「OPEf」  上海太郎舞踏公司

OPEfというのはOPERAflavorという意味。まさに、オペラ風味。ああ、しかし面白かった。なかなか言葉にしがたい面白さです、これは。

クラシックの有名なタイトルナンバーに、好き勝手歌詞を乗っけると言ってしまえばそれまでなんですが、これがもう絶妙なはまり具合と、そのパフォーマンスとしての芸の細かさがばかばかしいやら感動するやら。「運命」にのせた「朝ごはん」はまさに傑作。「おかずなんですか」って・・・嗚呼もう耳について離れない!!「麻雀ボレロ」はベジャールの「ボレロ」の振り付きで、あの踊りそのままに「麻雀やりたいやりたいよ」と言われても!最後に出てくるファントマのえん魔さんの破壊力も凄い(笑)。CDにはない後半のテンポの速い掛け合いも見事にはまっていて凄いです。「不思議の国のヒトミ」も「風呂屋で」も好き。「風呂屋で」なんかあまりのはまり具合に驚きましたよ。関西弁とドイツ語って似てるのか!?(似てへん似てへん)

この「オペラ風味」な数々のナンバーはもちろん最高だったんですが、ドレミファブラザーズのパフォーマンスも単純に面白かったし、うんこをふんだfinalバージョンも馬鹿馬鹿しくてよかった。「座敷童子」のちょっとリリカルな感じも個人的には大好きだ。そして最初のThemeDanceの格好良さが個人的に超ツボ!!!センターで踊る室町さんに私はクギヅケになってしまいました。彼女のダンスだったらずーっと見ていたいわと思ってしまった。格好良かったなぁ。しかも面白いし。かなり気に入ってしまいました。

「朝ごは〜ん」のCDがその後メジャーレーベルから発売されるという快挙(?)を成し遂げました(笑)