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「物語が、始まる」月影番外地

赤坂REDTHEATRE L列6番 原作 川上弘美 脚本 千葉雅子 演出 木野花 うーん、不思議な芝居だった(笑)小説の持ってる「不思議さ」を舞台に乗せようとするとこんな風になるのか、みたいな。乗せようとしているのはわかったけど、うまく乗っていたかというとま…

「49日後・・・」

PARCO劇場 I列30番 作 竹内佑 演出 池田成志 古田・池田仕掛け人シリーズって感じなんですかね。古田さんがプロデュースに1枚噛んでホラー&スプラッタにならないわけがない、と思っていたんですが過去の作品を思うとそういったテイストは薄め。普通にた…

「幻探偵」オルガンヴィトー

不思議地底窟 青の奇蹟 作・演出 不二稿京 お誘いを頂きまして、なんとキャパ20!というまさに小劇場、いや劇場ではなくて普段はお店なんですけど(でもそのお店には行ったことがないのでこれがどうやったらお店になるのであろうか!とマジックを見る思い…

「ゼブラ」ONEOR8

シアタートップス L列15番 作・演出 田村孝裕 代表作を、満を持しての再演とのこと。自信がよく現れているというか、うまく出来上がっているなあという印象。父に捨てられ、母ひとりに育てられ成長した四姉妹の物語。キャラクターの造形もいいし、4姉妹…

「流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜」真心一座身も心も

赤坂RED THEATER G列17番 脚本 千葉雅子 演出 河原雅彦 初日拝見しました。第一章も大変に面白かったのですが、期待に違わぬ第二章(笑)RED THEATER初めて行きましたけど、なんか、スタイリッシュすぎて不思議な劇場でしたわね!見やすいのは素晴らしい…

「宝塚BOYS」

ル・テアトル銀座 13列2番 脚本 中島淳彦 演出 鈴木裕美 若干ばれあり。かつて宝塚に男子部があった!という実話を基にした作品。戦後すぐから8年間の彼らの甘く苦しい戦いの日々を描いています。パンフで裕美さんも仰っている様に、今現在、宝塚に男子…

「魔法の万年筆」

PARCO劇場 X列13番 作・演出 鈴木聡 吾郎ちゃん主演ということで、もうチケもハナからアキラメモードだったんですけれども、西牟田姐さんや阿南さんや小林さんといったラインナップは気になるなああ!ということでエントリしてみたら取れた上に最前だった…

「殺人者」

大阪厚生年金会館中ホール K列45番 作・演出 赤堀雅秋 赤堀さんの作演、多分初めてです。例によって劇場行くまでどんな人が出ていたか失念しまくり、あ、中山さん出てたんだ、みのすけさんも出てたんだ!と開演直前に気付いた次第。うーん、いいなあと思…

「橋を渡ったら泣け」

シアターコクーン S列24番 脚本 土田英生 演出 生瀬勝久 ねたばれありです。コクーンでこの作品1ヶ月、と聞いたときにいやまあなんでまたこれを、と思ったんです実際。MONOでやったのを観たんですけど、そしてその作品自体は非常に満足したんですけど、…

「私はだれでしょう」こまつ座

紀伊国屋サザンシアター 12列7番 作 井上ひさし 演出 栗山民也 こまつ座の舞台、今までなんどか拝見はしているのだけど、見るたびに「よくできた芝居だなあ」と思い、今回ももちろんそう思ったのですが・・・「よくできたお芝居を見ている」という枠の中に収…

「世界のえほん」劇団ワンダフルズ

駅前劇場 補助列7番 構成・演出 ワンダフルズ 浅野和之、小松和重というわたしがはてなでキーワードを作った(大したこと書いてない)ほど大好きなお二人が駅前劇場で!っつーことで、土日のチケットは早々に完売してしまっていたので当日券で観ました。あ…

「ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン」

大阪ビジネスパーク円形ホール Cブロック6列16番 演出 吉澤耕一 構成 白井晃 台本 高泉淳子 去年のアラカルトの時感想に「いつかCブロに当たってみたい」と書いてたんだけど、今回は本当にCブロがきた!わーーいわーーい!年末おなじみのアラカルト。…

「みんな昔はリーだった」

PARCO劇場 Y列18番 作・演出 後藤ひろひと *若干ねたばれ気味です。うまいタイトルだなあとまず感心。リーというのはもちろん「ブルース・リー」のことで、男の子なら誰もが皆ブルース・リーに憧れた時代の、ちょっとくすぐったい青春の群像劇、という感…

「虹」グリング

紀伊国屋ホール B列15番 作・演出 青木豪 舞台は長野の小さな教会。神父とその妹夫婦、母親。教会に集まるさまざまな人々。人間の感情を丁寧に積み重ねて描いている青木さんの脚本はやっぱり見事なのだが、若干散漫かな?という印象も残った。話の焦点が…

「書く女」二兎社

静岡市民文化会館中ホール 8列33番 作・演出 永井愛 永井愛さんにしては脚本が散漫になってしまったなという印象。実際の「樋口一葉伝」を知っている人ならば当時の文壇界のあんな人こんな人が話に絡んできてもバックボーンを知っているので話の中心はブ…

「背中から40分」渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場 全席自由 作・演出 畑澤聖悟 ねたばれ注意報。ちなみに注書きは、昔の松尾ドラマのねたばれが多量に!勢いで見に行ってきた。初アゴラ。迷ったあげく劇場に電話したバカ。どうもすいません。今年の1月だっけかな、いるかhotelでやるのを見…

「オレステス」

シアターコクーン E列3番 演出 蜷川幸雄 結構覚悟して臨んだおかげか、実は結構楽しめました。楽しむっつー言い方は変なのか?いや、でも楽しかったです、ハイ。 小さいころギリシア神話が好きで(というか北欧神話も聖書物語もみんな好きだった)一冊の本…

「獏のゆりかご」

紀伊国屋ホール F列19番 作・演出 青木豪 *若干ねたばれ気味です。SIS×青木豪という組み合わせのプロデュース公演。パンフで役者さんが口を揃えたように「『海賊』が面白かった」と言っていたのが印象的。確かに、確かにあの舞台はスゴかった。あれを見…

「噂の男」

パルコ劇場 C列22番 作 福島三郎 演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ ※あまり直接的なネタばれはしていないと思いますが、気になる方はお気をつけて。 橋本さとし、橋本じゅん、堺雅人、山内圭哉、八嶋智人。男5人芝居、だったはずなんだが、ふたを開け…

「第32進海丸」

シアターBRAVA! L列23番 脚本 蓬莱竜太 演出 鈴木裕美 ジャニーズ事務所主導の舞台でチケ取りダッシュに乗り遅れたらもう無理ですよね、と諦めていたところに天の助けの如く降ってきたじてキン優先のお知らせ。中央通路前のセンターブロックという最高の…

「ヴァージニアウルフなんかこわくない?」

シアターコクーン F列21番 作 エドワード・オールビー 演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 書いてるうちに普通にねたばれになってしまいました。以下要注意。

「トリデ」劇団♪ダンダンブエノ

青山円形劇場 Bブロック19番 作 和久田理人 演出 山西惇 相当にネタバレ感想になってしまっています。ご注意下さいませ。

「ライフ・イン・ザ・シアター」

シアタードラマシティ 23列44番 作 デイヴィッド・マメット 演出 ポール・ミラー 2人芝居。バックステージもの。1時間45分という短い上演時間でしたがちょっと長く感じたなあ。シーンの断片が続くからってのもあるのでしょうけど、場面と場面の繋ぎ…

「もろびとこぞりて ver.2,3」青い鳥

伊丹AIHALL ロ列9番 作 北村想 演出 芹川藍 青い鳥はツボにはまるとがっつーーーーん!とくるけどはまらないときはもう全然はまらない劇団なんですが、今日のはなんか、中間って感じ。前半のやりとりよりも、後半素舞台になってからのほうが断然好きでした…

「クラウディアからの手紙」

シアタードラマシティ 5列10番 脚本・演出 鐘下辰男 太平洋戦争の朝鮮で、スパイ容疑でシベリアに抑留され過酷な日々を送った蜂谷弥三郎。彼は出所後も妻子がいる日本への帰国は許されず、ロシアで暮らす。そこで、やはりつらい境遇だったクラウディアと…

「ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン」

大阪ビジネスパーク円形ホール Bブロック4列14番 演出 吉澤耕一 構成 白井晃 台本 高泉淳子 年末恒例。今回の席が素晴らしく見やすいよい席で嬉しかったんですけど、そういえば私いつもAブロとBブロを行ったり来たりしていてCブロに座ったことないな…

「2006年ベルリン」コンドルズ

ARTCOMPLEX1928 全席自由 構成・振付・演出 近藤良平 個人的に3年ぶり?のアートコンプレックスでのコンドルズ。いやもう超満。さすがにここでコンドルズを観るのはもう限界かと思うほどの人の数。でも、ここで観るコンドルズがやっぱりすごく好きなので頑…

「海賊」グリング

大阪芸術創造館 全席自由 作・演出 青木豪 ネタバレしているので、明日の千秋楽をご覧になる方はお気をつけください。 とある線路の終着駅にある町。駅前にある理容室は電車待ちの人たちの喫茶スペースも兼ねていて皆の格好のたまり場に。その店を経営してい…

「越前牛乳」カムカムミニキーナ

シアターBRAVA! D列10番 作・演出 松村武 15周年記念ということで、劇団の代表作を再演、ということになったらしい。今まで何度も関西に来て下さっているのに足を運ばなかったことを深く反省しつつ、初カムカム。牧場の少女ハイジと牛のドナドナ。合戦…

「信長の素」ロリータ男爵

in→dependent theatre 2nd D列2番 作・演出 田辺茂範 関西初進出、ということもあったのかなんだか空気が固かったなあと思いました。やってる方もだし、見てる方もどこか「おそるおそる」みたいな空気が抜けないというか。全体的にゆるくばかばかしい感じ…