「定本・いろは四谷怪談」  花組芝居

花組芝居の存在自体は芝居を見出した直後から知ってはいたけど「ネオ歌舞伎」というのがひっかかって(ちなみに引っかかっているのは「歌舞伎」の方ね)見る機会を逸していたんですが、今回代表作の20世紀最終上演ってことなので行ってみました。でもこれ、古典を題材にしたミュージカル(の、ようなもの)だったのね。ちょっと失敗したかなあ。なかなか笑いもあって、決して楽しめなかったとかじゃないけど、ちょっと私の好みには合わないかも。最後のクリスマス・グランドフィナーレでの加納さんのヒロインぶりは絶品でしたけどね。でも篠井さんもここにいらっしゃったんだもんなあ。お二人のべっぴんさんぶりを並んでみてみたかったかも。

20世紀最終上演・・・あのころは「これでもう見れないよ」ぐらいに感じてたのに、もう21世紀だし(笑)