よかった映画2017

松の内も明けた今頃になってまだ回顧!いろいろ追いついてませんができることから一歩ずつだよ!
というわけで2017年に見た映画の本数は30本(リピート含まず)!過去最高です。しかしこのあたりが限界でしょう正直。って2年前も同じこと言ってましたね。とはいえ、昨年引っ越して映画を見る環境も変わってしまったので、今年はもっと少なくなる気がするな。
ということで2017年のベスト3…に絞れなかったのでベスト4はこんな感じです!

★「ローガン」
★「フリー・ファイヤー
★「ブレードランナー2049」
★「マイティ・ソー バトルロイヤル」

次点で「ラ・ラ・ランド」「ダンケルク」「ワンダーウーマン」あたりかな〜。あっでもホムカミも…(キリがない)。
ブレードランナー2049は見終わった直後から最高だ―!みたいな感じではなくて、長尺だし、なるほどそういう展開…とか思いながら見ていたんですけど、ラストショットの余韻がですね、自分でも意外なほど長く引きずってしまって、あのKの横顔をいつまでも思い出してしまうというか、引っ張られてしまうというか、鑑賞後時間を置いてもふと思い出してしまうシーンがあったりして、選びたくなっちゃったという感じです。
バトルロイヤル…というかラグナロクは何回でも見たくなる楽しさがあるというのも勿論なんですけど、個人的にこれを推したい最大の理由はラストファイトでキャラクターそれぞれにガンギマリにかっこいいショットがあって、んもーそこを見るためだけに映画館に行ってもいい!と思えるところ。しかしインフィニティ・ウォーどうなっちゃうんだろうね…心配だね…。
フリー・ファイヤーはなんといっても舞台を限定しワンシュチュエーションで見せきる展開で、さらに言えばこの銃撃戦待ったなしにもっていく展開に無理と無駄がなく、最後の収束のさせ方まで「おまえこういうの好きなんだろ?わかってんだよ」というぐらい脚本がツボ。ほんとうにうまい。キャストもキリアン・マーフィー、ブリー・ラーソンアーミー・ハマーなど豪華で、かつその豪華なキャストが対等に対峙するのもよかった。ワンシュチュエーション群像劇が好きなのはもう性癖の一種ですね。
でもって「ローガン」。2017年のベスト1と言われたらこれかなー。これをベストに挙げる理由はただひとつ、「コミック」で描かれた世界が「コミックを生み出したヒーロー」を支えていくという展開、それに尽きます。こんなにも美しい物語の円環があるだろうか。ヒュー・ジャックマンにとって最後のウルヴァリンということもありますが、長くアメコミ映画を支えてきたキャストのひとりとしてこれ以上ない幕切れだったんじゃないかと思います。

2018年はアメコミではなんといってもインフィニティ・ウォー、その前にブラックパンサーがありますし、そのほか日本公開が決まっている作品ではシェイプオブウォーター、スリービルボード、CALL ME BY YOUR NAME、Darkest Hourなどが今のところ楽しみにしている作品です!