浮かれまくっているので誰も求めていないBOX収録予定作品へのあれこれなど語ってみたり。
「デジャ・ヴュ’86」
１０周年記念ビデオの映像を見ていると、ちゃんと映像に記録を残しだしたのはこのあたりからだと推察され、したがって作品として映像を見ることが出来る「第三舞台」最古の作品と言っても過言ではないかもしれません。第三舞台の重鎮大高さんが、自身の演じた役の中でももっとも好きな役と仰っていた秋田健太郎、小須田さんの北林浩一が見れるのはなんとも嬉しい。岩谷さんのあとを受けて伊集院をやった筧さんの「どーんと落ちた」っぷりを見るのも楽しみです。そしてなにより名越さんのお姿を拝見できるこの嬉しさ！
「朝日のような夕日をつれて’87」
勝村政信、第三舞台デビュー。筧利夫、朝日デビュー。４年後の９１バージョンに繋がる二人のバトルがまず見物かなと。伊藤さんの少年役もなにげに映像が残っていないので嬉しいですね。断片的な映像を見る限り後の９１，９７と較べて圧倒的に衣装がぺらいので、どんどん沁みていく役者５人の汗を背中で堪能できそうです（笑）
「ビー・ヒア・ナウ」
第二弾があるとすれば間違いなくこれは入るだろうと思っていました。WOWOWで放送したドキュメンタリもあり映像資料は豊富だと思われるうえ、社主自ら「第三舞台が辿り着いた地平」的作品と自負されているのだからして。個人的には、もう何年もドキュメンタリだけ見てきたのでやっっっっと全編が見れる！という喜びに打ち震えてます。全キャストともはまっていますが、大高・小須田コンビ、筧さんのデスラー総統、勝村さんの柄谷などが個人的には見物かと。特典映像でドキュメンタリ部分も是非入れていただきたいが、無理でしょうかやっぱり（笑）
「ハッシャ・バイ」
９１年上演のもの。ダブルキャストなうえ東京、大阪ではキャストが違うので一体収録されているのはどのバージョンなのか！？とは思うものの、まあ間違いなく王道の大高さんが男１パターンだろうな〜、と、思います。個人的には鴻上さんはこれで岸田戯曲賞を取るべきだったと思っているくらい大好きな作品なので、もうどのバージョンが来ても良い！でもってハッシャバイはなんと言ってもラストのダンスがすごいです。これを見ずして「芝居の中で踊るダンス」を語る事なかれ。圧巻です。
「パレード旅団」
こちらも好きな作品。第三舞台メンバーの出演率はぐっと下がりますが、話としてもすごく好き。なにげに松重豊さん、入江雅人さんが出ていらっしゃるのもポインツ。もとは「もうひとつの地球にある水平線のあるピアノ」という作品の改訂再演ですが、片方の中身がすっかり変わっているのでもう殆ど別の作品ですね。オープニングのダンスが、これまたイイんだ！
「鴻上尚史の世界#1」
#1って言ったって#2以降は出てないわけですが（笑）１０周年記念ビデオの次に出された第三舞台メディア化作品。時期的にはリレイヤーⅢ公演直前に収録されてます。基本的に鴻上さんに密着、という形なのでかなり突っ込んだ話ばかりが続きますが、これもなかなか面白いのです。でもってミーハー的視点で言いますと、リレイヤーの副音声で京さんが言っていた「ゲネでボロ泣き」した様子が実はちらっと映ってるのですね。俳優座でのゲネで、と仰ってましたが、エンドロールのバックに流れている映像、多分それです。目を皿のようにして見てみてください（笑）
さて、気になるのは副音声ですが、今回も鴻上＆大高全編出演、という前提で行くと
デジャ・ヴュ→筧・山下
朝日→勝村（願望！）
ビーヒアナウ→京・筒井
ハッシャバイ→池田・長野
パレード→小須田・西牟田
か、なあ？でも勝村さん出なさそうな気もするし、ビーヒアは本当は筧さんにやって欲しいけど京さん出てるのデジャ・ヴュとこれだけだし、そんなこといったらデジャ・ヴュは小須田さんで聞きたいし、うーーーーーーん。
ま、大高さんと鴻上さんだけかもしれないけどね。それでもいいけどね！
サードステージさんからの詳細発表が待たれますね！！！
