったところ。

さて、映画本編以外の感想をまず書くと、お目当てのひとつだったIMAXのどでかいスクリーン。
マジでめっちゃデカい。
本編の前の予告の段階で、「アッこれやばい」と思いました。何がやばいって、このスクリーンで見ちゃったらもうこのあと何を見ても物足りなく見えてしまうのでは!?最初にこんなごちそうで頂いちゃって大丈夫!?それぐらい鮮明、かつ、でかい。何回でかい言うんですか。特にもうすぐ公開されるMADMAXの予告編すごかった、ド迫力、あれはもはや見なきゃいけないような気にさせられる!
同じスクリーンで2回見て、1回目は後方2列目の端っこ、2回目は前方ど真ん中で見たんですけど、どっちで見てもよかったです。前方席はF列だったんですけど、もう視界全部がスクリーンです。すごい。見やすいのは後方ですけど、のめり込んでみるなら前方席ど真ん中ちょうオススメでした。ただし、前方だと字幕は追いかけられない!台湾で見ることにした理由のひとつに「漢字字幕だから少しは意味くみ取れるんじゃないか」ってのがあったんですけど、これ意外なことにそうでもなかった。というか、字幕ってやっぱりすごいスピードだから「読む」ものじゃなくて「見る」ものなんですよね。目に入った瞬間に意味を理解できて初めて字幕見つつ映画を楽しむということが両立するんだなと。なので字幕の文字を「追って」しまうと、音声と映像への集中力が下がってしまうという。なので字幕をまったく追わずに見たほうが聞き取りも少しはできるし、なにより映像からの情報に集中できるものなんだなと。

私が見たのは公開週の金曜日、夜20時20分からの回で、完全に満席でした。多分どの日も、この20時20分の回というのがいちばん客が集中してたんじゃないかと思います。逆に翌日土曜日の朝1番の回はちらほら空席もあるぐらいでしたね。台湾の人ほんと夜型。いい国じゃないか…すばらしいじゃないか…

「行ったはいいが、映画が観られない」なんてことにはならない、だろう、とは思ってはいたんですけど、せっかくのIMAXだからいい席で見たいよなーという気持ちもあったので、美麗華のサイトから(アプリもあるのでスマホならそっちのほうが便利かも)席を予約していきました。当日はチケットブースでそのアプリの予約状況がわかる画面を見せるという即物的な方法で乗り切ったという。初日は見せたうえで電話番号(日本の)を確認されましたが、2日目は何も聞かれず発券してくれました。ドリンクつける?って聞かれて、初回はつけてもらったんですけど、ドリンクだけじゃなくポップコーンもついてくるうえにもう一品選べとか言われてどうすりゃいいのさこの私状態。そんなに!飲み食いできんがな!

あとあれですね、最後の台詞と同時に客電が点いたのびっくりしましたね(笑)いちおうクレジット&おまけ映像、そして長いエンドロールとなるわけですが、今回「エンドロール後にはおまけがない」ことが監督から明言されていたこともあってなのか、んまあエンドロールになった瞬間にほぼ全員が席を立ちますし、粘って残ってても係員が掃除しにくるのでかなりいたたまれない(笑)

アベンジャーズ」自体は、それぞれの作品を見てなくても楽しめるよ、ってつくりだったと思うんですけど、さすがにここまでくると(アイアンマン3作、ソー2作、キャップ2作、ハルク1作)いきなり「ウルトロン」から、ってのは若干きびしいのかもしれない。いや、背景を知らずとももちろん映像は圧倒的ですので楽しめますが、やっぱりある程度は知ってた方がいいと思います。まあ、アベンジャーズ+アイアンマン3とキャップ2、を見ていればなんとか大丈夫かな〜(逆に言うとアイアンマン3とキャップ2は今作に相当関連性があるという感じです)。

映画のネタバレになりそうなところは別ページに書くとして、見ながら顔がにやけるほどに楽しかったのがウルトロンを演じたのがジェームズ・スペイダーで、これがもうマジ相当にジェームズ・スペイダーだったことです!声だけでしょ…と思っているかもしれないがそんなことない、彼のファンはぜったい見た方がいい。モーションキャプチャーで撮ってるからそりゃそうなんですが、それにしてもスペイダー節が全開だった。台詞のアクセント、動きのハッタリの効きぶり、これは見ていて相当楽しかったです。そうそう、モーションキャプチャーと言えばこの世界の第一人者(マジで)、アンディ・サーキスのお姿を拝見できるのもうれしかったところ。

しかし、次のキャプテンアメリカ3:シビルウォーは果たして全米と同時ないしは若干の遅れでの公開となるのか、またこの公開遅れ地獄の味噌蔵となるのかどうなんでしょう。まあ今回エイジ・オブ・ウルトロンが7月にずれこんだのは興収が見込めるからゆえのという気もするので、キャップ3では意外と公開が早いかもしれない…って、言ってて悲しくなってきたっ