- 新国立中劇場 16列70番
- 作 ピエール・コルネイユ 演出 鵜山 仁
堤・秋山・段田の「タンゴ・トリオ」に高田聖子さん参加という、鉄板!とも言える布陣に惹かれてチケットを押さえたんですが、うーんうーん、多分これ、私の体調も関係していると思うんですけど、冒頭で完全に乗り遅れました・・・。まったく舞台に集中できない状態。中盤からは持ち直しましたが、結局最後まで入り込んで見ることが出来なかったんですよねえ。
出来すぎたドラマのような筋書きを「劇中劇」というハコの中に入れてみせる構造は自分の好物でもあるし、最後の「役者の仕事」についての語りは感動的であったのですが。
役者さんは皆さすがというか、いい仕事師ぶりでした。聖子さんはギリギリ新感線テイストになりそうなところを抑えていたかな〜。堤さんの説得力ある男前(ダメ男)さ加減もよかったです。
しかしこんなに集中できないのも久しぶりだった。なんでも詰め込めばいいってものじゃないですね。反省。