2003-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「スターダストメモリー」 コンドルズ

中之島リサイタルホール I列26番 構成・振付・演出 近藤良平 なーにが観たくてコンドルズ観にきちゃうんだろうなあとぼんやり思ってみたんですが(笑)。コントもぬるいっちゃあぬるいし、だれる部分がない訳じゃないし、ダンスだってメンバー全員がもの…

「熊沢パンキース03」

ウーマンリブ 近鉄小劇場 B列16番 作・演出 宮藤官九郎 面白かったです。頑張ってチケット取っただけのことはありました!腹が痛くなるほど笑いながらも、ダークでマッドな空気も堪能させてもらいまして。当日パンフ、というか挟み込まれた当日ビラの宮藤…

「京都11区」

MONO AI・HALL 整理番号22番 作・演出 土田英生 華があるとかそういうわけでもないのにMONOの役者さんが大好きだし、派手でもなんでもないけど土田さんの脚本や演出が好きだ。なんなんだろうなあこれは。「京都を京都らしく」の政策からこぼれた地…

「青十字」

KERA・MAP 三鷹芸術文化センター星のホール H列1番 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 実際の舞台は拝見していなくてテレビで見ただけなんだけど、ナイロンの「すべての犬は天国に行く」がすごく好きで、お話の構造的にちょっと似たところを持…

「八月納涼歌舞伎・鼠小僧」

歌舞伎座 2階り列12番 脚色・演出 野田秀樹 東に死にそうな人あれば行って棺桶の算段促すような、ケチで強欲な棺桶屋三太。金持ち兄貴の病死で遺産が転がり込むかと思いきや、思いの外の計算違いでいつのまにやら大名屋敷の蔵破り。せっかくかすめ取った…

「阿修羅城の瞳」 新感線

新橋演舞場 5列39番 脚本 中島かずき /演出 いのうえひでのり まず全体の感想。観て損はない一級品の舞台であることはもう間違いなしです。お客を飽きさせないほっておかない、見せ場はがっつりきっちりと。歌舞伎役者の華とヅカトップの華のぶつかり合…

「きらら浮世伝」扉座

近鉄小劇場 E列9番 作・演出 横内謙介 江戸時代に実在した版元「蔦屋重三郎」のお話。戯作では山東京伝、滝沢馬琴、大田南畝ら、絵師では歌麿、写楽を世に出した、実在の人物(これがすごいよな!)の生き様を描いた物語。今で言うところの、編集者ってポ…

「奇人たちの晩餐会」

近鉄劇場 ZC列22番 作 フランシス・ヴェベール 演出 荻野繁 去年だか一昨年だかに見た「七人ぐらいの兵士」がすごく面白くて、芝居的な要素が薄味といえどもさんまさんのお笑い動態視力の神髄を垣間見せてもらうことが出来たので、今回も当たったらいい…