2016-01-01から1年間の記事一覧

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」

ハリーポッターは流行に乗っかってかじったけどそれほどはまらなかったマン(指輪に夢中すぎたとも言う…)なので、スピンオフかあ〜、三部作かあ〜、でもエディ・レドメインだし見ようかなどうしようかな〜、と思っていたんですが、ハリポタはまらなかった人…

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

「スター・ウォーズ サーガ」のスピンオフ。正史でいくとちょうどエピソード4の前、銀河帝国軍の宇宙要塞である初代デス・スターの設計図の強奪任務が描かれています。主人公はそのデス・スターの設計に携わった科学者のひとり娘。むっちゃくちゃ面白かった…

「十二月大歌舞伎 第三部」

歌舞伎座 2階3列33番 ◆二人椀久 どこかで観たという気がしてるんですが、お、覚えてない…(きっと夢の国にいたのでしょう…スイマセン) 今回は玉三郎さまと勘九郎さんの組み合わせ!勘九郎さん、放蕩息子の雰囲気はないけど、松山にほれ込むあまりいろん…

「十二月大歌舞伎 第二部」

歌舞伎座 1階4列28番 ◆吹雪峠 以前獅童さんと七之助さんと愛之助さんの組み合わせで見たことがあります。なので七之助さんのおえんは2回目かな。助蔵が獅童さんで、当時の感想にも書いたけど、獅童さんのはっちゃけぶりが若干行きすぎていて、この作品の心理…

「この世界の片隅に」

能年ちゃん…じゃなく、のんさんが主人公の「すず」さんの声をあてているらしい、ということは知っていたんですけど、積極的に見に行くつもりではなかったのに、これもネットで公開するやいなや熱い推薦の声が続いて、マジかー、そんなにかー、とこちらも年の…

「ワレワレのモロモロ・東京編」ハイバイ

アトリエヘリコプター 全席自由 構成・演出 岩井秀人 「それぞれに起こった『こいつはヒデーぜ!』という話をつないだオムニバス作品。オムニバス大好き!みんなもっとやればよいのに。とはいえ、いい短編を書くのはいい長編を書くより難しそう(私見)なの…

「エノケソ一代記」

世田谷パブリックシアター 作・演出 三谷幸喜 「日本の喜劇王」エノケンこと榎本健一。そのエノケンの全盛期には彼の名をかたる…いや、彼の名に乗っかる「ニセモノ」がたくさんいたという。そのニセモノの中のひとりに「エノケソ」を名乗り全国で興行を打つ…

「大パルコ人3 ステキロックオペラ サンバイザー兄弟」

森ノ宮ピロティホール J列7番 作・演出 宮藤官九郎 パルコ×宮藤さんのロックオペラシリーズも第3弾。今回は音楽に怒髪天の上原子さん、主演に同じく怒髪天の増子さんを迎えるという、変化球!?それともロックオペラ的にはこっちが王道!?な新作。宮藤さ…

「キネマと恋人」KERA・MAP

シアター・ドラマシティ 18列37番 台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 映画が唯一の娯楽だった時代の、日本のどこかの島の町を描く、ケラさんのロマンチック・コメディ。東京公演での評判も上々で、楽しみにしておりました!いろいろと苦しい生活のな…

「はたらくおとこ」阿佐ヶ谷スパイダース

IMPホール B列15番 作・演出 長塚圭史 初演の感想こちら。阿佐スパ名義に限らず、長塚さんの手がけた中で一番好きな作品です。どれぐらい好きって、ちょうど10年前に選んだ「この10年のこの10本」で選んでいるくらい。男性陣は初演キャストが全員顔をそろえ…

「かもめ」

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール 1L列20番 作 アントン・チェーホフ 演出 熊林弘高 アルカージナに佐藤オリエさん、ニーナに満島ひかりさん、山路和弘さんに田中圭さんに中島朋子さんに坂口健太郎さんに…とまあ、豪華な顔ぶれ。そういえば、ケラさ…

「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」

兵庫県立芸術センター中ホール 1階Q列4番 作・演出 前川知大 奇ッ怪シリーズも第三弾。今回の題材は遠野物語。日本によく似たどこかの世界、近未来におこるかもしれない(おこらないかもしれない)出来事のなかで語られる「物語」の意味。冒頭の山内さん(…

「錦秋特別公演2016」

ロームシアター京都メインホール 6列25番 ご兄弟秋の恒例行事。お邪魔するの久しぶりかもしれません。せっかく京都に住んでて京都に来てくださるのだから〜ということで出かけてまいりました。この錦秋公演も回を重ねてきて、ご兄弟もいろいろと見せ方を…

「勧進帳」木ノ下歌舞伎

京都芸術劇場春秋座特設客席 全席自由 演出 杉原邦生 監修 木ノ下裕一 基本的には歌舞伎の「勧進帳」をなぞるところはもちろん、音楽の使い方やシンプルなセットが私が最初に木ノ下歌舞伎を観た「黒塚」のスタイルに近く、もとの舞台を知っているからこその…

「スター・トレック BEYOND」

これも全米公開は夏真っ盛りの7月!まーちーかーねーたー!春から夏にかけてのいわゆるアメコミ超大作(シビルウォー、BvsS、アポカリプス)がいずれもヒーロー同士の対立構造を軸にしていて、対立構造嫌いじゃないどころか大好きな私でも若干食傷気味ではあ…

「Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜」劇団新感線

フェスティバルホール 15列42番 脚本 宮藤官九郎 演出 いのうえひでのり 初日が開けたのは夏真っ盛りの8月初旬!今はもう初秋どころか、秋まっただ中…待ちかねた!ここんとこわりと初日に近いタイミングで新感線公演を観ることが多かったので、ここまで最終…

「クレシダ」

サンケイホールブリーゼ E列27番 作 ニコラス・ライト 演出 森新太郎 タイトルからしてシェイクスピア、トロイラスとクレシダのスピンオフ(ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ的な)かなーと勝手に思い、なんとなく、ま、今回は見送りで…と思っ…

「来てけつかるべき新世界」ヨーロッパ企画

ABCホール K列15番 作・演出 上田誠 凄く久しぶりのヨーロッパ企画!いやー新世界でした。A NEW WORLDではなく、あくまで「SHIN-SEKAI」。ディープな大阪においてもなおディープな、トップオブディープ大阪な新世界。そんなSHIN-SEKAIに迫り来るNEW WORLDを…

「治天ノ君」劇団チョコレートケーキ

伊丹AI HALL 全席自由 脚本 古川健 演出 日澤雄介 第21回読売演劇大賞において、作品賞、優秀賞、男優賞、女優賞すべてで優秀賞に名前を残しており、作品が選考委員特別賞を受賞した「治天ノ君」。私はこの時初めてこの劇団名を知りました。ここまでの圧倒的…

「スーサイド・スクワッド」

「悪をもって悪を制す」、タスクフォースX作戦に集められるヴィランたち。製作に入った当初からマ−ゴット・ロビー演じる「ハーレイ・クイン」のビジュアル力の高さ、その完成度に期待が集まっていて、しかもそのハーレイ・クインが追いかけているジョーカー…

「X-MEN:アポカリプス」

やっと見た!公開からずいぶん日が経ってしまいました。今年の夏は映画1本の時間をひねり出すのもままならない!前作「フューチャー&パスト」の続編というポジションなので、あの世界線(レイヴンが大統領を助けてセンチネルが生まれない世界)で話が進んで…

「ゴーストバスターズ」

オリジナルのゴーストバスターズをちゃんと見たのかどうなのか、テレビで何度もやってるし、あのマシュマロマンのシーンとか見た覚えありまくるんだけど、実はほとんど覚えていないのであった。リブートするって話は割と前から出ていたと記憶していて、ただ…

「シン・ゴジラ」

庵野監督にもゴジラにもさほど思い入れがなかったので、見に行く予定じゃなかったんですけど、初日鑑賞組の激賛ぶりに「えっそうなの?そんなに?」となり、決め手は島本和彦先生の一連のツイートでした。そこまでか!そんなに言うなら行かなくては!いやー…

「八月納涼歌舞伎第三部」

歌舞伎座 10列19番 ◆「土蜘」 勘九郎さんの襲名でも拝見しました。演目としてはかなり好き!ただ、座席が真っ正面で、かつ私の前に背の高い男性が座られたので、センターのみほぼ見えないという…どセンの罠!松羽目物で正面の視界がやられるとやっぱりち…

「八月納涼歌舞伎第二部」

歌舞伎座 14列10番 ◆「東海道中膝栗毛」 染五郎さんと猿之助さんで弥次さん喜多さん!いやそりゃ誰もが見たいと思う座組ですよね。猿之助さんは昨年秋からのワンピース歌舞伎、染五郎さんは今春のラスベガスでの獅子王公演と、それぞれの話題もぶっ込み…

「キンキーブーツ」

オリックス劇場 1階14列64番 脚本 ハーヴェイ・ファイアスティン 演出 ジェリー・ミッチェル 来日版と国内版が相前後してかかるよー国内版は三浦春馬くんが出るよーって最初のアナウンスがあって、あのできる子春馬くんなら相当ハマるだろうなーと思いつつ、…

「BENT」

京都劇場 S列17番 作 マーティン・シャーマン 演出 森新太郎 今までいろんなキャスト、いろんな演出家で上演されていると思うんですけど、この作品を拝見するの、実は初めて。映画にもなってましたが、そちらも未見。ベルリンで享楽的な生活を送っていたマ…

「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」

森ノ宮ピロティホール U列36番 作・演出 松尾スズキ 情報解禁になったときには、松尾さんが!BL!みたいな方面での取り沙汰が多かったような記憶があって、東京公演のときには評判はうっすら聞こえてきていたけど個人的にじっくりネットの感想をたどる余裕…

「コクーン歌舞伎第十五弾 四谷怪談」

シアターコクーン J列13番 演出 串田和美 コクーン歌舞伎にとって四谷怪談というのはかなり縁のある演目ではないかと思います。今回は2006年「南番」「北番」で上演したバ−ジョンから一歩踏み込んで、お袖と直助権兵衛によりスポットを当てた構成。黒子を黒…

「デッドプール」

見てきたーデップーちゃん!1日映画の日に公開だったのでさすがに手乗りデップーちゃんはもらいに行けませんでしたが、でもああいう入場者プレゼントうれしいよね…!Fワード炸裂、吹き替えの訳の方が容赦なくてオススメと仄聞したので吹き替えで見に行ってき…