「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」見てきたよ!(めっちゃネタバレ!!)

というわけで、台湾で「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」見てきたわけですが、さすがに映画本編の感想は鍵かけた方がいいだろう…ということでこちらに。今まで海外で王の帰還ホビット2部見てるし、海外遠征のハードルが低い、のはいいんだけど、今までの2作と今回で最大の違いは「今までは原作があった」っていうね!つまり、前の2作は英語難民でも「原作の展開知ってる」というアドバンテージがあった!けど!今回は違う!大丈夫なのか俺!

というわけで今から感想メモ書きしますけど、英語力の低さゆえにわかってない、ところも多々あることを念頭に置いていただきたい!どうぞ!よしなに!


・いきなり山場かというような雪山での対ヒドラ戦だったのでテンション爆上がり
・最初の予告編であった、キャップが扉を蹴ってるシーンなかったなー。バッキーのことをストラッカーに聞いたりしなかったんですか?ねえねえ!
・社長がニューヨーク決戦から抱いているトラウマが具現化してあらわれるシーンすごかったわね…社長のことをいつも冗談で豆腐メンタルとか言いますけど本当は優しい男じゃけんそうなるのよな…
・しかしワンダとピエトロは最初何がしたかったのだろうか。いや、トニーに復讐心を抱いているというのはわかったんだけど、彼に幻影を見せてロキの杖を取らせる、ところまで計画のうちっぽいじゃないですか。それでトニーが何をしようとするかまで読めていたということ?それともロキの杖を使うよう仕向けたことで仲間割れをはかったってこと?
・ストラッカーおいたんがすごくあっさり退場したのでええええっ!ってなった
・ロキの杖から人工知能を開発することを企む科学組。このふたりのコンビぶりもっと見たかったわー
・パーティのシーンでさりげなくサムが出てきたのでわあ!ってなった。キャップとビリヤードで遊んだりしてさー仲良しー
・ローディのジョークのとこ大好き!1回目にトニーと兄上にまったくウケず、女性陣に再度披露してウケをとるんだけどそのあとの複雑な表情実に良い!
・事前に公開もされていたムジョルニア持ち上げシーン、思った以上にコミカルですんげえ客席でもウケてました。特にキャップがちょっと動かせそうな気配になるところ最高
・これに限らず、今回兄上の「天然脳筋ぶり」が随所に見られて、ソーのこういうコミカルな部分が好きなひとには満足度高いんじゃないかと思った。あのクインジェットの中でバナー博士に「おまえマジ強くて最高だな!」的に讃えてみんなが「うわあ…」て感じになるのも良い
・ムニョムニョ持ち上げといえばバナー博士渾身のハルクギャグに涙がとまらない がーおー
・楽しいパーティが一変、ウルトロン誕生のシーンとなるわけですが、襲い来るアイアンレギオンらを倒したあとのシーン、RDJの芝居がすばらしい、さすがとしか言いようない。「誰かを殺したと言ってた」「でもここには私たちしかいないじゃない」「いや、いる」といってボロボロになったジャーヴィスを見せるシーンほんと胸痛い。その前にジャーヴィスに話しかけてるところとかもさー。トニーにとってはまさに「ひとりの死」なわけで、それを引き起こしたのが他の誰でもない自分っていう…
・パーティに行く前に「ボス、楽しんで」「ああ、愛しているよ」とか言わせちゃうのあざといんだけど、あざといんだけどー!あとクインジェットのステッカーとかさ…。でもこういう、プログラムに心を寄せちゃうあたりはトニーが愛されるキャラクターである大きな部分でもあるんですよねえ
・ウルトロンは何が目的なのか、というシーンで笑い出す社長の絶望…うううう…せつねえ
・しかしここでのキャップの落ち着きぶりゴイス。みんな少なからずパニックになってるのに、あそこで「力を合わせるんだろ」と言えちゃうキャップ。そこでみんなちょっと我に返った感じになるものね


・ウルトロンさんはどうやってマキシモフ姉弟に連絡をとったのでしょうか。電話…?(ちがうだろ)
・ウルトロンの目論見に気がついてヴィブラニウムの産地ワカンダに飛ぶアベンジャーズ。ここでアンディ・サーキスが武器商人のような役で出てくるんですが、ここのウルトロン、ていうかそれを演じるジェイムス・スペイダーのスペイダーぶりがすごい。腕ぶった切っておいて「ごめんごめんごめん」とか言ってみせるとことか、トニーの名前聞いて激昂するとことか、まー見応えあるある
・内部からアベンジャーズをぼろぼろにしろ、と言われたとおりにメンバーに次々幻影を見せていくスカーレットウィッチ。しかしそれに引っかからないホークアイ!すごい!経験者は違う!
・この幻影のシーン、キャップが見るのは終戦直後の夢で、ペギー「踊っていただけるかしら?」って言われるっていう、キャップファンなら涙もののあれなんだけど、戦争は終わったの、みんな家に帰るの、想像して?って言われて振り返った瞬間全部が消え失せてるシーンすげえぞっとした
・いや、聞き取りのニュアンスが違うかもしれないんだけど、でもペギーが「imagin it」って言ったのは間違いないんだよなあ。帰るべき家を思い描けないキャップ…
・しかしこういう場合基地に残るのは大抵女子の役割だけど、このメンバーの場合それは博士なのねっていう(笑)
・幻影を見せられて暴走するハルク、そしてハルクバスターのシーン。間違いなく前半のハイライトなのでは?いやーこれほんとすごい、えっ!宇宙に!?ってとこからビックリしたけど、ハルクバスター装着、「全員下がれ」(←これめっちゃカッコイイ!)、壊れてもスペアの効くギミック、まあアイデアの宝庫ですよ!ここは4DXで見たいと思わせるなー!
・最初に社長が説得を試みる時の台詞もすき…きみはかしこくて、みたいなやつ。でも聞いてくれないとわかったとたんに「あっそ」みたいになるのもイイ
・sleep,sleep,sleepは場内もれなく爆笑でした あれだいすきだー
・絵に描いたようにボロボロになったアベメンバーを連れてホークアイが向かうのがまさに彼の「home」なのであった
・ということでここでホークアイ実は妻子持ちでした展開になるという。シールドにも内緒とか言ってたっけ?それは言ってなかったっけ?
・ナターシャは前から知りあいっぽかった
・さてここまであえて一切触れずにきた、今回のナターシャ&バナーのロマンスですが、やーどうなんでしょうねこれ。個人的にはナターシャをちょっと便利使いしすぎなんじゃないかって気がしないでもない
ヒドラ戦でハルクからバナーに戻すのがナターシャだったり、パーティでの会話だったり、スティーブに「君たちいい感じだね」と言わせたり(個人的にこういう説明台詞が入ることにすげえ違和感を覚える)、そしてこのバートンの家での会話ね
・作品の展開のためにナターシャのキャラクターがブレているような気がしてそこは個人的に疑問符でした。いやまあ、こういうビッグバジェットムービーではぜったいどこかにロマンス要素を入れなきゃいけない病があるのは指輪関係のときに重々学びましたけども


・早くから映像が出ていたキャップの薪割り…というか薪砕き、ここでトニーがさあ、「なんでおまえだけ平気なんだ」みたいな感じでつっかかるじゃん、みんなどこかダークサイドがあるもんだろ、って。いやでも違うのトニー!キャップの闇はあれよ、けっこう深いわよ!だって「思い描けない」んだもん…!って言いたくなったわたしです
・機械の調子が悪いから見てもらえる?って言われて納屋に向かうトニーと、あの機械にまず話しかける感じちょうイイよね…こういうとこが社長の愛されるとこ…
・そして出てきたラッパーのおじさん、いやちがうニック・フューリー
・ところでいちおう死んだことになってたけど(表向き)、キャップとナターシャ以外のメンバーも生きてたことは知ってたんでしょうか
・ここらあたりでバートンが「この仕事が最後だよ」とか言ったりしてるからゲー!マジかよなにこのフラグ…でもバートンはシビルウォーにも出るっつってたから死なないよね…とか気が気じゃなかったわたしだ
・今回いわゆる「再生医療」が割と大きくとりあげられてるんだけど、その研究施設が韓国にあるという設定になっていて、そこで繰り広げられる韓国市街地戦はとにかくSHIELD3人組(キャップとナターシャとバートン)がまーカッコイイ
・スカーレットウィッチはあの再生技術によって作り出された「人間」にパワージェムを埋め込んで、それとコネクトしようとするウルトロンの思念を読み取って初めてウルトロンがなにをしようとしているかを知る、って感じなんだけど、それまではあれなのかな、単にアベンジャーズをボッコボコにしてやってよ!!的なことだったのかな
・そしてキャップの「あきらめない、見捨てない」精神に感化されるふたり(というように見えた)
・ウルトロンから奪還した人間(パワージェムが埋め込まれている)にジャーヴィスのデータとシンクロさせようとする社長…おお…これは社長のジャーヴィスへの愛なんでしょうか
・科学組とキャップ&マキシモフ姉弟組の一触即発すごかった。あの温厚なバナー博士がスカーレットウィッチの仕打ちに怒りを露わにしてるし、トニーにはトニーの論理があってこの仕事を邪魔させてなるものかと思ってるし、キャップからしたらあのジェムを使って今度は何をしようとしてるんだ、だし
・そこに現れるソーたんなのであった…すんげえ神様っぽかったねここ…
・そしてヴィジョン爆誕
・ヴィジョンももちろんものすごいポール・ベタニー感あるんだけど、っていうかまあほぼ本人そのままだったね。なんとなくソーに親近感あるようで(産みの親…的な…?)、あのムニョムニョ渡すシーンは最高にウケていた


・最終決戦地、最初みたときそんな「地表ひとかじり」みたいなことしてどうしたいんだ…と思ってたけどあれなのね、いわばお手製核爆弾みたいなことだったのね
・いまいちちゃんと理解できてないんですけど、バナーが捕まってるナターシャを助けに行くじゃん。あそこでバナーが作戦に加わろうとしないのはそもそもそういう指示だったの?それともバナーの独断?すいませんすげえ肝心なとこわかってなくて
・というかここも、そもそもナターシャ捕まる必要あったのか感がなー。つまり、このふたりのシーンを作りたいからなんだよな、と思うとやっぱり彼女を便利に使いすぎてるような気がする
・とはいえ突き落とすのすごく似合うねウィドウ。さすが「彼女の仕事」w
・パニックになってるスカーレットウィッチに喝をいれるホークアイまじ格好良かった。「俺はお前の子守をするつもりはない。怖いと思うならここで隠れていればいい。だがあの扉を一歩出ればお前はアベンジャーズだ」って!!!いやなんかたぶんこんなニュアンスなこと!!言ってた!!!気がする!!!(いいかげん)
・アベンジャーズ+ヴィジョン+マキシモフのアッセンブル、社長が「どうやって我々を倒す?」って煽られて「じいさんの言葉を借りれば…『力を合わせて』さ」つーとこ燃えるところですよね!つーか中国語字幕で「老頭」って出たのじいさんってことだと思うんだよね!
・それにしてもあのアッセンブルでキャップはくるくる回転しすぎとおもうの
・その「ひとかじり」を空中で四散させるしかない、ってなるんだけど、残された人をどうするかで諦めないキャップ。全員を助けるのはむりだ、と現実的なメンバー。
・そこにあらわれるのがババーン!ヘリキャリア~~~!!!(ドラえもん風に)
・見ながら「チッ、フューリーめ…!」ってサムズアップしたくなった私ですよ
・しかもヘリキャリアにあの!ウィンターソルジャーでラムロウに銃を突きつけられながらも発進を拒んだあの子が!乗ってて!すげえテンションあがった…そして言い慣れない単語を一生懸命言っていてかわいかった…
クイックシルバーが「これがSHIELDなんだね」「ああ」「…悪くない」って言うとこちょうかわいかった…あと市民を誘導しているときのキャップの鬼命令(急げ、でも死ぬな、的な)にため息つきつつ頑張ってるのもかわいかった
・なのであんな結末になってしまいおねえさんは悲しかです
・でも…ほんとに?と思う私もいる…だって死んでても死んでないのがこの世界…
・そしてクインジェットからウルトロンを引きずり下ろしたハルクがさあ、もうさあ、あの背中がさあ…!かわいそう、みどりの子かわいそう
・フューリーはナターシャに「そのうち絵はがきでも送ってくるだろ」的なこと言ってたのかな
・ラストはSHIELDの新しい施設だったけど、そしてこの台詞はここでかー!ってなったけど、あれかな、つまりエージェントオブシールドシーズン2後半でここまでの経緯が描かれる的なあれなんですよね!?それ見たいー見たいー!!!


やー、勢いで台湾まで見にきてしまいましたけど、見たら見たで「次のシビルウォー…」とか考え出すのでほんとマーベル罪深いですね。日本公開は7月4日、とりあえずIMAXと4DXは逃したくないっす!あとけっこう未公開シーンがあるとかDVDではエンディングにおまけがつくとかそういう噂も聞こえてきたり来なかったりですけど、いいんだよ…どーんとおまけつけてくれていいんだよ!待ってるよ!!!