最初に見る作品はこれにしようと決めてました。なぜなら最後のダンスシーンが大好きで大好きで大好きだから。ちなみに最後に見る作品も決めてます。
まず本編から(当たり前)。もー本当に皆驚くほど若い。14年前だものなあ。しかし、VINTAGE1のボーナスディスクだった「ピルグリム」と2年しか違わないのに、なんだかこちらは風格のようなものさえ感じます。
オープニングの音楽がショーケンの「ラストダンスは私に」。お、思い出すなあ・・・
ひとつどうしても残念なのは、舞台で使っていた曲、洋楽については原曲が使えないってのがほんとに痛い。第三舞台の曲使いの格好良さって群を抜いていたから、差し替えでどうにもぽわぽわな音になってしまうのがなあ。しょうがないことなんだけどさ。
筒井さんの女1バージョンが収録されて居るんだけど、山下さんの女1バージョンがすごく好きだったのでこっちも見たいなあ。見たいなったら見たいな。というわけで、初演のDVD化もぜひご検討下さいますよう。
小須田さんの森山幸男は、やはり絶品。
あと、これ男4が池田成志さんですけど、いっやあもう・・・やばいっす。91年の8月にこれが上演されてるんですけど、これちょうど成志さんにとって初めての「熱海」の3ヶ月後なんですよね。
ひょんなところであの頃の池田成志に出会ってしまった、みたいな。
もう格好いいなーとかいうレベルじゃないですもん。今ももちろん格好いいひとですけど、この頃の格好良さは凄まじいっていうレベル。なんか画面越しなのに色気がぶわあああああっ!!!!って出てるっていうか・・・。
落ちそう、マジで。いやもうとっくに落ちてるんだけど。
ダブリン再演のページでG2さんが「成志さんの熱海が大好きだった」「またああいうのやって欲しい」と仰ってるんだけど、私も大賛成。いい加減で胡散臭い成志さんもいいですけどね、あの人が本気出したらそりゃあもう・・・すごいんだから!!!