「キャンドルは燃えているか」 キャラメルボックス

キャラメル本公演。今回は近江谷さんが主役で懲りずにまたまた「ハードボイルド」がテーマとか言ってましたが。ストーリーは、ある3人の男女が報酬1000万円の仕事を受ける。但し、その仕事に就いていた間の1年間の記憶は消すという条件付き。ところが1年すぎて約束の100万円をもらったのは1人だけ、他の2人はバスの回数券とかピンとか役にも立たないものを代わりに受け取る。納得できない二人。しかしそれは記憶を消される前の二人の意志だという。なぜこんなものをもらったのか・・・?ってなもんで結構ミステリー仕立ての設定でした。

これ設定と小道具の使い方が上手だったので、「うわーー成井さんうまなったなぁ!」と思っていたらディックの短編がモチーフだそうです。なんかカラーが違うと思った。でも私はこういうミステリー仕立て結構好きなのよ。そのわりに上川さんが悪役っぽいのをやっていたのは覚えているけどなんで悪役だったのか何が目的だったのが全然覚えてないの(笑)。なんかうちの姉はラスト、二人でキャンドルを吹き消す演出がクサすぎてこの芝居嫌いらしいが、あたしは結構楽しめました。そして今回も!ヒロインは坂口さん。ハッハッハッ。

甲斐バンドの「安奈」を思いだした人は少なくあるまい・・・・(笑)>タイトル
そして報酬の金額があやふやだ・・・(汗)