蜉蝣峠3回目

  • 2列目ど真ん中で観てきました。やっぱりすごく面白くなってる。何が違うんだ??この回は危うく落涙か、という勢いでのめり込んで観てしまった。不思議だなあ芝居って。同じことをやっているように見えるのにね
  • 特に聖子さんだよーなんだよー何があんな違うんだ。恐ろしい女優さんや・・・
  • 2幕最初のお泪と闇太郎の祝言で、少路さんがネタをやるのが日替わりだったみたいなんだけど、5日は「貴乃花の小さい頃の物真似」かなんかで、古田さんに「日村のネタじゃねえかよそれ。オリジナリティゼロかよ!」と冷たく言い捨てられ、6日は「23歳の頃の古田新太先輩の物真似」(勇気あるわ少路くん・・・)で、古田に「それ古田先輩の物真似か!?言ってるだけじゃねえかよ」とこれまた冷たくあしらわれる
  • 初見の時から変わらずに爆笑タイムなのがじゅんさん・インディさん、逆木さんによるPerfumeコピー「YAKUZA IN HEAVEN」なんですけど、ダンスが終わったあとのじゅんさんの「久々に劇団員だけでの手作りダンス、楽しうございました」という台詞に会場拍手
  • じゅんさんもいつもながらに隙間隙間をきっちり笑いで埋めていく職人のようでしたなあ
  • そして東京公演から変わらずいいのは勝地くんだ。素晴らしい。「走ってるサルキジを追いかけるのが好きだった」って台詞、最初はピンときてなかったけど、そのあとの「男か女かもわかんねえのに」って台詞を踏まえて思うと、もしかしたら銀ちゃんはどっちかわかんない自分だけど、サルキジの前では女の心になれる、というのが支えだったんかなあなんて思ったりしました。そうするとあの展開も納得がいくというか
  • 2列目ど真ん中ということで堤真一様のおみ足をなめるように堪能してきました
  • 古田さんが1曲歌うとき、下手にいるつっつんの股ぐらにがぶりよる女優さんて村木さん?中谷さん?しっかりふんどしめくってからいってたよ。さすがだな。っておまえもどこを観ているんだ
  • やーしかし堤真一カッコイイ
  • 最初の感想にも書きましたけどこういう役って悪役って言わないよねー。かっこいいだけじゃんか
  • 訂正、悪役かもしれないけど、憎まれ役ではない
  • 天晴が何をしたいのかいまいちようワカランみたいなことも最初思ったんですけど、「でかいことやろうぜ」つったり「こんな宿場に未練はない」つったり、その割にあっさり手のひら返すし。天晴のほうに闇太郎(というか、伝説の大通り魔)への執着が見えると繋がってくるのかなとも思ったんですけど。ベタベタのベタで、天晴の命がもう長くない設定にしちゃうとかさ。そうすると肩入れ度は増すよねえ
  • まあしかし、いいですもう、カッコイイから。それですべて許される
  • 最後の立ち回りの時に、雑魚を斬った瞬間にあのポニーテールが顔にかかって、その顔にかかったままべぇ〜って舌を出して見せたときのあのエロス!これよ!このエロスよ私が求めているものは!
  • そうそう、5日にあった刀の取り落としはやはりハプニングでした
  • やーしかしほんとすごいな!落とした刀は堤さんの方に飛んでいるので、当然堤さんの方が近い位置になるんだけど、そこでその刀を無視するのもおかしいし、取ってやることはできないし、それを二人して瞬時に刀の方向へ走って一瞬速く古田が掴む(そしてすぐさま元の殺陣に戻る)ってあーた、あの二人だから出来るんでしょうよ。いいもの観させてもらったなー
  • 古田さんも、神社のシーンとか格段によかった。死にたくない、忘れたくない、自分の中のあんたを消したくない、蜉蝣を見ることも出来ない人間に戻りたくない
  • 人間にうまれてこなければよかった、という台詞も、ずーんときた
  • カーテンコールのときの古田さんが、わたしでもちょっと記憶にないような晴れ晴れとした顔をしていたのがとても印象的でした
  • やりきった感、とでもいうのか
  • なんだかんだ帳尻あわせてくるなあ、と感服。長丁場の公演、お疲れ様でした!