「バカの王様」  泪目銀座

  • 中野・ザ・ポケット   M列4番
  • 作・演出   福島三郎

あちこちでヒジョーに評判の高かった「泪目銀座」通称ナミギン初見。よく言われる「ウェルメイド」な作風で、きちんと考えられた脚本、伏線は見事。そのよくできた枠の中で登場人物たちが語る言葉のはしばしに、ほんの少しのメッセージ性みたいなモノをかすかに漂わせるあたり、上手いなぁ、と思いました。石丸健二郎さんはじめ、キャストも上手いとかダメとか感じさせないほど物語にはまっていて良かったです。まあ、上手いってことなんですけどね。