2009年のベスト

いきなり回顧かYO!って感じですが例年新年1発目にやってますので(笑)

観劇本数38本(リピート含まず)。去年よりさらに減ってますね。ライブの本数よりはさすがにまだ上回ってますが(た、たぶん・・・)さすがにこの本数では10本チョイスは難しい、ということで5本をチョイス。観劇順です。

  • returns

東京サンシャインボーイズ復活。いきなりこれってのもどうなのかっていう気もしますが、いやしかし個人的にこの1本を外して今年を振り返ることは出来ないなあという。作品としてどうかはもう判断できない、この際。けれどずっと忘れられない作品になったことは間違いないです。

  • 神様とその他の変種

ベストかなー2009の。それぐらい好きでした、好きでしたし、素晴らしい作品だったと思います。演劇を見る興奮を味わわせてくれた舞台でした。ここのところのケラさんのワーカホリックぶりと、しかし密度が決して薄くならない仕事の数々には頭が下がります。

  • 奇ッ怪

好きな役者さんが打ち揃い、しかもあの空間であの濃密な舞台。小さな劇場で見られることの興奮を味わわせてくれました。当日券での人の入りようもすごかった!あんなに人が溢れたトラムは初めてみたかも。口コミで当日券の客が増えていったあたりもいかに良質な作品だったかって感じですよね。

何度も見ているのに、その面白さをまた更新してくれるってのがすごい。そもそもそんなに法界坊自体好きな演目でもないのに、この舞台はよかったなあ。ラスト、名古屋城天守閣を借景に芝居を見せるあたりは、野外テント公演ならではの醍醐味。

新感線の底力というか、上川・堺・稲森のトライアングルも素晴らしく、それを支える手練れの役者陣も好演、いい舞台にならないわけがないという。結局東京2回、大阪1回観たのかな。2階席、2列目、中盤といろいろな場所から楽しめてよかったです。来年の新作2本も楽しみ!