この作品が「じてキン史上最も再演希望の高い作品」とは知りませんでした。話の筋は全く変更なし(いや野茂ネタはあったけど)、キャストも基本線は殆ど変わらずだったので、純粋再演の色が濃かったです。難を言えば歌川さんの旦那役が小須田さんから吉田朝さんに変わっていて、吉田さんもちろんうまいんだけどどうしても(どちらかといえば)気の弱いサラリーマンに見えなくて困った。そのせいかどうか、ラスト記憶が戻ってから二人で抱き合うシーンの感動がちょっと薄れてしまったような・・・?今回のキャストでアタリだったのはM.O.Pの三上さん。京さんとコンビで関西弁漫才をやってくれて爆笑ものでしたねえ。あと不思議なのは、初演は2幕3時間じゃなかったように思うのに今回二幕モノになっていたこと。特にセリフや場面が増えたようにも思わなかったんだけどなあ。
これももう7年前かあ。最近のような気もするんですが。吉田さんに京さんに川原さんに三上さんと、ヨダレのでそうないい男揃いでしたね。