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「TOP OF THE WORLD」コンドルズ

MIDシアター Cブロック4列19番 構成・映像・振付 近藤良平 NHK芸術劇場で放送された渋公での様子と、全方位ステージというところに惹かれて出かけてきました、コンドルズ。行って良かった・・・楽しかった。あー楽しかった!マイベストコンドルズを更…

「電車男」

シアタードラマシティ 補22列42番 脚本・演出 堤幸彦 共同演出 大根仁 脚本 三浦有為子 ある人がこの舞台の感想で書いていたのだが、「電車男はスレ住人と電車男の物語だと思っていたのに、メディアに登場してからはすっかりエルメスと電車の恋物語みた…

「エドモンド」 SISカンパニープロデュース

青山円形劇場 Cブロック7番 作 デヴィッド・マメット 演出 長塚圭史 ひとりの男が、占い師の元を訪ねる。「あなたは、居るべき場所にいませんね。もっとも居るべきところに居る人間なんて殆ど居ませんが、あなたの場合はそれが顕著です。」その言葉に動か…

「おばけやら 花火やら 武将やら」動物電気

三鷹芸術センター星のホール B列9番 作・演出 政岡泰志 コント集、ということで、ぬるいのあり、グダグダあり、なんだかリリカルなものありてんこもりな2時間でした。客席をいじりつつも実は置いてきぼりにするテンションが素敵。小林健一さん、猫ホテの…

「不時着」水と油

MIDシアター D列7番 チラシが気に入って初挑戦。基本的に「物語」「言葉」「台詞」を重要視してどうしても舞台を見てしまいがちなひとなので、マイムとかダンスとかって縁遠かったんですが、まあ何事も挑戦だ!と。 しかし面白かった!! 舞台の上で身体が…

「パリアッチ」クリオネプロデュース

新神戸オリエンタル劇場 K列11番 作・演出 倉持裕 川沿いに立つ劇場で、1年もの間ロングランを続けているとあるオペラ。その劇場のVIPシートに併設された部屋では、オペラ歌手の恋人の作曲家が彼女がステージに出ている間中このVIPルームに居続け…

「時には父のない子のように」TEAM申

京都府立文化芸術会館 7列30番 作・演出 蓬莱竜太 佐々木蔵之介さん久しぶりの舞台、しかも二人芝居、お相手佐藤隆太くん、作演がモダンスイマーズの蓬莱竜太氏、ということで「こりゃ見てえ!見たすぎるよ!」と地団駄踏んでいたら京都公演があって今泣…

「その河をこえて、五月」

神戸文化ホール 11列30番 作 平田オリザ キム・ミョンファ/演出 イ・ビョンフン 平田オリザ 芝居の感想は感想として、さらっとそれのみを書こうかとも思ったのだけど、どうにもそれでは据わりが悪くて結局何回も書いては消し書いては消ししてしまった。…

「流れ姉妹〜たつことかつこ〜」真心一座・身も心も

MIDシアター Cブロック1列1番 作・千葉雅子 演出・河原雅彦 小劇場で大衆演劇を!というコンセプトだそう。なるほどなんだか昼メロな香り。でも昼メロより品がある気がしました。座長村岡希美さん、座付作家千葉雅子さん、座付演出家河原雅彦さん、に…

「南国プールの熱い砂」 KAKUTA

青山円形劇場 G33 作・演出 桑原裕子 初見。最近良くお名前を拝見するなと思っていたのだが、最近どころか「何気に10周年(公式ページより)」の年季の入った劇団さんなのだった。うーん、無知な自分。小学校時代の恩師が亡くなったのをきっかけに、昔…

「アイスクリームマン」 M&Oplaysプロデュース

ザ・スズナリ F列4番 作・演出 岩松了 岩松さんの作品、今まで2,3本しか拝見していないと思うんだけど、なんだかどうにも苦手意識があって、だからこの3本連続上演シリーズも全然チェックしていなかったのですが、高橋一生くんがねえ、どうしても見た…

「New Life」 猫☆魂

駅前劇場 I列9番 作・演出 西永貴文 動物電気の辻修さん目当てで観劇。思い起こせば・・・もう3年前だったか2年前だったか(あやふや)、猫のホテルの「起きてるものはいないのか!」に客演していた辻さんを見て、こ、こんな気がちがった役者さん久しぶ…

「いやむしろわすれて草」 五反田団

京都芸術センターフリースペース 全席自由 作・演出 前田司郎 昨年東京公演時の好評が記憶に新しく、京都までお出かけ。チケット代1500円、やっす!ここまで出かけてくる電車賃の片道代よりまだ安い。昨年夏の「家が遠い」の演出に対して京都芸術センタ…

「デモクラシー」

シアタードラマシティ 12列8番 作 マイケル・フレイン 演出 ポール・ミラー 鹿賀丈史さんと市村正親さん、念願叶っての共演ということで話題の舞台。1970年代の東西冷戦まっただ中のドイツで実際に起きたスパイ事件をもとにした戯曲。共演者にくせ者…

「毛皮族LIVE IN OSAKA 3.26毛皮族襲来!」毛皮族

レビュー総集編ってことで、宇多田やら80年代アイドル歌謡曲やらマイケルやらを派手な衣装とお色気とお笑いで綴って下さる約2時間。初めての会場で大阪で、慣れないことも多くてきっと大変だったんじゃないかと思いますが、たった1日の為に限定レビュー…

「音楽劇 コーカサスの白墨の輪」

世田谷パブリックシアター 12列16番 作 ベルトルト・ブレヒト 演出 串田和美 あんなにも「夏祭」が好きなのに串田さん演出の他の作品を拝見していないなあと思っていて、「コーカサス」は最初大阪公演があると勝手に思いこんで楽しみにしていたんですけ…

「子午線の祀り」

厚生年金芸術ホール J列17番 作 木下順二 演出 観世榮夫 平家物語の一ノ谷から壇ノ浦までを題材に、平家方知盛、源氏方義経を中心に描いた戯曲。79年に初演されてから四半世紀の間に渡って手を変え品を変え上演され続けているというもので「現代演劇の…

「唐辛子なあいつはダンプカー!」 竹中直人の匙かげん

シアタードラマシティ 4列12番 構成 宮沢章夫 構成・演出 竹中直人 うーん。苦痛でした(笑)2時間チョイなんだけど最後もうお尻が痛くてしょうがなかった。つまり集中力が切れていたということです。「くだらない」ものをやるのはすごくいいと思うけど…

「ア・ラ・カルト」

MIDシアター Aブロック5列5番 演出 吉澤耕一 毎年恒例、今年もやって参りました♪今年の芝居行脚もアラカルトで〆。千秋楽にお邪魔してきました〜。今年のオープニングカクテルは「ピック・ミー・アップ」。お酒をあまり飲まない私は初めて聞く名前でし…

「夜叉ヶ池」

シアタードラマシティ 7列32番 原作 泉鏡花 脚色 長塚圭史 演出 三池崇史 泉鏡花の原作は未読。不勉強ですいません。話の展開も知らなかったのでまず純粋にストーリーを楽しめた点ではよかった。最後「3つ以外の鐘を鳴らすのか」「3つの鐘を鳴らさない…

「jamゴールドブレンド」 山の手事情社

青山円形劇場 G5 構成・演出 安田雅弘 山の手事情社。かつて第三舞台の朝日83で少年役をやった安田雅弘さんの主宰する劇団であり、池田成志さんがかつて在籍していた劇団でもあり。第三舞台マニアの私としては、絶対にかすっていなければいけないはずなの…

「SWAP2004」PLAYMATE

シアタートップス M列2番 作 川上徹也 演出 板垣恭一 2年前、ある結婚式で出会った彼ら4人。紆余曲折を経て俊一と都は6カ月前に、林太郎と小雪は3カ月前に結婚した。しかし実は都は小雪を想っており、林太郎は俊一を思っている。都は林太郎を誘い、俊…

「SHOW THE BLACK」 大川興業

神戸アートビレッジセンター 全席自由 作・演出 大川豊 全くの暗闇の中で演じられる「無見劇」。よく演劇は「観てみないとわからない」と言われますが、これこそまさに「観てみないとわからない」ものの究極。すごい体験でした。舞台を挟んで両サイドに同じ…

「鈍獣」

シアタードラマシティ 3列39番 脚本 宮藤官九郎 演出 河原雅彦 成志さんと古田さんと生瀬さんが自主的に組むんだからホラーなんだろうなあ〜と漠然と思っていて、でもってまた古田さんの好きなちょっとグロ系だったりもするんだろうな〜という気もしてて…

「It Runs in the Family 〜パパと呼ばないで!」

厚生年金会館芸術ホール B列32番 作 レイ・クーニー 演出 山田和也 上川さんが近江谷さんと舞台!というのを聞いて本当に本当に嬉しくて、なのに某掲示板などで「出演者がしょぼい」と言ってるのを見てうーわーそんな風に思うのかもうがっかりだな!と思…

「家が遠い」五反田団

ウィングフィールド 全席自由 作・演出 前田司郎 どこにでもいそうな中学生の、どこにでもありそうな会話のリアルなリアルな再現。いやもう実はリアルすぎて、役だということを忘れて登場人物に嫌悪感を抱いてしまいそうになるほどでした。いやはや濃密すぎ…

「ヤルタ会談」青年団

ウィングフィールド 全席自由 作・演出 平田オリザ 第二次世界大戦後の戦後処理問題を連合国列強が話し合った世界史上の事件「ヤルタ会談」を、身近にわかりやすくデフォルメして30分の短い芝居に仕立てたもの。発想がすごく新しいとかではないと思うけど…

「浪人街」

青山劇場 N列42番 脚本 マキノノゾミ 演出 山田和也 パンフレットの中でプロデューサーの河出洋一さんが、「日本に真の意味で市民権を得た商業演劇がない」だから「一級のエンターテイメントを作ろうと思った」とコメントされていて、それに非常に共感し…

「バナナがすきな人」劇団♪ダンダンブエノ

シアタードラマシティ 8列40番 作 大森寿美男+ダンダンブエノ 演出 近藤芳正 旗揚げの時からうわーなんとも気になるメンツだなー見たいなーと思いながらタイミングが合わず見れずじまいだったダンダンブエノ。ようやく大阪に来てくれました。ありがとー…

「燃えよ剣」

明治座 左上段1列14番 脚本 鈴木聡 演出 ラサール石井 司馬さんの原作はすっごくすっごく大好きだし何度も読んだけど、なぜか舞台に最初からあまり原作の感動は求めていなかったのが良かったのか予備知識を最初から入れていたのが良かったのか結構楽しん…