「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」

トムホピーター最新作。監督トム・ワッツ。 ここまで読んでまだこの映画見てない人、情報開示できるのはここまでなので潔く回れ右して映画を見てからこの先をご覧ください。よろしくお願いします。傑作、いやもう、傑作であった。日本は公開が遅れて年をまた…

2021年のベスト

例によって年もすっかり明けましたが2021年の振り返りエントリやっておきたいと思います!今年は芝居と映画! 観劇編 総観劇本数36本(リピート含まず)。後半わりと固め打ちしたのでこの本数、前半はかなり抑えめでしたね。昨年よりは10本超増えてるので、2…

「THE BEE」NODA MAP番外公演

ナレッジシアター J列11番 作・演出 野田秀樹 日本版としては再再演になるんですかね。キャストを入れ替えての上演ですが、今回はまず野田さんが出演せずに井戸を阿部サダヲに振ったというのが一番の眼目かな。初演の時から最高級に完成されていた舞台だと…

「アルトゥロ・ウイの興隆」

ロームシアター京都メインホール 11列22番 作 ベルトルト・ブレヒト 演出 白井晃 ドイツから亡命したベルナルド・ブレヒトが、アドルフ・ヒトラーの勃興をアメリカ・シカゴのギャング抗争になぞらえて書いた寓話劇。最初にちゃんと「これはそういった趣旨の…

「キングスマン:ファースト・エージェント」

幾度に渡る延期を乗り越えて、ようやく公開されました「キングスマン」の前日譚!いやー待ちかねた!監督はもちろん、マシュー・ヴォーンです!以下物語の具体的な展開書いちゃってますよぉ~!今回は独立エージェント組織「キングスマン」の誕生秘話を描い…

In Excelsis Deo あるいは パ・ラパパンパンの思い出

これは後出しじゃんけんと言っていただいて差し支えないんですが、「パ・ラパパンパン」というタイトル、最初に見た時にピンとくるものがありました。これはリトル・ドラマー・ボーイのフレーズなのでは?実際に観劇して、まさにそのリトル・ドラマー・ボー…

「イモンドの勝負」ナイロン100℃

兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール N列24番 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ ナイロン新作!ナンセンスで推すよと作家自ら宣言しておられたとおり、ぐいぐい推され、ゲラゲラ笑わせてもらいました。いやーしかし、まず感嘆したのが、「国際的な大…

「十二月大歌舞伎 第二部」

歌舞伎座 1階6列28番 「男女道成寺」。勘九郎さんの白拍子花子、右近さんの白拍子桜子実は狂言師左近の顔合わせ。なかなか見られない顔合わせ嬉しいよね~。お席がよかったのと、勘九郎さんの女方の踊り見るの久しぶりだなあ~と楽しみにしていた相乗効果も…

「vitalsigns」パラドックス定数

サンモールスタジオ 全席自由 作・演出 野木萌葱 パラ定新作!タイミング的にここしかなく初日を拝見してきました。サンモール久しぶりだったな。まだ公演続いておりますので、これからご覧になる予定の方はこの先はご注意くださいませ。ネタバレしかありま…

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」

1作目見たのついこの間だったような気がしてるんですけど、2018年公開だからしっかり3年経ってたわ…時の流れってやつぁ…。監督は前作のルーベン・フライシャーからアンディ・サーキスへバトンタッチ、主演はもちろんトム・ハーディです!1作目のときに、序盤…

「パ・ラパパンパン」

森ノ宮ピロティホール I列21番 作 藤本有紀 演出 松尾スズキ 藤本有紀さん脚本、松尾スズキさん演出。まずいの一番に言いたいこととしては、こういう試みをどんどんやっていってもらいたいってことです。小劇場界から出てきた人たちは、自身の劇団で作・演…

「リーマン・トリロジー」ナショナル・シアター・ライヴ

ナショナルシアターライヴで最初にかかったのはもうずいぶん前ですが、当時コロナ禍に突入する直前ぐらいで、梅田での上映があったんだけどその後に神戸でもかかることが決まってて、日程的に神戸の方が合わせやすいな…と思って梅田の上映を見送ったのが運の…

「いのち知らず」

シアタードラマシティ 2列27番 作・演出 岩松了 岩松了さん新作。勝地涼、仲野太賀、光石研と良いキャストが並んでいたので見に行ってきました。例によってなかなか一筋縄ではいかない台詞回しが序盤からポンポン飛び出し、振り落とされそう…と思っていると…

「藤原HINOMOTO-The Squad Announcementー」THE ROB CARLTON

京都劇場 H列2番 作・演出 村角太洋 THE ROB CARLTON新作。平安時代に蹴鞠の日本代表を選抜することになり…ってもうイントロから私の好き要素しかない。こういう、歴史の中にあった(かもしれない)ことを描くって、勝海舟の名言「今から古を見るのは、古か…

「エターナルズ」

MCU新作。監督は「ノマドランド」でアカデミー賞受賞したクロエ・ジャオ。当たり前だけれどそのはるか以前からオファーして新作撮影していたわけで、MCUのこのキャストよりもなによりも監督を青田買いしていく姿勢すごいなと思います。すでに功成り名を遂げ…

「最後の決闘裁判」

リドリー・スコット監督。マット・デイモンとベン・アフレックの幼なじみコンビが久々に共同脚本として名を連ね、ニコール・ホロフセナーも加えて3名が脚本を担当。予告編見て「苦手そう!スルーかな」と思い、上映時間の長さを聞いて「長い!スルーかな」と…

「狐晴明九尾狩」

オリックス劇場 1階24列66番 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 新感線フルスペック新作!告知から初日までがやけにあっという間だったように感じてたんですけど、無事東京公演終えて大阪までようこそいらっしゃいました。特になんのねたばれも踏まずにマ…

「DUNE/デューン 砂の惑星」

監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ!フランク・ハーバートの原作を超スケールで描く大作でございます!ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモアなどなど、挙げればきりがない超豪華キャスト陣。これも1年以上公開延…

「友達」

サンケイホールブリーゼ 1階G列7番 作 安部公房 演出・上演台本 加藤拓也 安部公房の戯曲を豪華キャストで上演。例によってキャストをあまり把握しておらず、SISのプロデュース公演だし4~5人の座組かなと勝手に思い込んでいたので、始まったらいっぱい出…

「キャッシュトラック」

ジェイソン・ステイサム主演、ガイ・リッチー監督作品。いやー面白かったコレ。ガイ・リッチーの作品って、主に登場人物の関係性に独特なファンタジー要素があって好きなんですが、そういう部分が微塵もなかった今回。でもむたくたに面白かったです。現金輸…

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」

ダニエル・クレイグボンドフィナーレ。監督はキャリー・ジョージ・フクナガ。本来の公開日はいつだったか…確実に1年以上公開延期の憂き目にあいましたが、無事劇場公開となりました。途中何度かあわや配信行きか、という噂も出たけど、007製作陣は一貫して配…

「クーリエ 最高機密の運び屋」

キューバ危機の背後にあった諜報作戦を描いた「事実に基づいた物語」、監督はドミニク・クック、主演はベネディクト・カンバーバッチ。本国公開は2020年だったってことなんだけど、どうなんだろ、ちょうどコロナで厳しい時期だったかもしれないですね。劇場…

「モンタナの目撃者」

テイラー・シェリダン監督。「ウインド・リバー」が面白かったし、何気に豪華キャストなのでフラっと見に行ってきました。おもしろかったなー!森林消防隊でリーダーを務めるハンナは、山火事での「風」の読みを誤り、その際のトラウマで不安定な精神状態に…

「九月大歌舞伎 第三部」

歌舞伎座 1階13列18番 仁左衛門さま・玉三郎さまによる「東海道四谷怪談」。中村屋さんが東海道四谷怪談をよくおやりになるので、私も勘三郎さん・勘九郎さん・七之助さんそれぞれお岩さまを演じたのを拝見したことがありますが、このコンビによる上演はなん…

「九月大歌舞伎 第一部」

歌舞伎座 1階2列11番 六世中村歌右衛門 二十年祭・七世中村芝翫十年祭ということでゆかりの演目「お江戸みやげ」と「須磨の写絵」。お江戸みやげは当代芝翫さんがお辻、勘九郎さんがおゆう、坂東栄紫を七之助さんとゆかりの演者で固めた座組。冒頭、福助さん…

「湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。」

神奈川芸術劇場大スタジオ C列21番 作 野木萌葱 演出 シライケイタ 野木萌葱さんがKAATに新作描き下ろし、しかも「三人吉三」を題材に、ということでこれは見たい!と足を運んできました。例によってキャストをあまり確認せずに見ていたので、えっ!あの人…

「砂の女」ケムリ研究室no.2

兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 1階J列14番 原作 安部公房 上演台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 安部公房の原作はかなり昔に、いやもう、相当昔に一度読んだことがありますが、昔すぎてちょっとディティールはすでに記憶がおぼろ。関西は…

「市川猿之助 春秋座特別舞踊公演」

春秋座 2階3列25番 大学開学30周年、春秋座開場20周年を記念しての特別興行。猿之助さん、亀治郎時代から縁の深い劇場ですものね。鷹之資さんと連獅子を踊られるというので、それはとっても見たいなァ~と思い、出かけてきましたよ春秋座まで。いつ来ても絶…

「大パルコ人4マジロックオペラ 愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」

COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール R列5番 作・演出 宮藤官九郎 パルコオリジナルロックオペラシリーズも第4弾!早いもんだよ。そして「あまちゃん」以来の宮藤さんとのんちゃんのタッグ。2044年の戦争で崩壊した渋谷の街の11年後が舞台。ダイバーシティを、多…

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」

ブラック・ウィドウを皮切りに、MCUがスクリーンに帰ってきたぞー!ということで、シャン・チーとうとう公開でございます。このあとはエターナルズ、スパイディ新作と2021年残り3か月しかないのに怒涛のリリースラッシュ、のはず。無事にいけば。MCU初の東ア…