「秀山祭九月大歌舞伎 菅原伝授手習鑑 Aプロ昼の部」

歌舞伎座 2階1列10番 菅原伝授手習鑑、昼の部は加茂堤、筆法伝授、道明寺。菅丞相を仁左衛門さま、武部源蔵を幸四郎さん、戸浪を時蔵さん。今回、桜丸梅王丸松王丸の兄弟を複数の役者が複数の組み合わせで演じるためちょっとこんがらがるが、まあいろんな人…

「秀山祭九月大歌舞伎 菅原伝授手習鑑 Bプロ夜の部」

歌舞伎座 1階13列14番 三大名作一挙上演の第2弾は菅原伝授手習鑑。Bプロ夜の部では松王丸を幸四郎さん、源蔵を染五郎さん、戸浪を時蔵さんという顔ぶれ。染五郎さんが源蔵!さすがに早いなと思いましたし、配役発表されたときにもかなり界隈ざわついてました…

「コーラスライン」

東京建物ブリリアホール 2階B列29番 原案・振付 マイケル・ベネット 演出 ニコライ・フォスター 私にとってコーラスラインというとマイケル・ダグラスがザックを演じた映画の印象が大半で、舞台でこの演目を見るのは初めて。アダム・クーパーがザックをやる…

「F1」

「トップガン・マーヴェリック」のジョセフ・コシンスキー監督作品、主演はブラッド・ピット。ブラピのキャリアハイの興行収入を叩き出しているとのこと。AppleMovieとしても最大のヒット作。コシンスキー監督、こりゃ今後も引く手数多だろうな。F1の統括団…

「人形ぎらい」

PARCO劇場 S列32番 作・演出 三谷幸喜 三谷文楽第2弾。「其礼成心中」からも13年かあ。今回は文楽の「人形」たちを主人公に…って、いやそりゃ文楽なんだから人形が主人公に決まっとるだろと言われそうだけど、もっとメタに、役ではなくて「遣われている人…

「ミュージカル バック・トゥ・ザ・フューチャー」劇団四季

JR東日本四季劇場秋 1階6列10番 演出 ジョン・ランド イギリス・マンチェスターで初演後好評を博しウエストエンド、ブロードウェイでも上演となったかの大傑作映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のミュージカル版。日本では劇団四季が上演権を獲得し、2…

「八月納涼歌舞伎 第一部」

歌舞伎座 1階3列24番 「男達ばやり」。初めて見る演目、巳之助さんの朝比奈三郎兵衛、隼人さんの三浦小次郎。タイトルのとおり、旗本奴と町奴が江戸の粋な「男達」ぶりを見せつけ合う芝居なので、このおふたりなのはナイスキャスティングすぎたし、どの場面…

「八月納涼歌舞伎 野田版 研辰の討たれ」

歌舞伎座 1階西5の2番 「野田版 研辰の討たれ」。2001年初演、2005年の再演以来の上演とのこと。21年ぶりですか。辰次を勘九郎さん、家老平井市郎右衛門を幸四郎さんが演じ、九市郎才次郎の仇討ち兄弟を染五郎さんと勘太郎さんがつとめるという、完全なる世…

「八月納涼歌舞伎 第二部」

歌舞伎座 1階6列35番 「日本振袖始」。どこかで見た気がしてたけどこれ初見じゃないか?(シネマ歌舞伎で見たのかな)。八岐大蛇伝説を題材にしていて、生贄に捧げられる稲田姫を米吉さん、素戔嗚尊を染五郎さん、岩長姫を七之助さんという座組。人外の七之…

「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」

2005年の映画は見ていて2015年の映画は未見。満を持して?のMCU版F4、監督は「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン。こうしてみるときっかり10年ごとにリブートされてるんだな。私が2005年版を見ているのはクリス・エヴァンスがヒューマン・トーチをや…

「晩節荒らし」らんぶる

ABCホール XA列3番 作・演出 福原充則 山西惇さんと佐藤誓さんが立ち上げた演劇ユニット「らんぶる」の第1回公演。ふたり芝居、作・演出は福原充則さんとむちゃくちゃ手堅い布陣。大阪帰省に合わせて見に行ってきました。世の中の役に立ちたいと議員選に出馬…

スーパーマン、ここが好きだと叫びたい

すごい、感想書き始めたら恐ろしいぐらい止まらなくなったので急遽、あそこが好きここが好きなダダ洩れ感想をメモ書きで別エントリにします。やばいな私スーパーマン大好きじゃん!(知ってた音頭) クリプト!何はなくともまずクリプト!むちゃくちゃかわい…

「スーパーマン」

DCEUが仕切り直しとなったあとのDCユニバースとして正式な第一作。監督・脚本ジェームズ・ガン。ジェームズ・ガンといえばMCUでガーディアンズ・オブ・ギャラクシー三部作の監督を務めていたわけですが、いろいろあってDC再建の柱として白羽の矢が立ったと。…

「国宝」

吉田修一氏の原作を李相日監督が映画化。主演は吉沢亮。7月末時点でなんと興行収入が75億に達するという実写映画としてはモンスターヒットを飛ばしております。題材が歌舞伎ということもあり、公開直後から私のTLでも鑑賞した方の感想がどんどこ流れてきてい…

「罪人たち」

ライアン・クーグラー監督がマイケル・B・ジョーダンと組んだオリジナル新作。全米で大ヒットし、そのおかげか日本でも思ったよりも早くIMAXでの公開が決定。ライアン・クーグラーは大好きなんだけど、何しろ今作「ホラー」ジャンルということで、うーむホ…

「マクベス」

彩の国さいたま芸術劇場 1階D列23番 原作 ウィリアム・シェイクスピア 上演台本・演出 吉田鋼太郎 藤原竜也がとうとうマクベスを!というだけでなんかエポックな気がしてしまう。どうしてもハムレットから育ってきた子というイメージがあるからかな。ロミオ…

「ずれる」イキウメ

シアタートラム E列20番 作・演出 前川知大 イキウメ新作。イキウメは本公演後、劇団としての活動はいったん区切りとなるようで、この「イキウメンズ」による公演はしばらく見られなくなるとのこと。寂しい限りですが、劇団というシステムの難しさを考えれば…

「リプリー、あいにくの宇宙ね」

本多劇場 O列20番 脚本・演出 上田誠 ニッポン放送主催でヨーロッパ企画の上田誠さん作・演出のプロデュース作品。昨年でしたっけ?「たぶんこれ銀河鉄道の夜」が上演されましたけど、テイストとしては似てる。でもって、今回もタイトルがうまいのよ。リプリ…

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」

ミッションインポッシブルシリーズ最新作にしていちおう「ファイナル」と名付けられた本作。監督は引き続きクリストファー・マッカリー。マッカリーととむくる先輩のコンビももう相当年季が入ってきたね。前作デッドレコニングからもちろん地続きで、「エン…

「紅鬼物語」新感線

SkyシアターMBS 2階2F列1番 作 青木豪 演出 いのうえひでのり 新感線45周年記念夏興行。主演に昨年宝塚を対談なさった柚香光さんを迎えたほか、初新感線組が何人もいらっしゃるフレッシュな顔ぶれ。冬興行とそのあたり差別化した感じですかね。脚本は青木豪…

「サンダーボルツ*」

監督ジェイク・シュライアー。マーベル版スーサイド・スクワッド…という感は正直薄くて、DCのスーサイド・スクワッドはヴィランたちをチームアップさせた作品だけど、サンダーボルツはヴィラン…というよりも「ヒーローにならなかった(なれなかった)」やつ…

「アンジェントルマン」

ガイ・リッチー監督の新作!MI6の前身だったり007のモデルとなった人物と言われてたりという特殊非公式部隊を描いた作品。ど派手な打ち上げ花火的映画かと思いきや、実話ベースなのでやっている作戦自体は地に足ついてるというなんか不思議な映画だったな。…

「アマチュア」

ラミ・マレック主演のサスペンス映画。CIAのサイバー捜査官であるチャーリー・ヘラーは最愛の妻と幸せに暮らしていたが、ロンドンで起きたテロ事件に妻が巻き込まれ、テロリストに殺害されてしまう。妻を喪った悲しみに耐えきれないチャーリーは妻を殺害した…

「教皇選挙」

ローマ教皇死去後、新たな教皇選出のための選挙「コンクラーベ」を題材にした映画。監督はエドワード・ベルガー、脚本ピーター・ストローハン。今年度のゴールデングローブ脚本賞、アカデミー脚色賞を受賞。ピーター・ストローハンは「裏切りのサーカス」の…

「ウィキッド」

事前に劇団四季の「ウィキッド」も観劇して、満を持しての映画版鑑賞。字幕版を見ました。吹替え版もすてきなキャストを用意されていて力が入っていて観たかったけど、やむなし。監督はジョン・M・チョウ、エルファバをシンシア・エリヴォ、グリンダをアリア…

「蒙古が襲来」東京サンシャインボーイズ

京都劇場 1階G列5番 作・演出 三谷幸喜 1994年に休止という名の解散をした東京サンシャインボーイズ、解散時に30年後「リア玉」で復活するという予告を打っていたことは割と有名な話ですが、解散から30年、本当に、マジのマジで東京サンシャインボーイズが…

「SIX」

シアター・ドラマシティ 5列29番 原作 トビー・マーロウ&ルーシー・モス 演出 ルーシー・モス&ジェイミー・アーミテージ 在位38年間のうちに6度の結婚をしたヘンリー8世の6人の妻が彼女らを襲った運命の悲喜交々を高らかにパワフルに歌い上げるロックミュ…

「三月大歌舞伎 通し狂言仮名手本忠臣蔵 昼の部(Aプロ)」

歌舞伎座 1階11列7番 今回の通し上演、「勘九郎さんセット」を一泊二日で見ようとすると夜→昼にならざるを得ず、通しの意味を思えば昼→夜のほうがいいのはわかってるんですが、そうも言ってはいられないという。というわけで昨夜のBプロ夜の部の興奮もさめや…

「三月大歌舞伎 通し狂言仮名手本忠臣蔵 夜の部(Bプロ)」

歌舞伎座 1階3列24番 松竹130周年の記念行事として、今年は三大名作の一挙上演が予定されており、第一弾は「仮名手本忠臣蔵」。歌舞伎座で仮名手本忠臣蔵の通しをやるのは12年ぶりだそう。全段、AプロとBプロが組まれており、勘九郎さんはAプロで塩冶判官、B…

「殿様と私」まつもと市民芸術館プロデュース

近鉄アート館 B3列9番 作・演出 マキノノゾミ MONOを観にABCホール行ったときに偶然チラシを見かけて、マキノさんの作・演出で主演が升さんとか、ちょう良さそうじゃん…しかもアート館だし…とその場でチケットを取ってしまうという。こういうの久しぶりっす…