FM802 STILL20 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY

年またいじゃいましたが、RADIO CRAZYのかんたんレポだけ備忘録がわりにおいておきますー

間に合わないか!と思ったけどなんとか途中から入れました〜〜。今年の夏フェスのTV放送を録画していたら何度か演奏しているところを見て、ボーカルの人の声が強くていいなあ〜と思っていたのす。なのでなんとか1曲だけでも間に合いたい!と思っていまして、いやーしかしよかった!まじで!ネイティブダンサー、セントレイ、そしてナイトフィッシングイズグッドを聴けて、とくにナイトフィッシングイズグッドはSLSの放送で見たのがすごく印象に残っていたので是非聴きたいと思ってたんですよね。クイーンのボヘミアンラプソディを思わせる複雑な構成、歌詞もすごくいいし、タイトルがまたほれぼれする!バンドの音もよかったし、ボーカルの山口くんの声の強さはやっぱりすごい!来年是非ワンマンに行ってみたいなあ。激戦になりそうだけども・・・!

そのままLステージに残ってピロウズ。DANCE WITH GODで幕開けでした。YOUR ORDERとメロディーやったな〜。まだOOPARTSツアー行ってないので新曲初めて聞きました。YOUR ORDERピロウズらしい曲でいいっす!あんまりMCなかったけど、途中、楽屋でYO-KINGが裏のRステージでやってるのが聞こえて、ちょうど「heyみんな元気かい」をやっていた。さわお「ヒット曲があるって羨ましいですね!」って(笑)それで、前住んでいたマンションに遊びに来ている野良猫と仲良くなるために、いつもこの曲を口ずさみながら近づいていくというのをやっていたらしい(笑)半年ぐらいかけて仲良くなったそうです。なんつーキャワなエピ!
ファニーバニー、サードアイ、雨上がりに見た幻、ハイブリッドレインボウと名曲の連打。雨上がりはほんっとに名曲だなあ〜〜。ハイブリのpeeちゃん渾身のギターもよかった。つーか見るたびにpeeちゃんの格好良さが気になってしょうがない(笑)今日も青いピックをちょっとかざすようにしていたのとか、何?peeちゃんなんなの!?カッコヨスーー!と身悶えしておりました。ラストはPOISON ROCK'N'ROLL。最初は緊張していたかな?という空気もありましたが雨上がりあたりからがんがん温度があがっていく感じがありました!

ピロウズ終わった後Rステージにダッシュ。Lが押していたのでもう終わってしまったかなと思ったけど、間に合わなくてもいいから、って思って走ってたら他にもそういう人がたくさんいた。会場に入ったらちょうど最後のsugar!に間に合った。スクリーンで夏のRIJFの映像が流されてた。涼しげな顔しながら必死に声を出す志村くんを見ながらがんがんに踊った。曲が終わった後スクリーンに麦わら帽子でポーズをとった志村くんのナイスショットが出て、MASAHIKO SHIMURA 1980-2009と字幕が出た。ありがとー!って心の中でお礼を言ってきたよ。いい音楽をほんとうにありがとう!

  • 帰ってきたナニワサリバンショー

ステージにアコギ5本。最初は過去のナニワサリバンショーの名場面で、清志郎さんと数々のアーティストのコラボレーションが流れてました。最後に宮藤官九郎さんと作ったナニワサリバンショーのテーマがフルで。いやあ・・・宮藤さんにとってあんな晴れがましいステージはなかっただろうなあと思います。
映像が終わるとまずトータス。わりとしんみりしたMCから「ヒッピーに捧ぐ」。なんつーかこのタイミングで聴いてしまうといろんな想いがよぎってしまって、多分他の観客もそうだったのかもしれないですけど、会場内が一種異様な空気でした。次の岸田が「Oh!baby」をやったんだけど、また岸田が一言も喋らない。次にYO-KINGが出てきてようやく和んだ感じのMCをしてくれてやっと空気が緩んだ、みたいな。新しめの曲をやります、アコースティックということでコードが簡単なのにしました!間違えたらやり直します!ってかわいかったなー。「毎日がブランニューデイ」をやったんだけど、すっごいYO-KINGに合ってた!次に「僕の友達を呼びます!」といって浜崎貴司さん登場。YO-KINGと浜崎さんで「デイドリームビリーバー」、浜崎さんひとりで「君は僕を知ってる」。ステージにはそれぞれが使うアコギが立てかけられてたんだけど、赤いギターが残って、最後は民生。あの、ひと股のときに使うキャスターのついた椅子にまたがったまま横着な感じで出てきて、椅子に座り直すと一言「大層な雰囲気ですなあ」。観客もやっと安心して笑えた、みたいな感じでした。例によってあのひと股のゆるい空気の中、ギターのチューニングが合わず若干慌てる民生(笑)チューニングしながら「清志郎さんの曲ねえ・・・あんまやったことないんスよ」「あの声じゃないとねえ・・・なんか別の曲になっちゃうっつーか」その民生が選んだのは「スローバラード」。よくぞここまで個性の強い、かつ歌に力のある5人が揃ったなってメンツだったし、そしてその期待に違わず皆素晴らしかった、というか迫力がありすぎて、真に迫りすぎていたからこそのあの異様な空気にもなったと思うんだけど、しかしこの民生のスローバラードはすごかった。圧巻、というのはああいうことをいうのだろうと思う。声に気圧されたという感じでした。
最後は5人全員出てきて雨上がりをやったんだけど、トータスが民生にいじられるいじられる(笑)トータス曰くトップバッター努めて楽屋に帰ったら民生にめっちゃ責められたらしい(笑)この空気をどうしてくれるんだと。次に出るヤツのことも考えろと。「見ろ!岸田なんか一言も喋ってない!(笑)」挙げ句「一人でやってて、久々に大人数になってどうよ〜」とか言って、トータスに「そんな大阪のウルフルズファンの神経逆撫でするようなことよう言うなあ!」とか言われてました(笑)

Lステの時間が押しまくっていたのでこれまた間に合わないかも!と思いながらRステにダッシュ。またか!なんというよく走る師走!おかげで深夜高速、東京タワー、そして真冬の盆踊りを聴けました。いやーせめてよさほいには間に合いたい!と思っていたので嬉しかったよ。相変わらず竹安さんの仕事師っぷりにはしびれるぜ・・・!深夜高速が802ノヘビーローテーションに選ばれたことに触れて、ヘビロテの最高齢を更新した!と胸を張っておられました。いやしかしフラカンのライブの楽しさは鉄板!

ここまでノンストップだったのであとはユニコーンまで体力温存しよう、とフードエリアに行ったけど、すっごい人だったのでいったん会場を出てWTCでメシ。おかげで暖かかったしゆっくり座れたし、フェスってどこらへんで見切りをつけるかも大事だなーと思いましたマル

HIATUSもいちばんうしろでちょっと見つつ、終わってからちょうど会場の真ん中あたりで見たかなあ。よく見えました。ハッタリ〜ジゴロのSEから登場、1曲目からいきなり服部!いや今年の締め!という感じのおいしいとこどりセットだったとおもいます。半世紀少年まで聴けたしなあ〜〜。途中阿部のまわりにみんなが集まってひそひそ、なにやるのかと思ったら全員でコマネチのポーズとか(笑)民生が何かっちゃカウベルを叩こうというフリに入るのがおっかしかった!WAOのときは何故か「フゥ〜!」っていうのが今日の流行りだったみたいで民生も阿部も連呼してた。本編最後はHELLO。聴きながら、わたしにとっての2009年の1曲はこれだなあっておもいました。普段ライブの時は一緒に歌ったりしないけど(煽られたときは別)、この最後の「流れゆく光たちよ」からのコーラスだけ一緒に歌った。いろんなことが頭をよぎった。すばらしい曲、この曲に出会えてよかったなあと心からおもう。
アンコールでは「練習してないんで、今までやった曲から」とうそぶく民生、そしてまたカウベルを持つ真似(笑)もちろん冗談で、かつてクリスマス過ぎても流してもらえるように、と作った、これ以上ないという場面での「雪が降る街」。あーこれをなあ、ユニコーンで聴けてるってなんかすごい話だよなあと思いつつ、1年の音楽ライフをしめくくるにこんなずっぱまりなものもない、という曲でしめくくらせてもらえました。

去年はロッキンオン主催のCDJに大晦日カウントダウンに来ていて、エレカシ終わって会場を出たらサンドイッチマンユニコーンの5人の羽織袴姿の看板背負って「ユニコーンが復活します〜!」ってゆってたんだよな、とおもうと2009年はほんとユニコーンに始まり、ユニコーンに終わった年だったなと思いました。さわお風に言うなら、2010年もいい年にしたい!よろしく!