2022年のベスト

例によって年も明けてすでに通常営業中という中でようやくやります2022年ふり返り!

観劇編

総観劇本数39本(リピート含まず)。ほぼ去年並。2018年が52本、2019年が48本、2020年が26本で昨年が36本なので、復調しつつはあるがコロナ禍以前にはまだ届かずといったところ。というわけで、よかった芝居5選(観た順)。

  • 「だからビリーは東京で」
  • 「メリーポピンズ」
  • 「関数ドミノ」
  • 阿修羅のごとく
  • 「キンキーブーツ」

関数ドミノとキンキーブーツは初見ではないので、基本的に再演演目避けがちなわたしにしては珍しいチョイスですが、これは入れたくなるやつ。特にキンキーブーツはカンパニーとしての一体感も含めて劇場にいることを愛さずにはいられない、と思わせる力がありました。命ギガ長スの再演も入れてもよかったかなというぐらい好きだったな~。メリーポピンズは今回初見だったんですけど、フォロワーさんの強いおすすめに乗っかって観に行き、完全に圧倒されたっていう。高揚感を絵に描いたらこうなりましたっていう興奮を味わえました。
だからビリーは東京でと阿修羅のごとくは、自分はそもそも、こういう作品が好きなんだよねっていう原点回帰のような2本。こういう作品ってどういう作品だよって言われるとこまるんですけど、やっぱりアイデアがある作品が好きなんですよね。演出でも、脚本でも、なにかひとつ他を引き離すアイデアがあってほしい。2023年もできるだけたくさん、そうした芝居に出会いたいものです。

映画編

総鑑賞本数22本、映画館で鑑賞したもののみを数え、リピートは含みません。リピートを含んだら、33回ぐらい映画館行ってる。どういうことだってばよ。こちらも5本をチョイス(見た順)。

年明けいっぱつめがノーウェイホームで、いやこれ2022年これを超える映画出てくるのか…って思ってたんですけど、出てきちゃいましたね。私にとっての今年の1本はもう、トップガンマーヴェリック以外になにを言えと、って感じではあります。11回ぐらい見に行ったんですかね。なんかちょっとヤバかったですもんね。禁断症状じゃないけど、何回見てもまた見たいと思わせる力がありました。本当なら2020年夏公開だったものを延期して延期して、満を持しての映画館での公開。そしてこの超特大大ヒット。トム・クルーズ、ナラティブの塊みたいなことしてくれるじゃねーかよ。80年代の煮凝りみたいな「トップガン」をここまで生まれ変わらせた手腕もお見事でした。

配信ではグレイマンとかつい先日公開になったナイヴズ・アウト/グラスオニオンとか楽しかったです。しかし配信、ドラマも含めぜんぜん追いつけてない状態でやばいな。MCUの次の新作がくるまでにミズ・マーベルかシーハルクかどっちかは追いついておきたいっすね。

2023年の公開作で待ち遠しいのはマーティン・マクドナーの「イニシェリン島の精霊」、ミシェル・ヨーの「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」、あとGotGの新作、そしてミッションインポッシブル新作かな!!今年はもうちょっと鑑賞本数を伸ばしたいところです!