でもってちょっと振り返ってみる

今年の前半はとにかく勘三郎さんの襲名に尽きるという感じでしょうか。ののちゃさまが今年いちばん回数観た役者さん統計をやってらっしゃって*1、私も「自分だったら何かなあ」と考えてみたのですけども、考えるまでもなく勘三郎さん(か、勘太郎くん)しかないと思う。それぞれの昼の部とかを1本、と数えても10本以上観てます。その襲名演目のベスト3。

「籠釣瓶花街酔醒」四月歌舞伎座
「沼津」七月松竹座
「連獅子」十月御園座

御園座は「白波五人男」もよかったんですけど、この連獅子はやっぱりすごかったです。

後半はほんとうに数見てもなかなか当たりにあたらずむむむ、という印象が強いです。まあでも、そういう年のあとにはアタリの年がきたりするので来年に期待します。

最後に、今年見ることが出来なくてもっとも悔しい思いをしたもの。
「ウィンズロウ・ボーイ」を初めとするラティガン祭り三部作。
ほんっっとに評判を耳にするたびにどれだけ悔しい思いをしたことか!
裕美さん!お願い!再演!再演して!そして大阪に来て下さい!後生ですから!!!

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