「デッドプール」


見てきたーデップーちゃん!1日映画の日に公開だったのでさすがに手乗りデップーちゃんはもらいに行けませんでしたが、でもああいう入場者プレゼントうれしいよね…!Fワード炸裂、吹き替えの訳の方が容赦なくてオススメと仄聞したので吹き替えで見に行ってきたよ!いやーよかった!罵倒のバリエーションが豊富でかつ隙あらばという感じに差し挟んでくるので、目で見て読むより耳に入ってくるのを処理した方がしっくりくる感じ。吹き替えおすすめですよ〜〜

スーパーヒーローのオリジンは物語がシンプルであればあるほどいいと思うんだけど、まさにその王道を行っていて、人物相関図も物語の構成も非常にシンプル!でもそれをすごくうまく見せてます。アクションシーンも実際のところ最初と最後だけなんだけど、「第四の壁」を超えちゃうデッドプールのキャラクターを生かして時系列を置き換えてるのがすごくはまってました(時系列を置き換えないと、アクションシーンまで1時間ぐらいかかっちゃう)。

どんな過酷な場面にあっても減らず口とユーモア(とお下劣)だけは忘れないウェイドのキャラクターがすごくいいし、また周りの登場人物たちの描き方もけっして重くなりすぎてないのがいいですよね。私はあの最終決戦に向かうデッドプールにウィーゼルが言う、「行くべきだろうが、行きたくない。」がめっちゃ好き!!実際、行かないし!行かないのかよ!最高かよ!

「恵まれし子らの学園」のショットが出てきたり、「他のX-MEN呼ぶ予算ねーんだろ」とデッドプールが毒づいたり、プロフェッサーはマカヴォイ?スチュアート?なんて台詞があったり、ほんとエンドクレジット後のシーンまでによによによによしちゃいながら見てました。そうそう、スタン・リー御大のカメオも、そこかよー!とによによした。

低予算で爆発的なヒット(本家X-MENよりヒットしちゃった…)を記録、続編ももちろん決定済み。オリジンはオリジンですばらしかったので、今度はさらにやらずぶったくりなデップーちゃんを拝みたいのココロよ!