- 東京建物ブリリアホール 2階B列29番
- 原案・振付 マイケル・ベネット 演出 ニコライ・フォスター
私にとってコーラスラインというとマイケル・ダグラスがザックを演じた映画の印象が大半で、舞台でこの演目を見るのは初めて。アダム・クーパーがザックをやるというので、他の観劇予定と抱き合わせで観に行ってきました。
内容はもちろん知っているし(というか、コーラスラインのパロディってテレビとかでもむちゃくちゃ流行りましたよね)、それほど複雑なものではないので字幕でじゅうぶんに理解できる。今作は新演出版とのことだけど、残念ながらオリジナルを知らないのでどの程度アレンジされているかはわかんなかったな。2階席で見ましたが、アダム・クーパーがむちゃくちゃ客席を通るので(演出家の役だから)、上からではしばしば視界から消えてしまうけど、まあでも気になるほどではない。
名もなき「コーラスライン」として役を得るために必死なスターの卵たち、そのひとりひとりにドラマがある、ということを掬い上げた脚本はむちゃくちゃ画期的だと思うし、この作品の初演は1975年だけど、この構図が50年(!)経った今なお有効だというのも、物語の骨格の強さを表してるなと思います。これ、ある意味で岩井さんがやっている「ワレワレのモロモロ」そのものだよな、と思ったりして。
フィナーレの「ONE」はさすがにスタンダードナンバーの風格というか、観客に高揚感をもたらしてくれるので、観た後の満足感はかなり高かったです。ブリリア、足を踏み入れたの2回目かな?チケット買う時に過去の「ここが見やすい」「ここはだめ」という先人たちの血と汗と涙で書かれた体験談を参考にした甲斐あって、視界クリア、ノーストレスで観られてよかった!