2017-01-01から1年間の記事一覧

「ロッキー・ホラー・ショー」

森ノ宮ピロティホール T列46番 脚本・作詞・作曲 リチャード・オブライエン 演出 河原雅彦 いのうえさんの演出で上演されたのが6年前になりますか、新たに河原総代を演出にすえての上演でございます。主演は同じく古田新太。いのうえさんの演出も楽しかった…

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」

「フォースの覚醒」に続くエピソード8!正史スターウォーズサーガ2年ぶりの新作です。前作のJ.J.エイブラムスから監督を引き継いだのはライアン・ジョンソン。前回レイがルークを訪ねていくところでto be continuedとなったわけですが、もうまんまそこから…

「吉例顔見世興行 夜の部」

京都ロームシアター 1階1列14番 南座改修中につき、今年の顔見世はロームシアターで!岡崎ほんと雰囲気あって好きなんだけど人が多い、よね…(当たり前)。 「良弁杉由来」。初見です。鴈治郎さんの福々しい大僧正とその母を演じる藤十郎さん。歌舞伎のお得…

「ローガン・ラッキー」

スティーブン・ソダーバーグ監督。チャニング・テイタム、アダム・ドライヴァー、ダニエル・クレイグとキャストも豪華!アメリカの片田舎でいかにも冴えない生活を送るローガン兄弟。兄はアメフトの花形選手(つまり学生時代ヒエラルキーのトップに君臨して…

「ジャスティス・リーグ」

DCユニバース作品、ヒーロー&ヒロインがどどんと揃い踏みでごじゃます!監督は引き続きザック・スナイダーの予定だったんですが、ご家族の事情で戦線離脱され、そのあとを引き受けたのが「アベンジャーズ」を監督したジョス・ウェドン。すごいねマーベル大…

「Gifted/ギフテッド」

マーク・ウェブ監督。今年の春にアメリカで公開されて、小品ながらなかなかの高評価を得ていたという評判が聞こえてきてて、楽しみにしていました。なぜそういう評判が聞こえてきていたかというと主演がクリス・エヴァンスさんだからですよ!いやー、しみじ…

「マイティ・ソー バトルロイヤル」

ソー単独3作目、タイカ・ワイティティ監督。いやー最高でしたね!面白かった…単純にげらげら笑える面白みもありつつ大画面だからこその迫力と高揚もあり、堪能しました。当初は監督から「MCUの今までの作品全然見てない」とか「前2作は気にしない」などなど…

「ちょっと、まってください」ナイロン100℃

本多劇場 I列6番 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ ナイロンひさびさ?のがっつり劇団公演。ケラさんが事前に別役的とか不条理とかキーワードをちりばめていてくださってたので、そういう心構えで観られてよかったです。ケラさんの作品大好きなんだけ…

「表に出ろいっ!」English version”One Green Bottle”

東京芸術劇場シアターイースト B列7番 作・演出 野田秀樹 勘三郎さんと野田さんの共演で、娘役はオーディションで選ばれた黒木華ちゃんと太田緑ロランスちゃんのダブルキャストで上演された作品を英語版で再演。父親役にキャサリン・ハンター、娘役にグリン…

「散歩する侵略者」イキウメ

シアタートラム D列15番 作・演出 前川知大 イキウメの代表作。やっと観ることができましたー!どうせなら芝居で初見にしたいとDVDとかも見ず映画も見ずがんばりました。以下もちろん最後の展開まで書いているのでお気をつけて。散歩する侵略者、まさにその…

「オトトキ」

THE YELLOW MONKEYの15年ぶりの再集結からの約1年間を追ったドキュメンタリフィルムである。2016年中に行われたアリーナツアーとホールツアー、年末のフェス出演を丹念に追いかけ続けた映像と、この映画のために撮影された、彼らの出身地ともいうべきLa.Mama…

「中村勘九郎 中村七之助 全国芝居小屋錦秋特別公演2017」

金丸座 1階ろ6番5 今回は「全国芝居小屋錦秋特別公演」と銘打って岐阜のかしも明治座や東座、愛媛の内子座や熊本の八千代座、福岡の嘉穂劇場等々由緒ある芝居小屋を巡業されていて、芝居小屋といえば!な金丸座にも来てくださいました。芝居小屋公演の演目は…

「ブレードランナー2049」

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。1982年に上映された「ブレードランナー」はどこかで見たはずなんだけど、遠い記憶過ぎるので、続編見るならやっぱり復習しておこ!と思い、配信で見ました(べんりな世の中だよ…)いやー見ておいてよかったです。それこそ、テレビ…

「リチャード三世」

森ノ宮ピロティホール S列34番 作 ウィリアム・シェイクスピア 演出・上演台本 シルヴィウ・プルカレーテ オールメールのリチャード三世。なんだかんだ翻案も含めてリチャード三世も結構見ているなあ。タイトルロールであるリチャード三世が佐々木蔵之介さんだ…

「ビリー・エリオット」

梅田芸術劇場メインホール 2階4列38番 演出 スティーヴン・ダルドリー ロンドン版が劇場公開された時に見に行って、いいだけ涙をしぼったわけですが、その舞台を日本人キャストで!!東京公演をご覧になった方々の熱い賛辞におされて大阪公演にお邪魔してき…

「HEDWIG AND ANGRY INCH SPECIAL SHOW」

シアターオーブ 1階12列42番 あの!ジョン・キャメロン・ミッチェルご本人が来日してヘドウィグの公演をやるー!というニュースが飛び込んできたときには浮足が立つどころじゃなく完全に泳いでるシマツでした(っていうか今年そんなニュースばっかりや!)。…

「スーパー歌舞伎II ワンピース」

新橋演舞場 1階10列7番 初演が大評判となり、早くも再演!となったのですが、ご存知の通り猿之助さんの負傷により、もともと「麦わらの挑戦」枠としてルフィをやることになっていた右近さんが本役になるという形で公演を続行しています。ちなみに「挑戦」枠…

「通し狂言 霊験亀山鉾」

国立劇場 1階10列18番 初めて拝見します!ついでに言うと初めての国立劇場!ワーイ!ひろーい!こう、劇場の売店のなんというか昭和感!きらいじゃない!国立劇場のマスコット(ゆるキャラ?)であるくろごちゃんグッズを買おうかどうしようか散々逡巡しまし…

「ドリーム」

原題「HIDDEN FIGURES」。1960年代のNASA、二つの世界大国が揃って宇宙開発にしのぎを削っていた時代に、その数学の才で米国初の有人宇宙飛行「マーキュリー計画」に貢献した3人の黒人女性を描いたドラマです。とてもいい映画でしたので、ぜひ映画館でご覧に…

「謎の変奏曲」

サンケイホールブリーゼ 2C列28番 作 エリック=エマニュエル・シュミット 演出 森新太郎 東京公演がなかなかの評判で、急遽当日引換券で見ることに。わりとよく入っていて、2階席からの観劇となりました。休憩15分を挟んで2時間30分、登場人物は2人だけ…

「新感染 ファイナル・エクスプレス」

「新感染」つーとどうしても演劇ヲタ的には違うものを連想してしまいますが、こちらはどちらかというと「新/感染」という感じでしょうか。原題は「釜山行き」。ゾンビパニックものなので、普段見に行くジャンルではないんですけど、あまりに評判がよいので…

「ワーニャ伯父さん」

新国立劇場小劇場 1階C6列13番 作 アントン・チェーホフ 上演台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ ケラさん×チェーホフ、第3弾。初めて拝見する戯曲でした。チェーホフの4大戯曲の中でもいちばん上演される機会が少ないような…?苦手な人にはとことん苦…

「ファインディング・ネバーランド」

シアターオーブ 1階14列45番 脚本 ジェームズ・グラハム 演出 ダイアン・パウルス もともとまったく観に行く予定にしていなかったんですが、観劇仲間の激賛が立て続けにあったのと、その激賛の温度からして「これは行っておいたほうがいいのでは…」という勘…

「髑髏城の七人 season風」

IHIステージアラウンド東京 1列38番 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり Season風の開幕前に月のダブルキャストが発表になり、月のあとにseason極も発表になり、ほんと…こんなに髑髏城ばっかり食べてお腹こわさない?って感じになりつつありますが、いやも…

「秀山祭九月大歌舞伎 夜の部」

歌舞伎座 1階1列14番 「ひらかな盛衰記 逆櫓」。吉右衛門さんの松右衛門。以前どなたでみたんだっけ、と思って自分のブログを検索したら橋之助さんでした。そうだったー。その時も、権四郎の「そういっても死んだ孫が帰ってくるわけでもない…」って諭す言葉…

「ダンケルク」

クリストファー・ノーラン監督が初めて実話を題材にした映画。タイトル通り、第二次世界大戦の「ダンケルクの撤退」を描いています。ファーストトレイラーがかなりセンセーショナルだったので、ゴリゴリの戦闘描写がこれでもかとぶち込まれるのかとビビッて…

「ワンダーウーマン」

映画についてはあんまりネタバレ警告しないんですけど、これは終盤の大事な台詞をそのまま書いているので、この後見る予定だよ!って人は見てから読んで頂いたほうがよいかも案件です!DCEUからワンダーウーマン単独作。BvsSでの登場シーンが鬼かっこよかっ…

それはそれとしてこの先勘九郎さんカッコイイしか言ってない・リターンズ

以前阿弖流為の時にも似たようなことをしていたんですけど、カッコいいしかホントに言わないのかっていうと看板に偽りありかもしれない。かっこいいかかわいいかどっちかです。たぶん(読んで下さっている方の知ったことか!というツッコミが見えた気がしま…

野田版桜の森の満開の下、無事大千穐楽!

終わってしまいましたね。終わってしまいました。待っていた時間は長くても始まったら終わってしまうんですね。とはいえ、千穐楽を見届けて、なんだか今はすがすがしい気分です。「ヒメの笑顔におされることもなく、この仕事、まっすぐ素直に戦えている」と…

「スパイダーマン ホームカミング」

スパイディがマーベルに帰ってきたよー!って、権利はソニーのままなんですが、いろいろあってマーベルとソニーがタッグを組むことに!マーベルのロゴは出るけどソニーのロゴも出るという不思議感。 もうね、オープニングの5分で、これ絶対ピーター・パーカ…