2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」

テニス史に残る伝説の名勝負、1980年のウィンブルドン男子シングル決勝のボルグvsマッケンローを題材にした映画。スウェーデン・フィンランド・デンマークの合作、監督はヤヌス・メッツ。製作陣の顔ぶれから見てもわかるとおり、基本的にはこの決勝にウィン…

「またここか」

DDD青山クロスシアター 8列139番 脚本 坂元裕二 演出 豊原功補 小泉今日子さんが主催する「明後日」のプロデュース公演で、脚本をあの坂元裕二さんが書きおろすという。坂元さんが朗読劇をおやりになったのは知ってたんですけど、拝見する機会がなく、連続ド…

「イェルマ」ナショナル・シアター・ライブ

今の住所に引っ越してきてから縁遠くなっていたナショナルシアターライヴ。遠征の合間の時間に見に行ってきました。時間が短い(約107分)のも助かった。ロルカの戯曲を現代のロンドンに置き換えた脚色がされており、その脚色が実に見事。水槽のような透明な…

「ジャージー・ボーイズ」

シアタークリエ 11列13番 演出 藤田俊太郎 ブロードウェイのロングランミュージカル、2014年にはクリント・イーストウッド監督で映画化もされています。日本版初演は2016年、その年の読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞。文字通り鳴り物入りでの再演です。とに…

「プーと大人になった僕」

マーク・フォスター監督。原題は「クリストファー・ロビン」ですが邦題の示す通り、大人になったクリストファーがふたたびプーと再会するお話です。「100エーカーの森」にさよならを告げた後のクリストファーは寄宿舎での辛い生活、父との別れ、戦争、結婚、…

「ドキュメンタリー」劇団チョコレートケーキ

小劇場 楽園 RA列2番 脚本 古川健 演出 日澤雄介 薬害エイズ訴訟において原告となったミドリ十字を題材に、その内部告発者のインタビューという形をとって構成された作品。作中、名称は変えていますが(ミドリ十字はグリーン製薬というように)、裁判等で明…

「秀山祭九月大歌舞伎 昼の部」

歌舞伎座 3階5列9番 昼の部は「金閣寺」「鬼揃紅葉狩」「河内山」というラインナップ。「金閣寺」はなんといっても福助さんが久々に舞台に復帰されるということと、その舞台で児太郎くんが雪姫を初役でつとめるという。福助さんのお姿だけでも拝見したいなと…

「東大寺歌舞伎」

東大寺大仏殿前特設ステージ 中央ブロック7列26番 東大寺世界遺産登録20周年記念ということで、大仏殿前の特設ステージでの公演です。野外、ということで最初は迷ったんですけど、勘九郎さんの連獅子かぁ…観たいよなぁ…と思い切ってチケット取りました。ビビ…

「アントマン&ワスプ」

インフィニティ・ウォーでありとあらゆるひとをいろんなもののずんどこに叩き落したMCU最新作。とはいえ全米公開は夏の初めだったのでね!かなり待たされた感じはありつつも、しかし今回ばかりはこのスパンがありがたかったかもしれない。ということでインフ…

「夫婦」ハイバイ

東京芸術劇場シアターウエスト E列9番 作・演出 岩井秀人 2年半のスパンで再演、かつ芸劇地下のシアターイーストとウエストで「て」「夫婦」同時上演。同時上演なのでこちらの「お父さん」は岩井さん本人が演じておられます。お母さん役は初演に引き続き山…

「贋作・桜の森の満開の下」NODA MAP

東京芸術劇場プレイハウス S列21番 作・演出 野田秀樹 89年初演から、歌舞伎版もふくめて野田秀樹の手がける五度目の「贋作・桜」、初日に拝見してきました。今後パリ公演を経て大阪、北九州、そして再び東京と長いスパンの公演なので、自分の観劇はまだまだ…

「て」ハイバイ

東京芸術劇場シアターイースト G列15番 作・演出 岩井秀人 最初に見たハイバイが09年に上演された「て」でした。たぶん、誰かの熱い推薦を目にして足を運んだと思うんだけど…誰だったか覚えてない。いや拝見した舞台のことはよく覚えています。ハイバイで上…