2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ア・ラ・カルト アンコール!」

近鉄アート館 B2列15番 演出 吉澤耕一 台本 高泉淳子 音楽監督 中西俊博 昨年いったん幕となったアラカルトが、青山円形劇場閉館前に「アンコール」として復活、その復活公演が今年2月に13年ぶりに帰ってきた近鉄アート館で上演。大千秋楽を迎えました。甘い…

わかっちゃいるけど言いたい

本編の感想に書くのもあれなんで別項にしますけれど、その予告編をめぐるあれこれとか、確かにえーって、言いたいひとの気持ちもわかるんですよ。自分も、楽しみにしていた映画がもう、なんか、「えっそんなんでしたっけ?」みたいな予告編になっててガクー…

「ベイマックス」

原題は「BIG HERO 6」。本来は科学ヲタク(ナード)たちのアクションヒ−ローもの、なんですが、この見ればぽよんぽよんしたくなるケアロボット「ベイマックス」を日本では俄然推した宣伝になっていて、本編と乖離しているのではー?みたいな声を公開前たくさ…

「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」さいたまゴールドシアター

とよはし芸術劇場主ホール G列8番 作 清水邦夫 演出 蜷川幸雄 ゴールドシアター&ネクストシアターは気になりつつもタイミング合わずどちらも未見でした。最近KAAT発信の舞台がよくとよはしでかかるのでとってもありがたい。蜷川さんがさいたま芸術劇場の…

「ゴーン・ガール」

結婚5周年の記念日の朝、突然姿を消した妻。彼女はなぜ消えたのか?その夫は何を知っているのか? 予告編見た時に、面白そう〜、と思い公開を楽しみにしていました。やーしかし、予想していたものとはひと味もふた味も違った感じです。畳まないけどこの先は…

「ホビット 決戦のゆくえ」見てきた!

「ホビット 決戦のゆくえ」、初日初回IMAXと初日吹き替え4DXで見ました!というわけでいろいろツッコミ入れつつの感想メモ書き行ってみよっ!ちなみにこの先、ネタバレしかありません!・「我が名は炎 我が名は死」っていうスマウグさん中二病ですか?な前作…

「ホビット 決戦のゆくえ」

「ホビット 決戦のゆくえ」、初日初回IMAXと初日吹き替え4DXで見ました!というわけでいろいろツッコミ入れつつの感想メモ書き行ってみよっ!ちなみにこの先、ネタバレしかありません!

「インターステラー」

ノーランの新作!ってことで今年の目玉の1本として早くから名前があがってたんですけど、予告を見た時に「なんかアルマゲドン的なあれだったらちょっと好みじゃないかも…」つって尻込みしてたんざんす。でも先にご覧になった方がSF!ガチSF!と楽しんでらっ…

「キレイ-神様と待ち合わせした女-」

シアターコクーン N列12番 作・演出 松尾スズキ 初演が14年前、再演ですらもう9年前です。ぎゃー!おののくしかない。再演、再再演の演目がかかるたびに「アレついこの間のことじゃなかった?」みたいになる現象が年々加速する一方です。 以下、わりと具体的…

「ブエノスアイレス午前零時」

新国立劇場中劇場 18列72番 原作 藤沢周 脚本 蓬莱竜太 演出 行定勲 原作未読。いやー、思った以上によかったです。小説の舞台化で演出が映画監督、というとこでちょっと構えてしまったところがあったんだけど、完全な杞憂でした。お恥ずかしい。うらさびれ…

「新しい祝日」イキウメ

東京芸術劇場シアターイースト D列15番 作・演出 前川知大 いやーきつい芝居だった!ところどころ心理的にものすごくグサグサくる場面があり、しかも最後までそんなわかりやすい解放的な展開があるわけでもないので、かなりハートが鍛えられた観劇になりま…

「紫式部ダイアリー」

名鉄ホール 16列15番 作・演出 三谷幸喜 のっけからこんなことを書くのもあれですけど、三谷さんはやっぱり女性を書くのが苦手(下手)だなあと思う。出てくるのはどこかお母さんか女の子なんだよなあ。この芝居で出てくるのは清少納言と紫式部のふたりだけ…