「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」 キャラメルボックス

「ブリザード・・・」でコケたのでおそるおそる行ったら今度は結構あたりでした。冒頭で、白黒服のトリックに気付いてしまっていたので、最後の伏線は読めてしまっていたけど、話も良かったし、いい作品だったと思う。ちょーーーっと悔やまれるのはあの浮気の大オチだよなぁ・・・あれだけは余分だったんではないかと・・・・うーむ・・・・。

それから、成井さんが当初「ハードボイルドを目指す」みたいなことを仰ってた記憶があるんだけど、西川・大森・上川のサイドストーリーがこれもちょっと・・・なくても良かったんじゃないかと・・・うーむ・・・。

しかしこれだけ「?」な点があってもいい作品だ、と思えるのも、家族が事故にあったときの近江谷さんの台詞「家族旅行だもんな。」と、最後のシーンの美しさ、少年時代の曲、そして何よりも町田久実子さんのがんばりが伝わってきたからでしょう。彼女の当たり役でしたね。

再演では浮気の大オチではなかったような気がする(笑)