2012-01-01から1年間の記事一覧

ああ無情

「レ・ミゼラブル」見てきたよーい! 予告編をみたときから「期待できそう!」感がぷんぷんあったのと、公開間もなく見に行かれたシアターゴアーの皆さまが揃って高評価ということもあって年内には見たい!と思っておったのですヨ。そして先にご覧になった方…

今年の清盛

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というわけで第50回まで、途中からでしたけど毎週の「今週の清盛」も終わりでございます。読んで下さってた方がいるのかどうかもわかりませんが、ともあれ毎週書こうと決めてからはちゃんとラストまで来れてよかった。途中PCがぶっ壊れるという不測の事態も…

今週の清盛

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第50回「遊びをせんとや生まれけむ」または「兵どもが夢のあと」。 おわっちまいましたー。 ここのところ3回ほど、ほぼ最終回構成というか、回想回想でまとめに入っていたところもあったので、物語として何が、というわけではなかったんですが、しかしやはり…

今週の清盛

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第49回「双六がおわるとき」または「賽は投げられた」。 今週のきよたんはたのしそうだったな。 先週まで、どんどん顔色が悪くなってどんどん老いの影が濃くなっていたけど、なんか今週のきよたんは楽しそうでした。そういえばこのドラマにおける清盛は基…

「ホビット 思いがけない冒険」見てきた!

書き出したらキリがないのでとりあえずあんまりバレじゃない(かもしれない)感想を。 ホント繰り返しになりますが、2部作の予定が3部作になったと聞いた時点でほとんどイヤな予感しかなかった。だって文庫で全9巻のLotRが3部作で、上下巻のホビットがどう…

来た見た買った!

行ってきました、公開初日のIMAX HFR 3Dで! いやー。 私はなにをあんなに不安に思っていたのでしょうか。 LotRファンとしてはもうほぼ文句なし。至福の3時間です。3Dも、あの人物がぺらっぺらに見える感じが自分はどうしても好きになれず、だったら2Dで見た…

「祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜KERA version」

シアターコクーン E列19番 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ ケラさんご自身がツイッターで「俺史上最長」と呟かれているのを見てまさにTLがざわめきましたよね…いつも長いと言われる、と私が最初にナイロンを見た15年前から言われているのに、そのケ…

「生きちゃってどうすんだ」大人計画

ザ・スズナリ A列6番 作・演出 松尾スズキ 松尾スズキさんひとり芝居。私は大人計画の初期を拝見していないのでスズナリで松尾さんを見られる!というのもひとつの確かな喜びでした。完全な1本の話にするのか、それともオムニバス的なものなのかどっちかな…

今週の清盛

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第48回「幻の都」または「平家か…何もかも皆懐かしい」(沖田艦長でお願いします)。 福原遷都がまさに「淀みに浮かぶ泡沫」の如くあわく消え去る。 「たとえ武士の世と言われずとも」と前置きしながら清盛が言った、自分の出会ったすべての人の生きた証がこ…

何も言えない

今日、勘三郎さんの葬儀が行われた。あの日からもう一週間。 でも、まだどこか遠い世界のことのような気がするときがある。 NHKで放送された追悼番組で三津五郎さんや渡辺えりさんが口々に仰った「まだ偲べない」「思い出とか語りたくない」という言葉や、椎…

こんなものを買った

自分の備忘録用に。 下でkonozamaキターとか言っていたコレ、届きました Moleskine Hobbit Notebook Plain Pocket Limited Edition (Moleskine Diaries)作者: Moleskine出版社/メーカー: Moleskine発売日: 2012/11/21メディア: ハードカバーこの商品を含むブ…

今週の清盛

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第47回「宿命の敗北」または「立つ鳥あとを濁しまくり」。 落ちていく平家を後々まで悪い意味で語りぐさにする富士川の戦いNOW! これほどまでに文字通りプゲラっちょされた戦がかつてあったでしょうか。いやない。平家物語詳しくないひとでも「ああ、あの水…

「落語版・笑の大学」

愛知県芸術劇場小ホール 2列18番 twitterで上演情報が流れてきて、検索したら名古屋でもやる!きゅぴーん!といそいそ発売日にチケットおさえてました。さん生師匠の「天狗裁き」、たけ平さんの「扇の的」のあと中入りがあって「笑の大学」という構成。「天…

konozama

amazonでMOLESKINEのHOBBITエディションを申し込んだって話を下のエントリで書いているわけですが、ふたつたのんだうちのひとつ(赤い方)がこの間無事届いたものの、もうひとつの方は… ご注文商品のお届け予定日が現時点で確定していないことをお詫びいたし…

「當る巳歳吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎六代目中村勘九郎襲名披露 夜の部」

南座 1階1列23番 仮名手本忠臣蔵 五段目と六段目。勘平を仁左衛門さん、おかるを時蔵さんで。仁左衛門さんの勘平見るの二度目かな〜。やっぱり一つ一つのシーンの絵になる感がすごいです。ことに自分が手にかけたのが舅だったと気がつくところ、自分が撃たれ…

レンブラントの帽子

レンブラントの帽子作者: バーナード・マラマッド出版社/メーカー: 夏葉社発売日: 2010/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 43回この商品を含むブログ (23件) を見る夏葉社さんのサイトを見ていて、刊行一覧の一冊目にあるこの本。読んでみたいなと思っ…

今週の清盛

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第46回「頼朝挙兵」または「復讐するは我にあり」。 いやー… いやいやいや。 前半割とツッコミながら見てたんですけどね。ちょっと!頼政のシーンはしょりすぎ!とか。このドラマかなり本気で愛してるけど戦闘シーンの書きぶりというか描きぶりはちょっとモ…

今週の清盛

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第45回「以仁王の令旨」または「おれのものはおれのもの、みんなのものもおれのもの」。 まさかの「いかがにござりますか…」の余韻始まり。という。 そしてトップにのぼりつめた清盛のあれもゴリ押しこれもゴリ押し攻撃やまず!なんでも出てくるもりえもん(…

さよならするのはつらいけど

芝居を観に出かけていく新幹線の車中でそのツイートを見た。最初は意味がわからず、とりあえずその人の名前で検索をかけた。大阪のラジオで訃報が伝えられたというツイートがものすごい勢いで増えていて、やっと、そうなのか、と思った。牧野エミさん、亡く…

「4 four」

シアタートラム 全席指定 作 川村毅 演出 白井晃 世田谷パブリックシアターでは、昨年?劇作家が自由な発想を自在に試す場?として「劇作家の作業場」という劇作ワークショップを始めました。その「劇作家の作業場」から舞台作品を立ち上げる第一弾となるのが…

「日の浦姫物語」

シアターコクーン 2階C列4番 作 井上ひさし 演出 蜷川幸雄 もうとっくに共演しているような気がしていた、藤原竜也と大竹しのぶ実は初顔合わせ。説教聖と子連れの三味線女が語る「日の浦姫」の物語という枠組みの中で舞台が展開していきます。最高の俳優と最…

「The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)」イキウメ

東京芸術劇場シアターイースト E列1番 作・演出 前川知大 (上)は正しくは丸囲いです。おそらくそこまでこだわって決めてらっしゃると思うの、だって宣伝美術が鈴木成一さんだから!チラシもすごくかっくいい。この仕事師!仕事師め!前川さんの作品はご自身…

今週の清盛

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第44回「そこからの眺め」または「世にも奇妙な平家物語」。 または、 さらば重盛。(´;ω;`)ウッ…(またこのパターン!)いや、もう何週か前から予感はしていたのよ。ぜったい、あの第9回の、ごっしー(当時雅仁)初登場の、「ふたりのはみだし者」の回の双…

今週の清盛

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第43回「忠と孝のはざまで」または「今週の重盛」。 今回ばかりは「今週の重盛」でいいんじゃないか。そう強く思うわたしである。 だって彼には今週と来週しか残されてな…(´;ω;`)ウッ…(泣くな!)鹿ヶ谷の隠謀における首謀者のうち、平家とも姻戚関係を結…

EMPIREればEMPIREるとき

うちにEMPIREがきたよ! この、表紙が5種類でしかも3Dとかいうやつです。いや5種類とか3Dとかはこの際どうでもいい!HOBBIT特集ということで実に63ページにもわたって記事が掲載されているという、しかも雑誌があのEMPIRE!こんなもの!欲しいにきまってる!…

「霊感少女ヒドミ」ハイバイ

三重総合文化センター小ホール 全席自由 作・演出 岩井秀人 高校の演劇部とおぼしき集団が制服で観に来ていて、それ見た瞬間にあー自分もそうだったなー、最初は制服で、演劇部のみんなで見に行ったんだよな…なーんてノスタルジーに浸ってしまい、それもあっ…

jus cogens

「アルゴ」見てきました。 すごい、いやすごかったです。個人的に「手に汗握る」どころですまないものがありました。あの最近よくある映画のCMの、暗視カメラで泣いてる人や驚いている人を撮るっていう品性のカケラもないアレ、この映画を見ているときの私を…

今後の予定

11/3「霊感少女ヒドミ」ハイバイ@三重県総合文化センター小ホール 11/10「吉井和哉.HEARTS TOUR 2012」@新潟県民会館 11/17「The Library of Lifeまとめ*図書館的人生(上)」イキウメ@東芸シアターイースト 11/17「日の浦姫物語」@シアターコクーン 11/…

今週の清盛

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第42回「鹿ヶ谷の隠謀」または「鬼は都にありけるぞや」。 鹿ヶ谷、といえば出てくるのは歌舞伎好きには「俊寛」ですよね。そしてその芝居の中の名台詞のひとつがこれです。「鬼界ヶ島に鬼はなく、鬼は都にありけるぞや。」前回で一転、今まで牽制はしあって…

エッグ、千秋楽

最初は一回だけの観劇予定だったのですが、そういうときほどヒキがあるもので千秋楽のチケットがころんと転がり込んできまして、ま、フイにする手はないやな、と軽い気持ちでいたのですが、今にして思えばもう1回見る機会があってよかったと心から思います。…