「X-MEN: フューチャー&パスト」


上映もそろそろ終わるかという段になって駆け込みで見てきますたー。確かついったのTLで見かけたんだと思うんだけど、かつての親友が2年〜70年ぶりに再会してまず最初殴り合う、いや殴り「合って」るのはひと組だけか、ともかく出会い頭に殴られる三部作を制覇できてうれしいです。なんだその三部作。

ミュータント対策計画を推進した科学者をレイヴンが殺したことにより反ミュータントの気運が高まり、またその際にとらえられたレイヴンの遺伝子から対ミュータント最悪の兵器「センチネル」が開発されてしまう。センチネルの暴走によって荒廃した未来の世界から、ローガンは歴史を塗り替えるために若き日のマグニートーとプロフェッサーに時空を超えて会いに行く…というのが基本の筋書き。

ヴィラン好きとしてはエリックとチャールズだったらエリックでしょってなりそうなんですけど、なぜかこの二人ではチャールズをひいきしてしまう私なのであった…それにしても!相当にスケールのでかい話ながら、しかし究極「これってもしかして教授がいかにして立ち直ったか話なのでは…」と思ってしまうほどに、ジェームス・マカヴォイ演じる若き日のプロフェッサーがしどころのある役柄であり、またそれをマカヴォイが十分な説得力で見せてくれるあたり、たいへんに楽しかったです。エリックはあんな堅牢なところに押し込められていながら、出た途端にmy理論で暴走するあたり(そしていいだけ無双するあたり)ほんとある意味意志強固ですね。出会い頭に一発殴られるところ大好き(笑)

それにしてもレイヴンがものっすごいフューチャーされているストーリーでしたが、あれなのか、ジェニファー・ローレンス推しだからなのか。エリックとチャールズのわだかまりもレイヴン取った取られた的な話もしていて、うんまあそうだけど…と思いつつ、あの砂浜のときそんなにもだったっけ…とか思ったりもしたりネ!そしてローガンはほんと時空を超えて報われない苦労をしにいった感がすごい。いや結果報われたんですけどさ!

「未来」側ではなんといってもおじいちゃんかっこよすでしたね…!マッケランさまー!センチネルのクリーチャーぶりが、クリーチャー嫌いじゃない私でも「ちょっといいです…」と敬遠したくなる禍々しさで(あの顔がぱかぁって開くとこほんと凶悪!)、余計絶望感ありましたね…。

エリックの息子だというクイックシルバーのキャラ造形がものっすごキュートで、最後まで彼がもう一回出てくることを期待してしまったわたしですよ…次のアベンジャーズにも同じキャラは出てくるらしいですが、どんな造形になるんでしょうか、たのしみです。