私の10のルール

宮本浩次編、昨日深夜に放送。よかったなー。ナレーションは星野源ちゃんでした。

  1. 白と黒しか着ない
  2. 毎朝腹筋背筋をする
  3. よく考えてしゃべる
  4. 車は絶対ポルシェ
  5. 読みかけの本に爪あとを残す
  6. サインは楷書で書く
  7. 時間は守る
  8. 堂々とヒットチャートを気にする
  9. 必ずメンバーと握手してステージに立つ
  10. 届け!!という一心で歌う


人生のあこがれはたくさん、たくさんあってでもそれを一つ一つやっていたら間に合わない、人生が何回あってもたりない、正装してレストランでおいしい食事をとることよりも、いい歌をつくって届けることが御馳走だ、という言葉がとてもよかった。番組の一番最初にガストのリハ風景が流れたけど、あの本気っぷり、気合いの入りっぷり。ルール8の「ヒットチャートを堂々と気にする」というなかで、「昇れる太陽」がオリコンで週間3位になったことを「こんなに嬉しいことはない」っていうところもよかった。「あんなにたくさんのCDが出る中の3番目ですよ」って。
なんつーか、オリコンの1位なんて意味がないとか、順位なんて意味がないとか、売れなくてもいいとか、わかるひとだけわかればいいとか、そういう姿勢を取ることよりも、堂々と売れたい、1位になりたい、みんなに知って欲しいと言い続けることの方が、きっと今は難しい。だって、それはその願いが「叶わないかもしれないこと」を引き受けなきゃいけないことでもあるからさ。それを引き受けつつ、3位になった、うれしい、今までの最高が2位だったから、あとひと息なんだけどな、と心の底から喜んで、喜ぶことが出来る宮本ってほんとうにカッコイイ。そう思う。
あと、個人的には本に爪あと!とか、愛車にスタッフを乗せたときにさりげなく後部座席の狭さを気遣うとか、時間を守る、ってルールにがんじがらめになっちゃってるんですよねーと笑っていうところとかにきゅんきゅんしました。かわいいわかっこいいわ大変だなもう。
最後に、極寒の雨のなかでのステージになった今年のARABAKIでの、バケツの水をかぶったあと*1の「絆」で宮本の身体から立ち上る湯気を見ることができて嬉しかったです。いい番組でした。

*1:雨の野外ライブでのお約束