「TOP OF THE WORLD」コンドルズ

  • MIDシアター Cブロック4列19番
  • 構成・映像・振付 近藤良平

NHK芸術劇場で放送された渋公での様子と、全方位ステージというところに惹かれて出かけてきました、コンドルズ。行って良かった・・・楽しかった。あー楽しかった!マイベストコンドルズを更新するイキオイだった。くそー、年末の京都行きてえなー!

今回の公演、近藤さんにはじまり近藤さんに終わる、って構成がすごくいい。あの狭い舞台の上で全員が踊るのも圧巻!だし、全方位ステージもすげえ良かった。プロセニアムな舞台よりこういう舞台のコンドルズの方が自分は断然ピンとくる。

あえて希望を述べれば全方位にしてはちょっと正面が決まりすぎてるきらいがあったかな、というところ。私はCだったんだけど、逆サイドの人はちょっとフラストレーション感じたかも、と思ったところもありました。それから、もうちょっとだけ、ダンスシークエンスをふやして欲しいかな〜という、希望と言うより欲求が。狭い舞台なのでいつも通りにはいかないと理解しつつ、狭い舞台だからこそ観たい!思っちゃいました。

コントも、「なげーなーーーー」とダレる時間がかなり減っていて、ぬるめのやつをテンポよくお見せします!という感じだったのが良かったかな。全方位ならではの人形劇はアイデア勝ち。体操コントも好きです、オクダさんのキャラ落ちという気もするけれども。ラストに入る前の勝山&小林のシーンでは「ここだけ本気演技モードです」な小林さんが素敵だったです。

ああ、それにしても、私藤田さんとかど真ん中でタイプなのに、石渕さんのこってり感とかかなり好きなのに、それでも近藤さんが踊っていたら近藤さんだけを見てしまう・・・。だめだ。なんであんなにかっこいいんだろう。吸い込まれるよ本当に・・・。ラスト、明かりの中に近藤さんの手だけが浮かび上がるところ、涙が出そうになったぜ。

大盛り上がりでカーテンコール3回?4回かな?最後スタオベで、すでに物販の方へ行っていたとおぼしき藤田さんとか慌てて戻ってきてくれたりしていやもう最高だった。小林さんがいつまでもいつまでも舞台上に残っているのを、つかまえに来た近藤さんの笑顔にメロリンラブ。やべえっすよこれ。