「五右衛門ロック」無事大千秋楽!!!

行ってきたぜーー行ってきたぜ!めでたくお煎餅もいただきました。前楽・大楽とざっと感想。

  • コマで観たときすでに完成度高かったので、大きく手を加えたところはなさそうな印象。そして前楽も大楽も遊びすぎることのない締まったよい芝居でした。
  • 前楽では何人か台詞のトチリが目立ちましたが、大楽のほうが安定してたかなー
  • カルマ王子とボノー将軍の最初のとことか、前楽のほうが遊んでたかも。温故知新!での激しいタックルとか笑ったわー
  • 前楽は7列目正面で、大楽は2階席から見ました。
  • 前は前でもちろん最高だし、上は上で展開中の舞台裏がチラッと見えたりするのも楽しいし、殺陣の全体図が見られるのは良いですね
  • そうそう、コマで最後に使ったあのバースデーケーキ、あのシーンはクガイ王がクレーンで動いてました。でもそれが闇にふっと消えていくとことかよかった!すごい高さまであがるし。
  • しかしまあ、3度見ても後半の面白さは異常。
  • ホッタル族が出てきて「海を渡ったサムライ」のあと、クガイ王の「潮時か」からの展開は個人的にまったく文句のつけようがない完璧さ
  • 誰もが、ああここであの人が来てくれたら!と思うシュチュエーションを作り上げる巧みさと、そして待ってました!というあの登場。気持ちよすぎる。
  • そのあとの4人の口上の爽快感はもちろん、いわずもがなです
  • 側転を決めた森山くんが刀を正面に向けて見得を切り、口上の台詞を言い出すところ,ダンダン!というドラムのリズム、キターーーー!ってまさにこういうことだろ、的な
  • 「海を渡ったサムライ」の歌がすっごい好きで、なんならカラオケで歌いたいくらいなんですが(笑)、今日の大楽で江口さんが「楽しいか?楽しいなあ〜!」って言ったとき、うん楽しい!楽しいよーーー!と思って泣きそうになった
  • カーテンコール、前楽では聖子さん、松雪さん、濱田さんが古田さんに呼ばれて戻ってきて中指おったてのポーズをしてました。ちゃんと女性陣の指にはネイルアートがしてあって芸がこまかい!
  • そして大楽、古田さんが北大路さんになんか耳打ちしてるなーと思ったらなんと古田が欣也様を呼び戻して二人で舞台で一礼。このときの拍手すごかった!!
  • そしてあの欣也様が中指おったて!!
  • そのあとの古田と欣也様の固い握手、よかったわあああ
  • おせんべい撒きの前、古田が「今日は大千秋楽だーーー!長かったっちゅーねん!!」(笑)
  • 個人的にはやっぱり古田新太よのおお、と思わされた舞台でもありました
  • やっぱかっこいい、かっこいいよあのひと。
  • 今日の観劇後のお茶で話していた会話じゃないけど、「腐っても鯛、太っても古田」
  • 今回の五右衛門ロック、本当に新感線らしい、新感線らしいというか、昔の新感線らしい良さが結実した舞台でもあったなあ、としみじみ
  • 終わり方とか、どこかエバーグリーンなハッピーエンド、永遠に続く幸福な追いかけっこを暗示させて終わるのも、いのうえさんがずっとやりたかったことだろうなあと思う
  • 朧のときも、メタルマクベスのときも、それこそSHIROHのときも観客の盛り上がりというのはもちろんありましたが、やっぱりどこか悲劇の名残も感じつつだったわけだけど、今回はこの幸福感とあの音楽、それがこの麻薬のような(月晶石のような?)気持ちよさを醸し出しているんじゃないでしょうか

いやーほんとに満足、いい千秋楽でした。そういえば終演後森山未來くんが罰ゲームなんでしょうか、チョコクランチの販促に出てらっしゃいました、カルマの衣装のままで(笑)私がロビーに出たときはまだそんな人がいなかったんだけど、みるみるうちにすごい行列になってた・・・友人の話によるとクランチ完売に終了になったそうですが。お疲れ様でした(笑)

さて、昨日の前楽では入っていなかった次回作仮チラをみてこれまた騒然。休憩時の話題独占でした。