「OSPF(OSAKA SHORT PLAY FESTIVAL) stage E」

「演劇のロックフェス」・・・というのは呼称としてどうなんでしょうか?(笑)とか、そんなどうでもいいことが気になる私です。まあしかし、15分×6組で1時間半あまりを、1000円で見れるというのはすばらしい価格設定だと思う。私は当日券を買うつもりだったのだけど*1、入場前にくれるプレスに前売り料金で見れるクーポン券がついているので、自動的に1000円で見れるという・・・素晴らしい。喫茶店で2時間時間潰したって1000円はかかる昨今、これなら「演劇って高いんでしょ?」とは言わせない。

私が見たのは2日目16時開演のstageE。出演者ごとにざっと感想。
清水宏
私のお目当て。今日のネタは「映画の予告編」。「サザエさんハリウッドリメイクバイオレンスアクション編」とか。個人的にオール名古屋ロケ敢行、愛地球博記念E.T 名古屋版」がツボでした。
ニットキャップシアター
ノローグの語り手と演じ手を分けていてなかなか新鮮。これはコントと言うよりも、本当に芝居の「短編」という感じだった。きっちりした作品で好感。
デス電所
本当になんだかイキオイ一発!という感じのネタで、あまりの作り込まれてなさに正直ちょっと見ていて辛いものがあったのですが、最後の挨拶のお話によると劇団員が来れなくなってしまって急遽捻り出したネタだったらしい。なるほろねー。
宮川サキ
「ネズミ女」という題材で、喫茶店らしきところでネズミ講の勧誘をする女を演じた一人芝居。面白かった。こういう芸風のピン芸人いたような・・・?誰だっけ?
ラ・サプリメント・ビバ
最高。大絶賛。めちゃめちゃ笑いましたよもう。「サンプラーコント」と言ってサンプリングした台詞を役者に振り当ててるんですけど、台詞の切り取り方、シュチュエーションの切り取り方がすごい巧み。「建もの探訪」をもうまともに見れない。10月に次回公演があるそうなので東京方面の方にはおすすめです。最高笑えます。
エッヘ
すごく久しぶりに拝見したような気が・・・あの黒ビキニパンツが懐かしかった。相も変わらず下ネタ男子中学生コントでしたが、今奈良さんがなんだか格好良くなったような気がしたのはなぜ?最後はやっぱり脱いでました。チラ見せ程度でしたけど(笑)



15分の持ち時間というのは冗長になりすぎずよい感じでした。30分ならつらいけど15分なら楽しめる、というネタもやっぱりあるわけで。個人的には今回は「ラ・サプリメント・ビバ」を見れただけでも1000円の価値あったと思います。また是非大阪にも来て下さいね!とお願い。

*1:当日券は倍額2000円