勝村政信

「心のシャッターの網戸っていうのを開発してしまってねぇ(笑)。閉めてるんだけど向こうが見えてる、みたいな。で、いかん、これはいかんなーって。でもそれが、後退したのか少し前に進んだのかはわからないけど。」
WOWOW「ビー・ヒア・ナウ アウトテイクス」インタビューより)



1963年7月21日生まれ
蜷川スタジオを経て
1987年「朝日のような夕日をつれて’87」より主に第三舞台の公演に出演
1999年「パンドラの鐘」蜷川版でミズヲ役を熱演。評価を高めた。
元気が出るテレビ」以来、テレビでもお馴染み。連ドラの良きバイプレイヤーである。

木野花さんに「小劇場界では珍しく男前」と言われたことのある、非常にグッドルッキングな役者さん。私的には可愛い格好いいというイメージが強いです。ナイーブな感情の表現がすごく上手い方。笑うときちょっと口のはしをゆがめるように笑うんですよ〜。それがすごくキュート。

第三舞台に参加して初の舞台があの「朝日’87」のゴドー1という、神経細いやつだったら辞めかねないようなシュチュエーションをくぐり抜けた方でもあります。この時の様子は第三舞台'81〜'91のビデオにちょこっと入っていますが、セリフがいっぱいいっぱいで勝村さんの苦労がしのばれる感じです(笑)。

しばらく舞台でお見かけしなかったんですけど(あたしが見に行ってなかっただけか・・・)ここのところ野田さんに蜷川さんと大きな舞台が続いてて嬉しいです。もともと蜷川スタジオご出身なんですよね。そういえば蜷川さんに「生意気だった」と言われてましたっけ。そうそう、ものすごく格好いいのにものすごくオネエ言葉が似合うんですよ〜〜。なんでだろう・・・・(笑)。

マイベストアクト  「パンドラの鐘」ミズヲ