皆既食・追記

読み返したらあまりにもヴェルレーヌのクソメンぶりにしか言及してなくて申し訳ない気持ちに。なので「なぜそれがここまで印象深く刻まれてしまったのか」をつらつら考えてみたんだけど、思うに「一緒にいてもお互いがお互いを傷つけるだけなのにどうやっても離れて生きることができない」という業のようなものを感じとれなかったからなのかなーと思った。なので「色々手に持ってるけど持ってるそれをどれも手放したがらない」ヴェルレーヌがすごくスノッブに見えてしまうという。

御大の乙女心爆発演出、大好物なんですけど、こういった共依存とでもいうべき関係よりも、食うか食われるか、やるかやられるか、な命のやりとりを挟んでのブロマンスのほうでより発揮されるんだなーと改めて思いました。なにを改めておもっとるんだというツッコミはさておき。