蛇足ながら

上の感想で書いた、あったかもしれない人生への「あなたが感じた愛おしさは真実なのだ」…これは第三舞台「ビー・ヒア・ナウ」のセリフの一部です。わたしはもう、この長台詞がすきで、すきで、すきすぎて、たぶん私の細胞の一部になっているとおもう。この台詞は、こう続きます。

僕達は、片隅に転がる人形のように、自分の人生を捨てながら生きていく。
何種類の人形を捨ててきたのかも忘れて、
その人形と過ごした幸福な日々も忘れて、僕達は、生きていく。

だが、ある昼下がり、友人があなたを訪ねる。
そして捨ててきた人生を欲しいと迫る。
その瞬間に感じるいとおしさ、それは、真実なのだ。
私は、私はあなたの、そういう友人になりたい。

…私が叫びだしたいほど胸震えたとしても、しょうがないと思うのよね!