「大切なバカンス」  惑星ピスタチオ

どちらかというと私の苦手なミラノさん作品でしたが・・・・イヤー、これ良かったです。話がどう、というより演出がすごかった。
何せ全員全役という、前代未聞もいいところな難業に挑戦してるんですよ、シャトナーさん。で、これが良かったんだよなぁ・・・何が、と言われると困るんだけど、この演出方法がなければこれ、かなり地味な作品になったと思うぞ。花火のシーンの切なさもあそこまで出たかどうか・・・なんか、シャトナーさんてとんでもないこと思いつく人だなぁ。

それと、この作品の音楽はとにかく絶品でした。言葉より雄弁に物語を語っていたぐらい。

シャトナーさんも後に語っていましたが、演出的にはピス手法の集大成という感じでしたね。
花火のシーン、よかったなあ。